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2025.11.02
優しく見えて“自分の都合しか考えない結婚相手”の見抜き方

最初は優しいと思っていた。
会話も穏やかで、対応も丁寧。
なのに、デートを重ねるうちに「結局この人、自分の都合で動いてない?」と感じる瞬間が増えていく。
たとえば、仕事が忙しい週でも「少しの時間でも会えたら嬉しい」と言われ、無理をして予定を合わせると「やっぱり疲れてるね、無理しない方がいいよ」と言いながら、次のデートも同じように自分の都合で提案してくる。
優しさに見える言葉の裏で、主導権は常に相手にある。
結婚相談所では、こうした“優しさで覆われた自己中心型”の相手が最も見抜きにくい。
なぜなら、相手はあくまで「思いやりのある人」を演じ続けるからだ。
ストレートにわがままを言うタイプではない。
むしろ、「相手のためを思って」という言葉を使いながら、自分の都合を正当化していく。
本当の優しさとは、相手の状況を想像し、行動を合わせられること。
だが、自己都合な人の優しさは「自分が気持ちよくいられる範囲での気遣い」に過ぎない。
その差はほんの僅かに見えて、関係を続けるほど大きく広がっていく。
“優しい”という印象だけで相手を判断すると、交際の終盤で「話は合うのに、なぜか疲れる」という違和感に必ずぶつかる。
「優しさ」で主導権を取ろうとする人は危険
自己都合な人は、優しさを使って“決定権”を握る。
お見合い後の初デートで、「君に負担をかけたくないから、全部俺が決めておくね」と笑顔で進めてくれる。
最初は頼りがいを感じる。
しかし、行き先も時間も会う頻度も、いつの間にか全部“相手のペース”になっていく。
もしこちらが「その日は少し遅い時間にしてもらえますか?」と伝えても、「大丈夫、俺が迎えに行くから」と優しく包み込むように主導権を戻す。
拒否されたわけではない。むしろ“思いやられた”感覚になる。
だが、その裏では相手のリズムを崩さないためのコントロールが働いている。
このタイプは「気遣いのある人」と評されやすい。
だが実際には、相手を思いやるというより、自分の中で物事を完結させたいだけの優しさだ。
相手の意見を聞く姿勢がないのではなく、「聞いたうえで、自分が決める」という構造になっている。
本当の意味で優しい人は、相手の希望を聞いたあと、一度立ち止まり、「じゃあこうする?」と選択肢を返す。
一方、自己都合型の人は、相手の言葉を一度受け止めるように見せかけて、結局は自分の段取りどおりに進める。
笑顔でリードしてくれる人ほど、主導権を握っていないかを冷静に見抜く必要がある。
共感するふりをして、自分のペースに戻す
会話中に「分かるよ」「そうだね」「大変だったね」と言ってくれる人。
一見、優しくて理解があるように思える。
だが、その直後に「でもさ、こう考えるとさ」と話題を切り替えるようなら要注意だ。
その共感は“理解”ではなく、“会話を終わらせるための相づち”にすぎない。
婚活では、この“共感型の自己都合”が最も多い。
たとえば、あなたが「仕事で少し疲れてる」と伝えたとき。
「無理しないでね」と言いながら、次の瞬間には「来週は会える?」と予定を詰めてくる。
一見、心配してくれているようでも、実際にはあなたの状況を尊重する気持ちはない。
相手の都合の良い範囲でしか“優しさ”を出さないのがこのタイプだ。
共感を装う人の特徴は、話を深掘りしないこと。
「それでどうしたの?」と続きを聞かず、“聞いたふり”で満足してしまう。
なぜなら、深く関わると自分のペースが乱れるから。
共感とは、相手の立場を想像して寄り添うことだが、自己都合な人にとってそれは会話の主導権を保つための手段に変わる。
こうした人との会話は、終わるたびに「話したのに分かってもらえていない」と感じる。
それは感情がすれ違っているのではなく、最初から“あなたを理解する目的”が存在していないからだ。
都合が悪くなると沈黙や距離を置く
自己都合で動く人は、言葉の優しさでは取り繕えても、思い通りにいかなくなった時に素が出る。
デート中に軽く意見を伝えただけで、急に表情が曇ったり、LINEの返信が遅くなったりする。
「忙しかった」「考える時間が欲しかった」と理由をつけるが、本音は“話したくない話題”を避けているだけだ。
婚活では、すれ違いが起きた時の対応が最も本性を表す。
自己都合な人ほど、衝突を避けるために黙り込み、相手が折れるのを待つ。
見た目は穏やかでも、実際は対話を放棄している。
それを“落ち着いた人”と誤解すると、結婚後に必ず苦しくなる。
感情の波を抑えるのではなく、“面倒な話を避ける”だけだからだ。
誠実な人は、話し合いの途中で沈黙しても、後から「さっきの話、少し考えてたんだけど」と戻ってくる。
だが、自己都合で動く人は、話題を時間とともに流そうとする。
「もう終わった話」として扱い、向き合う努力をしない。
穏やかに見える態度の裏で、責任を取らない癖がある。
この“沈黙による回避”こそ、優しさの皮をかぶった自己防衛。
相手の気持ちより“自分の感情”を優先する
自己都合な人は、感情が揺れると理屈よりも気分で動く。
たとえば少し意見がぶつかった時、「今は話したくない」「今日は気分が乗らない」と言って距離を置く。
相手が不安になっても、「落ち着いたら話すから」とそのまま放置。
一見、冷静に時間を取っているように見えて、実際は“自分の気持ちを整理するまで相手を待たせている”だけ。
このタイプの人は、感情の波を自分の中で処理できない。
だから、相手のペースを考えずに会話を止める。
本来なら、結婚を考える交際では“どうしたらお互いに納得できるか”を一緒に考える時間が必要だが、
自己都合な人は“自分が落ち着くこと”を最優先にする。
結果、相手は常に「何か悪いことを言ったかな」と不安を抱えたままになり、関係の温度差が広がっていく。
本当に誠実な人は、感情が高ぶっても「話すのは少し後でもいい?」と相手の気持ちを確認してから距離を取る。
一方で、自己都合な人は“相手の時間”を奪っていることに気づかない。
自分が落ち着いた瞬間だけ「もう大丈夫」と戻ってきて、まるで何もなかったように話を続ける。
優しさに見えるが、結局は自分の感情の都合しか考えていない。
一緒に考える姿勢がない人は“優しいだけ”で終わる
将来の話や生活の価値観を話し合うとき、「自分はこうしたい」「自分はこう思う」と
自分の意見を明確に言える人は一見頼もしい。
しかし、そこに“相手の意見を受け止める姿勢”がないなら、それはただの独り言に過ぎない。
たとえば「共働きで考えている」と話した時、「いいと思うよ。でも自分は転勤があるから家事はできる範囲で」と即答する人。
肯定しているようで、実際は“一緒に考える意志”がない。
自己都合な人は、話し合いの中で常に自分の生活設計を守る発言を選ぶ。
「その時になったら考えよう」「臨機応変に対応するよ」という言葉も、聞こえは柔らかいが、実際には責任の先送りだ。
結婚は、どちらかの都合に合わせるものではなく、“ふたりで形を作っていくもの”だ。
だが、自己都合な人にその意識はない。
優しさを口にしながらも、根本にあるのは「自分の想定を崩したくない」という防衛心。
そうした人は、交際中も相手に歩み寄る発言が極端に少ない。
どれだけ穏やかで感じが良くても、「一緒に考えよう」という言葉が出ない人は、結婚後に“気遣いのない優しさ”だけが残る。
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