お相手のことを知ることが目的

お見合いでお話しが上手くできなくて、黙ってしまう時間がありました。

婚活されている方は、このようなことを経験された方も少なくありません。

ご自身がお話しをされても、お相手がその話に入ってこなければ、その話題の話は続きません。

話題があって、その話についてのキャッチボールができなければ、話は一方的になるか途切れるかです。

知らない方とのお話しですので、会社の同僚やお友達などと話すのと大違いです。

お見合いの目的は、お互いのことを知り合うということです。

でも、面接のようなことではいけません。

お相手を知るのは、話の内容からだけではなく、話し方や態度なども窺うことになります。

お話しが面白かったです。

ということだけでは、もしかするとお相手のおしゃべりが上手くて、あなたのことを知ってもらえなかったかも知れません。

一方的なお話しだったので、私のことは知ろうとも思わない様子でした。

これでは、お話しをされていた方の自己満足に終わってしまいます。

約１時間のお見合いでのお話しは、お互いのことを知ることが次に繋がります。

もう少し知りたいということになれば、もう一度お会いしたいということになります。

お話しの内容は、まずはプロフィールシートにあることからです。

プロフィールシートには、お相手の情報が多くあります。

趣味、仕事、出身地、休日の過ごし方、親や兄弟姉妹といった家族構成など、お相手のことを知ることができる情報があります。

これらの情報から、趣味であればどの程度のことができるのか。

お相手の趣味に共感できるのか。

或いは趣味といってはいるもののその程度のことなのかなど、ご自身が判断できるように聞いていくことが必要です。

お相手にも自分のことを聞いてもらうことも大切なことです。

よく女性の趣味に書かれています「料理」ということがあります。

どのような料理を作られますか？

このような質問をしますと、あまり上手くできないので得意な料理はまだありませんとか、最近料理教室に行き始めたばかりですので、まだ上手くはないです。

なんて、答える女性がいます。

これでは趣味にはなりません。

このような時に男性が言うには、聞いたことが申し訳なく思えましたと。

男性が女性の趣味に「料理」と書かれていることを期待するのは、日本料理やイタリアン・フレンチ料理、いろいろな種類のパンが作れることを期待します。

卵の目玉焼きではなくオムレツ、焼き肉ではなく生姜焼き、ロールキャベツのように、少し手間のかかる料理です。

このように料理一つとっても、お相手のことが分かります。

話しの話題はいくらでもあります。

結婚相手という大事なお相手を探している婚活ですので、真剣にお相手と向き合うことが大切です。

そのためには、お相手のことを知るということが目的ですので、知りたいことをプロフィールシートから頭に入れて、お会いすることが充実した出会いになります。

その知るということには、お話しの内容だけではなく、口調や態度などを見ることも重要なことですので、あなたもお相手に見られていることを意識して、有意義な時間を過ごしましょう。

いつでもご相談を受けますので、いらしてください。