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2025.04.24

気になる人ばかりで決められない|婚活が長引く“本当の壁”


なぜか決めきれない婚活が続くあなたへ


婚活をしていると、誰もが一度は感じる悩み──「決め手がない」。
条件も悪くない、話していて悪い印象もない。むしろ「気になる」と思える相手も多い。
それなのに、交際を進めてもどこかでストップがかかる。


「気にはなるけど…なんか決めきれない」
「嫌じゃないけど、好きかどうか分からない」


このモヤモヤは、デートを重ねるほどに深くなり、結局はお断り。
そして次の相手に切り替えても、同じことの繰り返し──。


まるで“婚活迷子”。自分でもなぜか分からないまま、時間だけが過ぎていく。
その裏側には、自分でも気づいていない**“心の壁”**が存在しているのです。

① いつも“比較の視点”で見てしまっていないか?


気になる人が複数いるとき、無意識にやってしまうのが「比較」。


・Aさんは優しくて安定感がある

・Bさんは趣味が合って話が盛り上がる

・Cさんはリードしてくれて頼りになる


どの人も“悪くない”。でも、どの人も“決め手に欠ける”
この「もうちょっといい人がいるかも」という思考が続く限り、選択ができなくなります。


婚活では比較そのものは必要です。ただし、“判断軸”がないと、選ぶことができないのです。


自分が本当に求めているのは、見た目?価値観?安心感?
たとえば──


・一緒にいて自然体でいられるか?

・連絡頻度が合うか?

・将来について会話ができる相手か?


これらはプロフィールでは見えない要素です。
比較するなら“自分の理想との距離”で比較すべきであり、人と人同士で比べるものではないのです。

② 好きかわからない…その正体は“自己防衛”かもしれない


「なんとなく良いけど好きか分からない」──この感覚の正体は、実は自分を守るための“防衛本能”であることが多いです。


・うまくいった後で傷つくのが怖い

・期待して裏切られるのが怖い

・本気になって振られるのが怖い


だから、心のどこかでブレーキをかけている
それが「好きか分からない」という形で表れているんです。

婚活をしている人の多くが、この“恐れ”と無意識に戦っています。

「感情が高まらないのは、相手のせいじゃなく、自分が心を閉ざしているからかもしれない」──この視点が持てるかどうかで、大きく変わります。


大切なのは、まず“受け入れる姿勢”。完璧じゃなくても、試しに一歩踏み出してみる。その勇気が、感情を動かす起点になるのです。

③ 婚活で“最初からビビッとくる人”に出会えることは少ない


婚活の現場では、「この人だ!」と一目で感じることの方が珍しいです。

「ピンとこなかったから交際終了」「ときめかなかったから先に進めない」──この判断でチャンスを逃している人はとても多いです。


感情は、時間をかけて育つものです。


・話しているうちに落ち着くようになった

・会うたびに表情が柔らかくなっていった

・少しずつ心が動いてきた気がした


実際の成婚エピソードでも、「最初は好印象どまりだったけど、気づいたら安心できる存在になっていた」という声が多くあります。


大切なのは、「感情のスタートライン」を重視しすぎないこと。
じっくりと関係を築ける人を見逃さない姿勢が、婚活ではカギになります。

④ “誰を選ぶか”よりも、“どう選ぶか”が婚活の鍵になる


「選べない」と悩んでいる人ほど、実は“選ぶ軸”が曖昧になっていることが多いです。


・年収、身長、学歴など“条件”だけで選ぼうとしていないか?

・世間的な「正解」を探そうとしていないか?


本当に大事なのは、自分にとっての“快適な日常”が送れるかどうかです。


・心地よく話せるペースが合う人か?

・気疲れしない空気感があるか?

・一緒に笑える、素の自分を出せるか?


この視点をもつことで、「どれも惜しい」で終わっていた婚活が、進み出すこともあります。


選ぶことは、誰かを選ぶ以上に「自分の人生をどう過ごしたいか」を選ぶこと。
自分らしい軸をもつことで、選ぶ不安がグッと軽くなるのです。

婚活が長引いてしまったあなたへ|視点を変えれば進み出せる


「この人でいいのかな?」「決めきれないのは直感が外れているから?」


そんな悩みが続くと、「婚活ってしんどい…」と疲れてしまうのも無理はありません。

でも、視点を変えるだけで大きく状況は変わります。

「選ぶことがゴールじゃなく、“選んだ後の積み重ね”が本当の婚活」


そう考えられると、一歩ずつでも進む勇気が湧いてくるはずです。


感情は後から追いつくこともあります。
迷ったままでも、「この人とちゃんと向き合ってみよう」と決めること。
その覚悟が、やがて自分の背中を押してくれます。


婚活が長引いて苦しくなったときこそ、“選ぶことの意味”を、自分自身に問い直してみてください。

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