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梅雨があけて、暑い日が続いた夏日に「成婚退会することになりました」と言う一本の電話がありました。

「お相手に嫌なところが無いです」と、幸せそうな声で伝えていただきました。

彼女が入会されたのは、ちょうど一年前の夏の同じ月でした。
小さなお子さんを見ていると、早く結婚して自分も子どもと一緒に出かけたり、怒ったり笑ったりして、一緒に成長したいということもありまして、婚活を始めることになりました。

自分自身がいいと思う方とも順調にお会いできて、何人かの方ともお付き合いもされたりしていましたが、思う人とはちょっと違うようで、年が明けると少し婚活にも疲れが見えてきました。

5人から7人くらいお会いされると、疲れが出てくることがあります。

「自分がわがままだと思いますが、この方だと思う人とは、なかなか出会えてないんです」と、自分自身がさも悪いことのように言われました。

活動を始めて半年が過ぎようとした日でした。

お相手選びに自信を無くしたのか、気持ちも沈んでおりましたので、気になるお相手を選んで申請していただいて、弊社でその申請のお相手が、その方にとっていいお相手かどうか判断してから、お見合い申請をすることで、新たな出会いを求めて活動を仕切り直しいたしました。

それでも、気に入った人との出会いもできずに春も終わりに近づいてきたある日にお見合いがありました。
                            
弊社は基本的にお見合いのお引き合わせをさせていただいておりますので、会場でもありますホテルの最寄り駅で、いつものように待ち合わせをいたしました。

いつものお見合いのときの待ち合わせと変わらず、時間ぎりぎりに笑顔で、「こんにちは」と近づいて来られました。

駅からホテルまでは約10分少しかかります。
その間は、最近の生活の話やお相手選びの話をしていましたが、急に「私は結婚出来ないと思います。」といい始めました。
「私ってわがままなんですよね。たぶんお相手に求めることが厳しいのでしょうね。」
「こんなことでは、結婚出来ないと思います。自分がいけないのは分かっていますが。」

いつもお見合いの前にお話をしておりますので、何を言いたいのかは分かります。
今日のお見合いでは、お相手のいいポイントを確認して、次に繋がることを自分で探して、楽しくなるように話せるといいですねとお話しをさせていただきました。

 

「今日の方は、気兼ねもせずにいろいろとお話しができました。」と、報告がありました。

このお相手とご縁があって交際となりました。
3回目のデートの前に連絡がありまして、お相手のお住まいの地域を確認してきますとのことでした。
住む地域は大切なことです。
その地域で暮らせるかは大事です。

お付き合いが始まってから1ヶ月が経過したときに電話がありまして、「実家より開けていて、住みやすそうです。」との報告がありました。
お付き合いも順調そうです。

梅雨もあけて、暑い夏も本格的になった日に電話がありまして、「二人で話し合って、成婚退会することにしました。」

途中、挫折はありましたが、「この方だ」という方とのご成婚に嬉しく思いました。
内心ほっとしたことも確かです。

いつもご成婚で思うことは、お会いしたり、連絡をしたりしていたことが、急になくなってしまうことが、寂しい気持ちになることも正直なところです。