成婚前の迷いと、結婚前の迷い
何かを決断する前には迷うことがあります。
「お客様、とてもお似合いですよ。」
「そうかな? もう少し考えてみます。」
クリアランスセールで、洋服を買うときにこのような会話をされませんでしたか?
店員さんに勧められて、いいかなと思っても、その場では決断出来なかったことがあると思います。
何故でしょう。
「本当に似合っているのかな?」
「他にもっと安くていい服があるかも。」
「今、買わなくてもいいかな。」
このような迷いがあると思います。
欲しいけど決断出来ないことには、「この服でいいのか」、「もっといい服が」、「今でなくても」と言った迷いが出てきます。
この3つの理由は、いろいろなことに当てはまります。
結婚も結納を済ませて、いざ結婚式が近づいてきますと、「この人と一緒に暮らせるのだろうか。」、「他にもっと自分に合う人がいるのではないか。」、「今結婚しなくてもいいのでは。」このようなことを考えてしまうことがあります。
どうしてこのような気持ちになってしまうのでしょうね。
大きくは、一緒に暮らせるか不安があるからです。
一緒に暮らす自信がないということではありません。
不安には、今はいいけれどそのうちに嫌いになられてしまうことや、嫌いになってしまうこともあります。
今は好きだけど、いつまで続くか分からないということもあります。
お付き合いしていく途中には、喧嘩もあると思います。
結婚式や住む家を決めるときなどには、二人の意見の違いから喧嘩や価値観の違いも感じてしまうこともあります。
このようなことは、誰にも当然あります。
しつけや教育、しきたりや文化なども違う家庭環境などで育ってきた二人ですので、それは喧嘩もあり価値観も違います。
それらを乗り越えて結婚する運びとなったことですので、自信を持って結婚式に臨むことができるはずです。
成婚という結婚相談所の定義も、結婚の前段としてプロポーズをされて、またプロポーズを受けて成婚となります。
プロポーズをするときや、プロポーズを受けるときには、迷いがあったらすることも受けることもできません。
もし迷いがあるなら、他にもっと自分に合う人がいるのではないかと思う気持ちからです。
この人と結婚したいと思う気持ちがあれば、その人とのご縁を大切にすることです。
あの時のご縁を大切にしておけば良かったと、後悔しないようにしましょう。