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2025.05.29
婚活沼で溺れそうなあなたに。“ちょっと一服”の処方箋

「また仮交際が終わってしまった…」
「自分ばかり頑張ってるのに、誰にも選ばれない気がする」
そんなふうに感じてしまう瞬間、ありますよね。
婚活を頑張っている人ほど、目に見える成果が出ないと不安になります。
でも、それは“本気で向き合っている証”です。
だからこそ、しんどくなって当然なのです。
息継ぎなしで泳ぎ続けるのは、どんな人にも無理があります。
婚活も同じ。途中で“ちょっと一服”することが、次のステップにつながることもあります。
今回は、婚活がつらくなったときの感情整理と、無理をせず続けていくための“処方箋”をお届けします。
婚活が“しんどくなる”のは、まじめに向き合っている証拠
婚活をしていると、ふと「なんでこんなにしんどいの?」と感じる瞬間があります。
でもその苦しさは、決してあなたが弱いからでも、婚活が向いていないからでもありません。
それはむしろ、「本気で結婚したい」という強い思いがある証拠です。
結婚相談所に入会し、プロフィールを整え、写真を撮り直し、毎週のようにお見合い申し込みを続ける。
会えたとしても、そのあとの仮交際、LINEのやりとり、次のデートの調整、毎回の服装・メイク・移動時間…。
婚活とは、体力・精神力・判断力・自己肯定感をフルに使う活動です。
周囲からは「婚活って、アプリとか相談所で探すだけでしょ?」と言われることもあります。
でも、実際にやってみた人にしかわからない“精神の消耗戦”なのです。
特にまじめな人ほど、「せっかくお見合いできたんだから頑張らなきゃ」「次は失敗できない」と気持ちを張り詰めます。
ひとつひとつの出会いを大切にしすぎて、終わったときの反動が大きくなり、心が追いつかなくなってしまうのです。
さらに追い打ちをかけるのが、SNSにあふれる“幸せ投稿”や“スピード成婚エピソード”。
「私と同じ年齢なのに、もうプロポーズされたんだ」
「半年で結婚したって、私の1年半は何だったの?」
つい他人と比べてしまい、自分のペースを見失ってしまう。
こうした思考に陥るのも、まじめに向き合っている人ほどです。
でも覚えておいてください。
婚活に疲れるのは、“頑張ってきた証”です。
適当にやっている人は、心が削られません。反対に、傷つくこともない代わりに、成婚にも届かないのです。
疲れを感じるのは、全力で取り組んだからこそ。
それは恥ずかしいことではなく、むしろあなたが「本気だった」と胸を張っていい証なのです。
うまくいかない時、人は“自分を責める”ようにできている
婚活が思うように進まないと、「またダメだった」「私のせいだ」と感じてしまいがちです。
特に真剣に取り組んでいる人ほど、結果が出ないことを“自己否定”に直結させてしまいます。
たとえば、お見合い後に交際希望を出したのにお断りされる。
仮交際中に次のデートの予定がなかなか決まらず、そのまま自然消滅する。
LINEの返信が遅くなった相手の様子に不安を覚え、自分から距離を置かれる――。
こんな出来事が続くと、「やっぱり私は魅力がないのかも」「もっと会話力があれば」と自分を責めてしまうのは当然です。
でもそれは、間違いではなく“人間として自然な反応”です。
心理学的にも、人は結果に対して“自責”の傾向を持ちやすいとされています。
なぜなら、自分が原因なら「改善できる」と考えた方が、心が納得しやすいからです。
でも、婚活においては“他責”の要素――つまり、相手や状況の問題も多く絡んでいます。
たとえば「実は相手に他に交際相手がいた」「仕事が忙しくなった」「家族の事情で婚活どころではなかった」
これらはあなたの努力とはまったく無関係な理由です。
うまくいかない理由をすべて自分の中に探してしまうと、どんどん気力が奪われていきます。
大切なのは、結果に左右されすぎない「しなやかさ」を持つこと。
「今回は合わなかっただけ」
「相手の都合だったかもしれない」
そう思えるようになると、気持ちの回復が早くなります。
自分を責める前に、まず“理由が自分以外にある可能性”を冷静に考える癖をつけていきましょう。
婚活は、感情の自己管理が鍵です。自責だけで進もうとすると、いずれ立ち止まる日がきてしまいます。
“ちょっと一服”ができる人ほど、婚活が長引かない理由
婚活は、走り続けるだけではうまくいかない“長距離走”です。
マラソン選手が給水を取りながら走るように、婚活でも定期的な“精神的な給水ポイント”が必要です。
特に完璧主義の人は、「成婚するまでは休んではいけない」と思い込んでしまいます。
ですが実際に早期成婚する人の多くは、活動のどこかで“意図的にペースダウン”しています。
たとえば、お見合いに連続で断られて「一旦3週間だけ婚活のことを忘れよう」と旅行に出た女性。
その旅行中にたまたま相談所から紹介があり、気負いなく会った相手と成婚まで進んだ、という話もあります。
これは偶然ではありません。
一度気持ちをリセットすることで、“焦り”や“力み”が消え、自然体で接することができたからこその結果です。
婚活は、自分自身の“感情のコンディション”が大きく左右する活動です。
疲れているときに無理をして出会っても、相手に気づかれてしまいます。
「この人、なんか疲れてそうだな」「楽しそうじゃないな」
そう感じさせてしまったら、せっかくの出会いも台無しです。
だからこそ、自分のメンタルが「ちょっと疲れてるかも」と感じたときは、早めに“ちょっと一服”することが大切なのです。
成婚できる人は、全力で走るだけでなく、“一服の取り方”がうまい。
息を吸って、止まって、また走り出す力。
それがある人ほど、長引かずにゴールまでたどり着けるのです。
「完全に止める」より「セーブする婚活」がおすすめな理由
「しんどいから、もう全部やめたい」
――その気持ちはよくわかります。
でも、婚活を完全に止めてしまうと、再スタートの心理的ハードルがとても高くなります。
たとえば、半年以上ブランクが空いてしまうと、プロフィールの見直し、写真の更新、相談所との連絡…。
すべてが億劫に感じられ、「もういいや」となりかねません。
それを防ぐためにおすすめなのが、“セーブする婚活”です。
・お見合いを月1件だけに絞る
・新規申し込みはしないが、受けたお見合いだけ対応する
・プロフィール検索は週1回、15分だけ
・面談は1カ月に1回だけ受けてリズムを維持する
こういった“最低限の活動”に切り替えるだけでも、「完全停止」とは雲泥の差です。
たとえば、月1件でもお見合いがあると、交際に進んだ時の流れに自然に乗りやすくなります。
また、「一切やらない」より「ちょっとだけ続けてる」という状態のほうが、
相談所の担当者もあなたの状態を把握しやすく、フォローもしやすくなります。
“省エネ婚活”は、継続の鍵です。
自分の感情とペースを尊重しながら、ほんの少しだけ“つながり”を保つ。
この選択が、思いがけず良縁を引き寄せることもあるのです。
また動ける日が来るから、今は“自分ファースト”でいい
「頑張らなきゃ」と思えば思うほど、うまくいかない時期は苦しいもの。
でも、婚活は一生懸命やっていれば報われる“努力型”ではないのが現実です。
だからこそ、心が疲れ切っているときは、“いったん自分を最優先”にしても構わないのです。
たとえば――
・一日スマホを見ない日を作る
・婚活アプリや相談所の画面を一週間開かない
・趣味に没頭して婚活のことを考えない
これだけで、不思議と気持ちに余裕が生まれてきます。
実際、成婚者の中にも「疲れたので一時離脱したら、気が楽になって、その後すんなり結婚できた」という人は多くいます。
動けないときに無理して動く必要はありません。
ただ、その間も“自分を大切にしている”ことが重要なのです。
あなたの生活を満たし、整えることは、結果として魅力アップにもつながります。
そして、また「やってみようかな」と思える日が、必ずやってきます。
それが1週間後か、1ヵ月後かは人それぞれですが、“動きたくなった時にすぐ動ける状態”だけは整えておくこと。
つまり、休むこと=やめることではありません。
“整える時間”なのです。
心と行動を切り離して考えられるようになれば、あなたの婚活はもっと自由になり、しなやかになります。
大丈夫。少しの間、自分を最優先にしていい。
また動き出せる日が、きっと来ますから。
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