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2025.07.29
結婚相談所にイケメンはいる!でも“完璧な男”を求める女性ほど結婚できない

イケメンは“いる”。でも、それ以上を女子は求める
「結婚相談所にイケメンなんていないでしょ?」
そんな先入観を抱いたまま婚活を始めた女性は、実際に会員検索をして驚きます。
「あれ…けっこうカッコいい人いるじゃん」
高身長・清潔感あり・笑顔も自然で、スーツが似合う爽やか系。プロフィールも真面目で、安定した職業に就いている。そんな“普通にイケメン”な男性が、結婚相談所には本当に存在しているのです。
けれど——そうした男性たちと簡単に成婚できるかというと、話は別。
実際には、“イケメンを求める女性”ほど婚活が長期化する傾向があります。
なぜか?
それは、イケメンであることを“当然の前提”とし、さらに高年収、積極性、会話力、スマートさ、誠実さなど——
次々に「もっとこうであってほしい」と条件を重ねてしまうからです。
そして一つでも理想に届かなければ、「なんか違う」と切り捨ててしまう。
でもその理想は、そもそも“本当に結婚に必要な条件”なのでしょうか?
この記事では、結婚相談所に実在するイケメン男性の実態と、なぜ“完璧”を求めると結婚できなくなるのかを掘り下げていきます。
イケメン×高年収は譲れない
「見た目が好みなら、やっぱり年収もある程度あってほしい」
これは婚活女性のごく自然な心理です。結婚を前提とする以上、経済面の安心感は無視できません。
特に30代以上の女性にとっては「将来の子育て」「親の介護」なども現実的に見据える中で、
男性の年収が自分より下だと生活面に不安を感じてしまうのも無理はありません。
そこに“イケメン”が加わると、話は一層ややこしくなります。
顔がタイプなだけに、女性側の期待値はどんどん膨らみ、
「顔も好きで、収入も安定してるなんて最高!」と舞い上がってしまうのです。
しかし当然のことながら、イケメンで高収入の男性には、同じように“最高の相手を求める女性”が殺到しています。
実際の結婚相談所では、そうした男性に対して1ヵ月で50件以上のお見合申し込みが届くことも珍しくありません。
つまり、イケメンで年収も高い男性は、“見つけるのが難しい”のではなく“競争率が異常に高い”のです。
誰もが狙うゾーンに挑むということは、自分も「選ばれる側として評価される」というステージに立たされるということ。
たとえば、
・年齢が相手より5歳上だった
・条件が厳しすぎて柔軟性がないと思われた
・自分から歩み寄る姿勢が見えなかった
そうした印象を持たれた時点で、どれだけ希望条件を満たしていてもご縁は成立しません。
イケメン×高年収という“最上位カテゴリ”に固執するほど、自分自身にも厳しい目が向けられることを理解しておく必要があります。
イケメン×提案力は譲れない
「次のデート、彼から提案してほしい」
「LINEもテンポよく返してくれる人がいい」
「気遣いできる人じゃないと、長く一緒にいられない」
そう考えるのは、ごく普通の感覚です。
結婚相談所にいる女性たちは、“受け身な男性”に対して「恋愛対象にならない」と感じやすく、
さらに相手がイケメンだった場合、「もっと積極的に引っ張ってほしい」と期待が高まってしまいます。
しかし、見た目が整っている=コミュ力が高い、とは限りません。
むしろ、“容姿に自信があるから自分から動かない”というわけでもなく、
・仕事が忙しくて余裕がない
・女性慣れしていない
・緊張して言葉が出てこない
などの背景を抱えている男性も数多くいます。
実際、イケメンなのに「食事のお店を女性に聞いてしまった」「LINEの返事が短い」といった理由で交際終了になるケースは後を絶ちません。
ここで女性に必要なのは、「期待通りの行動がない=脈なし」と早合点しないことです。
イケメンに対してハードルを上げすぎてしまうと、「もう少し様子を見れば良かった」「提案が少ないだけで、本当は誠実な人だった」というご縁を、気づかぬうちに自ら断ってしまう結果になりかねません。
イケメン×割り勘NG
「初回の食事で割り勘だった」「1円単位で割ったのが冷めた」
特にイケメン相手だと、こうした出来事に敏感になる女性は非常に多いです。
なぜなら、見た目が良い=スマートで気前が良いはず、という固定観念があるからです。
これまでの恋愛経験で「イケメン=奢ってくれた」が常識だった人ほど、割り勘=“がっかり”に直結してしまうのです。
しかし、結婚相談所で活動する男性は、恋愛ではなく“結婚”を真剣に見据えている人ばかり。
初回から無理をしたくない、対等な関係を築きたい、という堅実な思考を持っている人ほど、
「まずはフェアにスタートしたい」という意識から割り勘を選ぶのです。
また、年収が高い=気前が良いとも限りません。
お金にシビアな人ほど、普段から無駄な支出を抑えており、見栄を張るような支払い方はしません。
そこで女性側が「奢ってくれないなんてあり得ない」と反応してしまえば、男性からすれば「この人、結婚したらどうなるんだろう」と不安を抱かれてしまう可能性もあります。
“支払い方”を見て、その人の価値観や将来像を想像するのは大切ですが、
「イケメンなのに割り勘だったから終了」は、非常にもったいない判断です。
イケメン×会話の楽しさ譲れない
「顔は好みだったのに、会話が弾まなかった」
「思ったより話が淡々としてて、ちょっと退屈だった」
イケメンとのお見合いやデートで、こうした感想を持つ女性は珍しくありません。
しかしその大半は、「顔が良い=会話も盛り上がるはず」という先入観によるギャップから生まれています。
そもそも、会話の楽しさは“相性”によって決まる部分が大きく、
たとえ相手が明るくて話し上手でも、自分とのリズムが合わなければ、楽しさは感じられません。
また、イケメンほど女性からの期待値が高くなりがちで、
「もっと笑わせてくれると思った」
「もっとリードしてくれると思った」
「もっとテンション高い人だと思った」
と、事前に思い描いたイメージと違うだけで、“つまらない人”と判定してしまうのです。
でも冷静に考えれば、初対面の相手と60分会話して、最初から完璧に盛り上がる方が珍しいのです。
むしろ、“静かな雰囲気でも落ち着いて話せた”という感覚こそ、結婚相手としての相性を見る重要な材料になります。
会話のテンポや内容に“恋愛的なドキドキ”を求めすぎると、本来の目的である“結婚”が遠のいてしまうことを、意識しておく必要があります。
結局、完璧なイケメンはライバルが多い。ただのイケメンだったら難しい訳ではない
「イケメンで年収も高くて、性格も優しくて、会話も楽しくて、価値観も合う人」
もしこれが“理想の男性像”であるならば、それは婚活市場で最も競争率の高い枠を狙っている、ということをまず理解しなければなりません。
実際、結婚相談所で「イケメンで完璧な男性」は存在します。
ただし、そういう男性には、同じように“完璧な女性像”を追い求める女性たちが群がっています。
その競争は、ただの“好みの差”ではなく、プロフィール写真、学歴、年齢、話し方、価値観、結婚観…
あらゆる角度から“総合評価”される非常にシビアなステージなのです。
しかも、完璧なイケメンであればあるほど、自分に申し込んでくる女性の“本音”を見抜く力も鋭いです。
「条件だけで見られているのではないか」
「本当に自分の中身を知ろうとしてくれているのか」
そういった部分を冷静に観察しながら、お相手を選んでいるのです。
そのため、“完璧なイケメン”に申し込んだとしても、実際に選ばれるのはほんのひと握り。
どんなに自分が相手を良いと思っていても、それが“一方通行”であれば、関係は成立しません。
結果として、「やっぱりイケメンは無理だった」と諦めるか、「なんで選ばれないのか」と婚活迷子になってしまうのです。
しかし一方で、世の中には「ただのイケメン」も存在しています。
ここで言う“ただのイケメン”とは——
・顔立ちは整っているが、年収は平均的
・見た目は爽やかだが、少し口下手
・笑顔が素敵だけど、LINEは淡白
・身長も高くてスタイルは良いけど、会話は静かめ
こうした“イケメンだけど普通”の男性は、実は婚活市場に多数存在しています。
そして、こうした男性たちは、「見た目で申し込みは多いのに、交際が続かない」悩みを抱えていることも珍しくありません。
なぜなら、女性たちが“イケメンだから、きっとこうしてくれるだろう”という勝手な理想像を投影してしまうからです。
期待が裏切られるたびに「なんか違う」「物足りない」と判断され、ご縁に至らず終わっていく。
でも冷静に考えてみてください。
結婚生活は、年収や会話力ではなく、「一緒にいて居心地が良いか」「信頼できるか」「誠実かどうか」で成り立つものです。
完璧なイケメンは、確かに見ていて憧れる存在かもしれません。
でも、あなたをちゃんと見てくれて、大事にしてくれて、一緒に歩もうと努力してくれる“ただのイケメン”の方が、実はよほど“結婚相手としてふさわしい”可能性が高いのです。
しかも、“ただのイケメン”は競争率もそこまで高くありません。
あまりにも完璧でないがゆえに、「もっと条件の良い人を探したい」と多くの女性がスルーしていきます。
でも、そのスルーされた“逸材”こそが、あなたにとっての運命の相手かもしれないのです。
婚活で成婚する女性の多くは、口を揃えてこう言います。
「最初はピンとこなかったけど、会っていくうちに安心できるようになった」
「見た目はタイプじゃなかったけど、今はカッコよく見える」
「条件は一部妥協したけど、それ以上の幸せを手に入れた」
婚活で最も怖いのは、“理想像が正しいと信じ込みすぎること”です。
そして、その理想像のベースに「イケメンであること」が無意識に組み込まれていると、
その上にすべての条件を積み重ね、「完璧でなければ無理」と判断してしまう危険性が高まります。
イケメンに惹かれるのは自然なことです。
でも、「完璧なイケメン」だけに固執していると、あなた自身が結婚から遠ざかってしまいます。
逆に、“イケメンなのにまだ残っている男性”に目を向けてみてください。
そこには、恋愛経験が少なくて不器用だけど、結婚には真剣な男性がいます。
そこには、会話がうまくなくても、誠実にあなたを理解しようと努力する男性がいます。
そこには、年収は普通でも、将来に向けて堅実に準備している男性がいます。
「全部揃っていなくても、この人となら結婚したい」
そう思える出会いは、意外と近くにあるのです。
完璧を求める婚活を続けるのか。
それとも、“信頼できる相手”に目を向け直すのか。
結婚できる女性は、その選択を“現実”に合わせて修正できた人です。
そしてそれは、決して“妥協”ではありません。
「本当に大切なものを見極めた結果」なのです。
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