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婚活男性にとっては、婚活女性のお料理の腕が気になります。

女性の趣味や得意なことに「料理」と書かれていることが多いです。

結婚相談所の仲人さんによっては、女性は料理が出来ないと男性に選ばれないので、料理と書いといた方が良いですよと、指導されるところもあるようです。

 

いまだに料理は、女性が行うことと思われているのでしょう。

調理師やコックさんには、男性が多いです。

板前さんは、ほとんどが男性ですので、料理のプロということになれば、女性ではないということになります。

それって、よくよく考えてみれば変ですよね。

 

家庭料理は女性が作るもので、本格的な料理は男性が作るものですか?

最近は女性の料理人も多くなりましたが、まだ男性社会ですよね。

でも世の男性は、母親の料理が忘れられないようです。

おふくろの味を求めて、転勤先の男性が小料理屋で、「肉じゃが」を懐かしそうに食べている姿もあります。

                                 

料理は地域によって味や食材が違います。

お雑煮一つとっても、お餅を焼くか煮込むかでも違いますし、醤油か味噌ベースによっても違います。

食べる方によっては、同じお雑煮でも全然違う料理になります。

 

家ごとの味がありますので、どこまでお相手に求めるかで大きく違います。

一昔前でしたら、女性は家で家事・育児をするものとされていましたので、旦那さんのお母さんの料理を習って、その家の味を受け継ぐことでしたが、今は核家族化と女性の社会進出で、味を受け継ぐこともあまりなくなりました。

 

でも、男性にとってはおふくろの味が忘れられなく、女性に求めますが直接言い出せないのが現代社会です。

当然、夫婦共働きの社会になっていますので、家事や育児も分担します。

 

住む地域やしきたり、作法や味が違う二人が生活するのが夫婦ですので、今まで何十年も過ごしてきた生活と同じことを求めても、それは無理だと言わざるを得ないです。

どちらかに慣れるか、新しいものを二人で創り上げるかになります。

 

料理教室で教わりますと、おふくろの味というよりは、本格的な料理に近い味になります。

また、お惣菜屋さんやデパートの食料品売場でのおかずでも、多くの人が好む味を出しています。

おふくろの味ではありませんが、美味しい味付けがされています。

おふくろの味に拘ることはありません。

 

子どもを授かれば、その子どもはまたお母さんの料理が、おふくろの味になりますので、時代ごとにその味も変わってきます。

昔は調理したものが今ほど手に入り難かったので、おふくろの味に馴染みましたが、今はどこのスーパーに行っても、コンビニエンス・ストアーでも、調理されたお料理がありますので、おふくろの味に拘らなくても、いいのではないでしょうか。

 

それよりは、親を思う気持ちが大切ですので、遠く離れていても、行き来や連絡をすることを忘れないようにしてください。

親は、あなたの結婚も心配していますよ。