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2025.12.19
結婚したら苦労する男性の特徴|交際中は気づきにくい共通点

交際中は特に問題がない。
優しくて、穏やかで、大きな衝突も起きない。
それなのに、結婚後に女性側が「想像以上にしんどい」と感じるケースは、決して珍しくありません。
結婚相談所の現場では、成婚までは順調だったにもかかわらず、結婚後に関係が不安定になるカップルには、はっきりとした共通点があります。
それは、交際中に見えていなかった欠点が突然出てきた、という話ではありません。
むしろ多くの場合、最初から存在していた性質が、交際フェーズでは問題にならなかっただけです。
デートは非日常であり、時間も目的も限定されています。
一方、結婚は生活そのものです。
毎日の判断、責任、調整が必要になります。
その切り替わりのタイミングで負担が一気に表に出る男性には、交際中には気づきにくい共通点が存在します。
ここでは、その中でも特に見落とされやすい特徴を整理していきます。
話し合いを「その場しのぎ」で終わらせる男性
交際中、揉めごとが少ない男性は安心感があります。
意見が食い違っても、空気が悪くならない。
感情的にならず、穏やかに終わる。
一見すると、とても大人な対応に見えます。
しかし、結婚後に苦労が出やすい男性の中には、この「穏やかさ」が問題回避の結果であるケースが少なくありません。
不満や違和感が出たとき、しっかり話し合って解決するのではなく、
・とりあえず謝る
・深掘りせずに話題を変える
・その場を丸く収める
こうした対応を繰り返していると、問題は解決されないまま積み重なっていきます。
交際中は、会う頻度も限られており、生活が直結していないため、それでも成立します。
しかし結婚後は、お金、家事、仕事、家族との関係など、避けて通れないテーマが次々に出てきます。
そのたびに「波風を立てない選択」を続ける男性は、結果的に問題を先送りし、最終的には女性側が不満を抱え込む構図になりやすい。
話し合いが穏やかであることと、問題が解決できていることは、まったく別物です。
決断を相手任せにする男性
「どっちでもいいよ」
「君の好きな方でいい」
交際中によく聞く言葉です。
この言葉は、優しさや柔軟性として受け取られやすい。
しかし結婚後に苦労しやすい男性ほど、
重要な場面でこの姿勢を崩しません。
交際中は、デート内容や会う頻度など、決断の重さはそれほど大きくありません。
一方、結婚後は違います。
住む場所、働き方、お金の管理、家族との距離感。
どれも生活に直結し、「決めない」という選択肢が通用しなくなります。
このとき、決断を相手に委ね続けてきた男性は、自分では選ばず、責任も引き受けないままになります。
結果として、決めるのは女性。
問題が起きたときに悩むのも女性。
男性本人に悪気がない分、女性側は不満を言い出しづらく、負担だけが静かに積み重なっていきます。
優しさに見える態度の中に、「自分で背負わない姿勢」が含まれていないか。
交際中にこそ、注意して見ておく必要があります。
感情を言葉にせず、共有しない男性
怒らない。
機嫌も悪くならない。
トラブルも起こさない。
一見すると、とても安定している男性に見えます。
しかし、結婚後に苦労が出やすい男性には、感情を言葉にしないという共通点があります。
何か不満があっても、「別に大丈夫」「気にしてないよ」と表面上は流す。
女性側が違和感に気づいても、話し合おうとすると反応が薄く、結局、本音が見えないまま終わる。
交際中は、この状態でも関係が成立します。
なぜなら、会う時間が限られており、感情のズレが生活に直結しないからです。
しかし結婚後は違います。
毎日の中で小さな不満や不安が積み重なり、それを共有できない状態が続くと、女性側に「一人で抱えている感覚」が残ります。
感情をぶつける必要はありません。
ただ、自分がどう感じているのかを言葉にし、
相手と共有できるかどうか。
この姿勢がない男性との結婚生活は、安心感よりも孤独感が強くなりやすい。
自分の価値観を「当たり前」だと思っている男性
交際中は問題になりにくい。
なぜなら、デートでは価値観の衝突が起きにくいからです。
しかし結婚後、お金、家事、時間、家族との関係といった場面で、このタイプの男性ははっきりと特徴を表します。
・説明をしない
・話し合う前に正解を決めている
・「普通はこうでしょ?」が口癖
本人にとっては常識でも、相手にとってはそうではない。
それにもかかわらず、価値観をすり合わせようとせず、違いを調整しようとしない男性は、結婚後に摩擦を生み続けます。
ここで重要なのは、考え方が合うかどうかではありません。
違ったときに、調整しようとする姿勢があるかどうかです。
この姿勢がない男性との生活は、気づかないうちに女性側が我慢する構図になりやすい。
まとめ|「問題がない人」ほど、見抜きにくい
結婚したら苦労する男性は、交際中に問題が多い人ではありません。
むしろ、穏やかで、無難で、優しそうで、一見すると安心できる人ほど、見抜きにくい。
今回挙げた共通点は、どれも交際中には大きな違和感として現れにくいものです。
しかし、
話し合いを先送りする姿勢
決断を引き受けない態度
感情を共有しない関係性
価値観をすり合わせない姿勢
これらは、結婚後の生活で必ず影響します。
交際中に感じた小さな引っかかりは、結婚すれば消えるものではありません。
形を変えて、より現実的な問題として現れるだけです。
「いい人だから大丈夫」ではなく、「一緒に生活を回せる人かどうか」。
この視点を持てるかどうかが、結婚後の負担を大きく左右します。
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