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あなたの考える結婚相手はどのような方ですか?

初回面接でお聞きしますと、「普通の人」と言われる方が多いです。

男性も女性も「優しい方」という人柄を示す方も多いです。

「優しい」ということは、美しいとか優美という姿や様子を示すこともあります。

 

「普通の人」とは、ごくありふれた、特別なことではない、特に変わってない、など一般的な人ということです。

でも人によってはその普通の基準に若干の違いがあります。

 

自分自身のことを普通の人間だと言っている人がいますが、他の人からするとその人は普通の人ではないと言われている人もいます。

どこが、何が普通なのかということもあります。

容姿なのか性格なのかなど、どこを基準に普通と捉えるのかも重要となります。

 

顔を普通に当てはめると、とびっきりの美人や美男子、イケメンやモデル顔など、整った顔や見栄えがいい顔は普通の顔ではないということです。

となると普通の人ではなくなります。

 

では、その人の髪型や髪の色が一般の人と大きく違っていたらどうでしょう。

変わった人と思われてしまうこともあります。

顔だけ見れば素敵。髪型などは変わった人。

言い方では「あの人普通じゃないよね」になってしまいます。

「普通の人」から「普通じゃない」変な人になってしまいます。

 

婚活を始める方の「普通の人」とは、一つには、美人でも美男子でなくてもいいということです。

これは容姿にあたります。

二つには、男性に対しては一流企業にお勤めしているとか、エリートでなくてもいいということです。

女性に対しては家柄やお稽古事、客室乗務員などの職業に拘らないということです。

職業や将来性に関することですが、見方によると一種の見栄になりますよね。

 

やはり生涯を共に暮らすことになりますので、容姿より性格や生活習慣が大切になります。

性格や生活習慣が普通でないと変わった人になりかねません。

 

外見であります容姿は、変えることができます。

整形することは別としても、髪型や髪の色を変えるとか、化粧の方法を変えるだけで男性も女性も変わります。

ファッションセンスも同様です。

今まではダサいとか似合っていないとか見られがちだった人が、専門のスタイリストに見立てていただくことで、見栄えが良くなり、自分に自信が付きます。

容姿は、結婚されてからも変えることも変わることもできます。

 

性格や生活習慣は、すぐには直せません。

また、直せないものもあります。

自分自身のことですので、他の人に言われたからといって直ることでもありません。

ただ、メンタルケアの観点から直せないことでもありませんが、本人の努力が大きいです。

 

このように「普通の人」といっても、外見と内面の両面がありますので、写真やプロフィールで受ける判断より、お見合いで見受けられる内面こそが大事になります。

いろいろな方にお会いすることによって、内面を確認することができるようになりますので、お見合い時間の1時間から1時間半を、ご自身の将来を判断する貴重な時間として有意義に使っていただきたいと思います。

 

「普通の人」は大事です。