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2025.06.24
「また緊張して空回り…」お見合いで“素の自分”が出せない人の処方箋

「また緊張してしまった…」「本当の自分が出せなかった」――お見合いのたびにそう感じている人は少なくありません。
準備は万全、服装も整えて、当日も時間どおりに到着。けれど席についた瞬間、思うように話せず、頭が真っ白。
笑顔もぎこちなくなり、相手の表情ばかり気になって会話に集中できなかった…。そんな経験を繰り返していませんか?
そして帰宅後、「またやっちゃったな…」「自分ってなんでこんなに緊張しいなんだろう」と自己嫌悪に陥る。
でも、それは“あなたの性格の問題”ではありません。
実は、多くの人が「どうにかしよう」と思えば思うほど、緊張を悪化させる思考のクセや行動パターンにハマってしまっているのです。
この記事では、お見合いで毎回ガチガチに緊張してしまう人の特徴と、そこから抜け出すための実践的な“処方箋”をお伝えします。
「もっと自然に話せたら…」と感じているなら、ここに答えがあります。
緊張する人ほど「完璧な振る舞い」を目指している
お見合いで緊張しやすい人に共通するのが、「完璧な対応をしよう」という意識の高さです。
「失礼のない受け答えを」「好印象を残したい」「変なことは絶対に言えない」――そう思って準備をすること自体は悪くありません。
しかし、問題はその意識が高すぎて“本来の自分”が見えなくなってしまうことにあります。
事前に話題を10個以上用意し、「この順番で話そう」「次にこう質問されるかも」と頭の中で台本のように組み立てている人は、実際の会話で柔軟に動けなくなります。
想定通りの流れにならないと焦ってしまい、「あれ、どうしよう…次の話題なんだっけ?」とパニックに。
相手がリラックスしていても、自分だけが固い雰囲気を出してしまい、空気がかみ合わない。そうなると「緊張してるのかな?」と察され、相手も構えてしまいます。
また、「好かれたい」が強すぎると、相手に合わせすぎて会話が無難になりすぎます。
誤解を恐れて自分の考えを控え、当たり障りない内容だけを話すと、“印象に残らない人”で終わるリスクが高まります。
本来のお見合いは、“自分という人間を知ってもらう場”。
そのためには、正解を探すより「違和感のない自然体の自分」を見せる意識が重要です。
沈黙を恐れて「しゃべりすぎてしまう人」の落とし穴
緊張すると沈黙が怖くなり、とにかくしゃべり続けてしまう――これは非常に多いパターンです。
「沈黙=気まずい」「何か話さなきゃ」と焦り、話題を次々と投げ込み、自分ばかりが話している状態に。
特に男性に多く見られるのが、「自分のスペックをうまく伝えなきゃ」と過去の経歴や資格、仕事の話ばかりになってしまうケース。
一方で女性の場合、「普段は大人しいのにお見合いではよく話す」と言われるほど、自分でも気づかないままハイテンションになってしまうことも。
しかし、聞いてもいない情報が次々に出てくると、相手は“重い”“押しが強い”と感じやすくなります。
本来は「会話のキャッチボール」が理想。相手に話す余白を与えない会話は、どれだけ情報量が多くても「疲れる相手」になってしまいます。
また、話しすぎる人の多くは“共通点探し”にこだわりすぎる傾向もあります。
「同じ趣味だと盛り上がる」と思い、無理に繋げようとして余計に空回りするパターンも少なくありません。
沈黙は“悪”ではありません。むしろ「間」があることで、余韻や安心感が生まれます。
「しゃべらなきゃ」を一度手放し、「一緒にいて落ち着ける空気」を目指すことが、次につながる一歩です。
本音で話せないのは、「嫌われたくない」が強すぎるから
お見合いで本音を言えない人の根底には、「拒絶されたくない」という強い防衛心があります。
「自分の考えを言って否定されたらどうしよう」
「相手の価値観と違ったら終わってしまうかも」
そう思うほど、当たり障りのない受け答えしかできなくなります。
結果として「優しいけど印象が薄い」「いい人だけど何を考えているのか分からない」という評価になりやすく、仮に次に繋がっても、その先の関係性が深まりません。
本音を言う=リスク、と思っている人ほど、自分の“合う人”に出会うチャンスを逃しています。
そもそも結婚とは、“価値観をすり合わせながら共に生きていくこと”。
最初から無理して相手に合わせすぎていると、長期的な関係の中でズレが大きくなっていきます。
「私はこう思っていますが、そちらはどうですか?」というように、自分の意見を出した上で相手の考えも聞く姿勢が信頼に繋がります。
共通点探しよりも、“違いを話せる関係”を目指す方が、実は深い安心感に繋がります。
緊張をほぐすには、“関係構築の順番”を変える
お見合いで失敗しがちな人ほど、「短時間で関係性を深めなければ」と焦ってしまいます。
しかし、婚活における出会いは“いきなり恋人になる場”ではなく、“今後関係を築けるか”を探る場所。
この前提を見誤ると、過度な緊張と期待外れの落胆を繰り返すことになります。
例えば、「お見合い=交際するかどうかを決める場」と思っていると、会話のすべてが“ジャッジ対象”に感じてしまい、無意識に自分にプレッシャーをかけます。
そうではなく、「今日はちょっと話してみるだけ。次に会いたいかどうかだけを感じてみよう」と軽く構えることで、気持ちの余白が生まれます。
また、最初から好意を得ようと“頑張りすぎる人”ほど、相手にとっては温度差を感じやすく、「悪い人じゃないけどちょっと重い…」と思われてしまうこともあります。
関係を築くには“段階”が必要です。
いきなり「惚れてもらう」「運命の相手と思わせる」必要はなく、まずは“また会ってもいいかも”という安心感を残すことが大切です。
そのためには、話題の深さも“軽→中→深”の順で段階的に上げていくこと。
緊張を和らげるには、いきなり距離を詰めないことこそが最善策です。
緊張癖がなくなった人が実践していた“小さな習慣”
緊張しやすい性格は、努力と工夫で“扱いやすく”することができます。
実際に、お見合いで自然体を出せるようになった人たちには、共通していくつかの“小さな習慣”がありました。
まずは、見た目の安定化。
プロフィール写真と同じ服装・髪型・メイクでお見合いに行くことで、「この自分で選ばれている」という自信に繋がります。
鏡に映る自分が“見慣れた自分”であることは、想像以上に心を落ち着ける効果があります。
次に、場慣れの練習は“理想を広げて幅広く会う”ことが現実的。
お見合いや婚活での緊張を和らげるためには、多くの異性と実際に会い経験を積むことが効果的です。
「理想の相手だけを厳選して会う」というよりも、条件にこだわりすぎず、幅広く多くの方と会うことで、自然と場慣れしていきます。
実際に、場数を踏むうちに、初対面での緊張が徐々に減り、会話のキャッチボールがスムーズになる方が多くいます。
多様な人と会うことは、自分の話し方や反応を客観視できる良い機会にもなり、自信がつくことにつながります。
また、理想を少し広げて会うことで、これまで気づかなかった自分に合うタイプや、話しやすい異性像が見えてきます。
結果として、「緊張して空回りする自分」から脱却しやすくなるだけでなく、婚活全体の成功率も上がるというメリットがあります。
さらに、雑談の練習も効果的です。
カウンセラーや信頼できる友人と、日常的な話題で雑談することで、会話のリズムや相手の反応を見ながら話す力が養われます。
お見合いは堅苦しい面接の場ではなく、相手と“人として話す”ことが本質。雑談力の積み重ねが緊張を減らし、自然体の会話を生み出します。
最後に、自分の緊張傾向の“見える化”です。
「どんな時に言葉が詰まるのか」「何を聞かれると焦るのか」を一度メモに書き出すことで、対処方法が
明確になります。
一度言葉にするだけでも、頭の中の混乱が減っていきます。
緊張は消えません。しかし、“準備と経験”で味方に変えていくことはできます。
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