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2025.10.27

優しいのにモラハラっぽい…そう感じた時の正しい向き合い方

デート中は優しく接してくれるし、態度も丁寧で、声を荒げることもない。

褒めてくれたり、気遣ってくれたり、こちらを大切に扱ってくれているように見える。
それなのに、なぜかどこか引っかかる。

「この優しさは本物なのか?」「ちょっとモラハラっぽい気がする」と感じる瞬間がある。


この感覚は、相手の言葉そのものではなく、言い回し・間の取り方・判断の誘導 といった、会話の“微細な差”に現れることが多い。

相手が直接的に否定してこないため、「自分の気にしすぎかもしれない」と自分の感覚を疑ってしまいやすい。

しかし、違和感を覚えた時点で、相手との関係には力のバランスの偏りが生まれている可能性がある。


ここでは、優しいのにモラハラっぽいと感じる理由と、その時に取るべき向き合い方について整理する。

最初に「優しさ」を見せる男性がいる理由

最初から厳しい態度を取る人は、相手に警戒される。

そのため、支配願望が強い男性ほど、出会ってすぐの段階では「分かりやすい優しさ」を強調する 傾向がある。


例えば、初回デートで積極的に支払いや段取りを引き受けたり、「なんでも任せて」「全部やるよ」と、過剰なリードを見せることがある。

一見、頼りがいがあるように感じられるが、これらは相手に「この人は信頼できる」という感覚を先に植えつける働きがある。


ここでポイントとなるのは、優しさの目的が“相手を思いやること”ではなく、“主導権を握るため”に使われている可能性があること

相手が安心して自分に合わせてくるようになれば、判断軸を少しずつ相手側の都合に寄せやすくなる。

つまり、優しさは“人間関係の主導権を取るための入口”として利用されることがある。

モラハラっぽさは“言い回し”と“反応速度”に出る

モラハラ気質は、露骨な命令や攻撃ではなく、相手の選択肢を狭める言い回し として現れることが多い。

例えば、以下のような表現である。


・「その選択、悪くはないけど…普通はこうだよね」

・「そういう考え方するんだ。まあ、人それぞれだけど」

・「別に否定してるわけじゃないよ。ただ、俺ならしないかな」


これらは直接的な否定ではないが、相手の判断に「自分のほうが間違っているのでは」と思わせる働きがある。

相手の考えを表面上は尊重しているように見せながら、実質的には優劣をつけている


また、連絡の取り方にも特徴がある。

相手が不安を感じている時期には、距離を置いたり返信を遅らせたりし、反対に相手が機嫌よく自分を求めている時には、連絡を早く返す。

これは、相手の感情反応を観察し、コントロールできるかどうかを計っている状態である。


こうした“反応の調整”が続くと、相手は「自分が悪いのかも」と思うようになり、違和感を感じても主張しづらくなる。

違和感を無視すると“相手のペース”に飲み込まれる

違和感を覚えるということは、まだ自分の中に「自分の判断軸」が残っている状態である。

しかし、相手の優しさや雰囲気に流されて「気にしすぎかもしれない」と感じた違和感を押し込んでしまうと、徐々にその判断軸が揺らぎ始める。


モラハラ気質の男性は、相手の反応や性格を観察して、相手が合わせやすい空気を作り続ける

直接的に指示をするわけではなく、「なんとなく、相手に合わせた方がスムーズ」という状況を作ることで、自然と主導権を取っていく。


例えば、「予定は任せるよ」と言いつつ、こちらの提案に対しては曖昧な評価を返し、自分が望む方向に話を誘導する場合がある。

本人は提案を否定していないため、こちらは「自分の提案が良くなかったのだろう」と感じる。
そして、次第に相手の望むほうへ選択を寄せることが習慣になる。

この状態が続くと、“相手に合わせている自覚がないまま、相手のペースに乗せられる” という状況が起こる。

そのため、違和感を持った段階での対処が重要となる。
違和感は「ここから先は主導権が相手に移る可能性がある」というサインである。

まずは「事実ベース」で距離を置いて様子を見る

対策は、相手を変えようとすることではない。

相手に説明したり、理解を求めたり、改善を期待したりする必要もない。

それは返って、相手の主導権を強める結果につながることがある。


重要なのは、自分の判断軸を取り戻すための“距離”をつくることである。


ただし、ここで言う距離は「冷たくする」や「無視をする」ではない。
あくまで、自分の生活リズムやペースを優先し、相手に従う形から一度離れるということ。


・LINEの返信を相手のペースに合わせない

・デートの頻度を一度落とす

・予定の決定を急がない


この「距離」を取ったときに、相手がどう反応するかで、気質が明確になる。


相手のペースが崩れることに強い不安を示す場合、そこには支配欲がある。

一方で、距離を置いても態度が変わらない場合は、単に価値観やコミュニケーションの癖の問題である可能性が高い。


つまり距離を取ることは、相手を観察するためではなく、自分の感覚を取り戻すために必要な工程である。

関係を続けるかは、“素の自分”でいられるかで決める

最終的な判断基準は、相手の優しさの量でも、会話がうまくいっているかでも、相手の性格が良いかでもない。

決めるべきなのは その人と一緒にいるとき、自分が力を入れずにいられるかどうか である。


「気を使えばうまくいく関係」は、交際初期は進められる。
しかし、その関係をそのまま長期間維持することは難しい。

日常生活、将来設計、家族との関係など、結婚後はさらに多くの判断と調整が必要になる。


もし、その男性といるときに、言葉の選び方を考えたり、反応を気にしたり、話題を選んだりしているのだとしたら、それは“安心”ではなく“緊張”で保たれている関係である。


結婚生活は、気を張り続ける関係では成立しない。

長く続く関係は、「素の自分のままで会話ができる」状態で成立する。


優しさの見え方ではなく、自分が自然体でいられるか を最終基準にすることが、モラハラ的な関係に巻き込まれないための、最も現実的な対策である。

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