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2025.11.06
何回目のデートで“本音”を出す?婚活で失敗しない距離の詰め方

婚活をしていると、「どこまで素を出していいのか分からない」と感じる瞬間があります。
初対面では丁寧にしすぎて疲れてしまい、2回目以降になると「もう少し自分らしく話していいのかな」と迷う。
でも、相手の反応を見ながら慎重に進めているうちに、いつの間にか“何も印象を残せないまま”終わってしまうこともある。
逆に、早い段階で本音を出しすぎると、相手が驚いたり、重く受け止めたりして距離が生まれてしまう。
その結果、「自分を出しても引かれる」「素を隠しても続かない」という板挟みの状態に陥り、どうしても自信をなくしてしまう。
婚活では、感情の勢いよりも“タイミング”が重要です。
どんなに相性が良さそうでも、本音を出すタイミングを間違えると関係が進まない。
だからこそ、「何回目のデートでどこまで話すか」を意識的に整理しておくことが、婚活を長引かせないコツです。
初回デートは“素を出す”より“また会いたい”を意識する
初回デートは、お見合いを経て初めて“プライベートな会話”を交わす日。
まだ相手も慎重で、あなたの雰囲気や言葉づかいから“今後の印象”を決めていく段階です。
ここでは、“素を出すこと”よりも“もう一度会いたいと思われる関係づくり”が何より大切になります。
婚活の初デートで意識すべきなのは、会話量や盛り上がりよりも“空気のやわらかさ”。
過剰に明るくふるまったり、頑張って話題をつなげたりする必要はありません。
大切なのは、相手が話しているときに自然にうなずいたり、笑顔で聞く姿勢を見せること。
この段階では、印象の良さ=“安心感”で決まります。
また、まだ関係が浅いうちに、家庭観や結婚観などの重いテーマを出すのは避けましょう。
「まだ早いかも」と感じる話題は、相手に“確認されている感覚”を与えてしまうことがあります。
それよりも、「この人と話していて心地いい」「一緒にいると落ち着く」——そう思ってもらえる雰囲気を作る方が、次につながります。
あなたが“素を隠す”のではなく、“柔らかい部分を見せる”意識を持つこと。
それが初回デートの目的であり、婚活をスムーズに進める第一歩になります。
2回目デートは“好かれよう”ではなく“自然に話せるか”を確かめる
2回目のデートは、少し打ち解けてきたようでいて、まだ慎重な空気が残る時期です。
相手は「もう一度会ってみたい」と思ってくれている段階ですが、関係が深まるかどうかはここからが本番。
ここで多くの女性がつまずくのが、“好かれること”に意識が向きすぎてしまうことです。
「嫌われたくない」「印象を下げたくない」と考えると、どうしても会話が型通りになります。
しかし、婚活では“正解の答え”よりも“素直な感想”の方が伝わるものです。
例えば、相手が話した内容に「それ、私も思いました」「そういう考え方、素敵ですね」と自然に共感できるかどうか。
一方で、「それはちょっと意外でした」と少し違う意見をやわらかく伝えるのも効果的です。
こうしたやり取りができると、相手は「この人は自分の話をちゃんと聞いてくれる」と感じます。
つまり、“合わせる会話”ではなく、“心が動く会話”を積み重ねることが、信頼を育てる近道。
この段階では、まだ「本音をさらけ出す」ほどの深さは必要ありません。
むしろ、「自然に話せる」「気をつかわなくても沈黙が怖くない」と思える関係かどうかを、自分の中で確かめることが大切です。
婚活で続く関係は、“頑張ってつくった距離”ではなく、“自然に心地よく感じる距離”から始まります。
3〜4回目は“価値観”を少しずつ共有していく段階
3回目前後のデートは、関係の方向性を見極める大切なタイミング。
初回・2回目で「居心地の良さ」ができていれば、ここからは一歩踏み込んで、相手の考え方や価値観に触れていく段階です。
とはいえ、いきなり「結婚後はどうしたいですか?」と尋ねると、相手は身構えてしまう。
この時期に意識すべきなのは、“日常の中に将来を感じさせる会話”です。
たとえば、「休日はどんな過ごし方が理想?」や「家でゆっくりするタイプですか?」など。
一見何気ない質問でも、生活スタイル・交友関係・仕事との向き合い方が見えてきます。
また、自分自身の考えを交えて「私は外出も好きだけど、家でのんびりする時間も大切にしたい」と話すと、価値観のすり合わせが自然にできます。
婚活においては、「結婚観を早めに聞かないと時間の無駄」という意見もあります。
ただ実際には、3〜4回目の段階で大事なのは**“質問すること”より“共有できる空気を作ること”。
価値観の違いは話してみなければ分かりませんが、相手が本音を話したくなる雰囲気を作れる人ほど、真剣交際に進みやすい。
また、この時期は「気になる点が出てくる時期」でもあります。
たとえば連絡の頻度や、話題の方向性、言葉の選び方。
すぐに否定的に捉えるのではなく、
「この人はこういう表現をする人なんだ」と一度受け止めることが大切。
その上で「自分がどう感じたか」を冷静に整理していく。
価値観の共有とは、相手を変えることではなく、“違いを知ったうえでどう関わるか”を考える作業でもあります。
5回目前後、“素の自分”で過ごせるかが分かれ道
5回目あたりのデートになると、お互いのペースが少しずつ見えてきます。
LINEのやり取りや会話も自然になり、「この人といると落ち着く」と感じられるようになってくる。
この頃にようやく、“素の自分”を出せるかどうかが試される段階に入ります。
本音を出すというのは、相手に弱音を吐くことではありません。
「緊張してたけど、最近やっとリラックスできるようになりました」
「今日は少し疲れ気味だけど、会うと元気になります」
そうした等身大の言葉が自然に出るようになること。
それが“信頼が育った証拠”です。
ここで注意したいのは、“素を出す”=“何でも言っていい”ではないということ。
相手を試すように感情をぶつけたり、急に重い話題を出したりすると、相手は戸惑ってしまう。
本音とは、相手に理解してほしい気持ちを丁寧に伝えること。
「こういう時はこう感じる」など、感情を説明する形で出すと、受け取られ方がやわらかくなります。
また、この時期に“相手の受け止め方”をよく見ておくことも重要です。
あなたが少し弱音を吐いたとき、相手が落ち着いて聞いてくれるか、あるいは会話を避けようとするか。
その反応が、真剣交際に進んだ後の関係性を左右します。
素を出した時に相手が受け止めてくれるなら、その人は“安心できる関係”を築ける相手。
婚活では、この“安心して自分でいられるか”の実感が、何よりの判断基準になります。
“本音を出せる関係”こそが、結婚後も続く安心の土台になる
多くの女性が、「本音を出す勇気がない」と悩みます。
でも、本音は“勇気”で出すものではなく、“信頼の積み重ね”の結果として自然に出てくるものです。
早く距離を詰めようと焦るよりも、信頼が育つ順に少しずつ心を開いていくことが、婚活を長引かせない近道。
真剣交際に入る前には、お互いに“結婚を前提に考えられる相手か”を確かめ合うことになります。
ここで必要なのは、理想や条件を語ることではなく、
「この人となら、自然に話し合える」「違っても歩み寄れる」——そう思える関係になっているかどうか。
本音を出せる関係とは、意見が合うことではなく、“違っても話せること”。
相手の意見を尊重しながら、自分の考えも伝えられる関係こそ、結婚後の安心に直結します。
婚活で大切なのは、“素を見せる勇気”ではなく、“素を受け入れ合える相手”を見つけること。
本音を出せる関係を築けた時、相手を信頼しながら自然体でいられる関係が完成します。
それは“結婚後も続く穏やかな関係”の土台であり、
婚活のゴールではなく、“ふたりのスタートライン”なのです。
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