高い理想の結婚相手選びより活動中に理想が上がる方が危険

皆さん結婚相談所にご入会される方は、ある程度の理想を持ちながらお相手を探されます。

例えば、高年収の男性が良いまたは美人の女性が良いなど人によっても持つ理想はさまざまです。

カウンセラーの立場からどんな理想を持っていても最初は良いかと思います。

理想のお相手と会えればそれにこしたことはないですが。

もしなかなか理想のお相手とお会い出来ない時に、理想を少し下げたり変えたりしながら思考錯誤してご自身の

価値を知ることも大切になってきます。

はじめから理想があるとしっかりとお相手選びが定まるので結果がなかなか出ない時の調整はしやすいです。

もし理想が高くお会いできていない状況でも理想は譲れないとなる話は変わってくるのですが。

活動結果に基づいて理想を変えていけば結果は自ずと出てきます。

逆に、活動中に理想が上がる時は、注意が必要になっていきます。

多くの方が自然と理想を上げて活動が難航しているケースがあります。

現在の結婚相談所では、お相手検索などでお互いの承諾が得られればお見合いを組んでいきます。

現状の理想で会えているにも関わらず、理想をどんどん高めてしまう人がいます。

『活動の中でもっと良い人がいるかもしれない』という思考の状態です。

そうなると理想が知らず知らずに上がっていくのでお見合いの成立率が下がります。

当たり前ながら今までの理想よりも高い基準の人を求めていくからです。

結果、会える人数もだんだん少なくなっているにも関わらず活動期間だけが長引いていきます。

最初の方の理想のままでお会いしていたらご縁が掴めていた可能性も充分にあったのにいつの間にか活動状況は厳しくなっていきます。

ただ一度、上げた理想を下げることは難しいです。

理想が高い状況で活動して上手くいかず下げる軌道修正よりも活動中に理想を上げて今度は元の理想に下げる修正は非常に難しいです。

何故なら最初に、理想が高くなかった時期に会えていた状況が続いていたので、突然会えなくなった理由が分からないからです。

自然と知らず知らずに上げてしまっていることに気づかれていない状況なのですね。

逆に理想がはじめに高かった人は、理想が高くてはじめは会えなかったことにご自身で気づいているので、活動に生かせる訳です。

まずはじめは、高い理想をもっていても構いません会いたい人にまずはチャレンジしてみて理想の結果に基づいて、今後の活動方針を考えていくことがとても重要となります。

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