あなたの結婚のことを心配されているのは、お父さんですか?
それともお母さんですか?

「幾つだと思っているの。いい年して独身なんて、いい加減に早く結婚しなさい!」
お母さんに言われたことがある人も、いらっしゃるでしょう。

「あんな男はダメだ!」
娘の結婚には、父親の方が反対することが多いです。

父親が反対すると、母親はどちらかといいますと、可愛そうになって子どもの見方になっていただけます。

息子の結婚では、母親が反対することがあります。

息子の嫁に相応しいかどうかで、難癖をつけることがあります。

父親は息子のお相手には、甘くなります。

親は自分とは異姓のお相手には、寛大になることがあります。

子離れできない親と、親離れできない子が最近多くなりました。

一人っ子や子どもが二人だけですと、親が手をかけすぎてしまうことがありますので、甘やかせることを含めて、必要以上の育て方をしてしまうのでしょう。

婚活されている人の中には、社会人となってもまだ親と同居されている人を嫌がる人がいらっしゃいます。

この親離れや子離れが、社会人になってもできていなくて、結婚してもこの親子関係で苦労したくないということからです。

                
20歳中頃までに娘に結婚相手が現れますと、父親が反対することがあります。

娘には甘く、お相手には厳しいです。

「背が低い。」
「大した勤め先でもない。」
「年が若すぎる。」
「年が離れすぎ。」
「そんな大学ではね。」

娘が選んだお相手では、幸せになれないと考えるのではなく、まだお嫁に行かせたくない気持ちが大きいことから、父親が反対をすることがあります。

その時の母親は、娘がいいと思う人なら、結婚を許してあげれはいいのにと思っています。

単なる親子関係の問題であって、決定的な反対の理由ではない結婚話しの場合は、親も子もこの良縁のチャンスを逃してしまいますと、その後の結婚は難しくなります。

結婚のチャンスは、そんなに簡単に巡ってきません。

20歳中頃で逃した良縁は、35歳になっても結婚はできなくなります。

娘の心の中には、彼ができたとしても、親に反対されるから紹介できなくなっています。

親がいう理想の人を求めるようになってしまって、自分の理想とは違う人ですので、心の中で葛藤してしまいます。

親の顔色を見ながらのお相手探しでは難しくなります。
そうなりますと、親が早く結婚しなさいと言っても、結婚はなかなかできることでもありません。

子どもの気持ちを理解することも親の役目です

でも、いつまでも手元に置いておきたい気持ちではなく、子どもの幸せを思って親が反対するお相手と結婚しても、幸せになれないことが少なくありません。

人生経験が豊かな親の直感は、当たることがあります。

結婚をスムーズに運ぶためには、親の承諾が必要になります。

結婚を決める前に親にお相手を会わせる人と、結婚を二人で決めてから親にお相手を会わせて、報告するようなことがあります。

結婚は親の協力が無くて、二人だけでの生活は難しいです。

できれば親の理解をいただいて、結婚したいです。

親に結婚を切り出すタイミングもあります。
そして、親の心配を無くすための準備も必要です。

自分が親になったときに、子どもの結婚相手に求めることは、どのようなことでしょう。

親になると分かりますが、親の気持ちも考えてみることもいいのではないでしょうか。

仲人型の結婚相談所では、プロポーズのタイミングや仕方、親への挨拶の時期や仕方などもご相談いただけます。