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2025.05.24
お見合いで“持病・宗教・離婚理由”はどう伝える?誠実さが伝わる話し方ガイド

お見合いの場で「伝えづらいことがある」と感じている方は少なくありません。 たとえば、持病のこと。
信仰している宗教のこと。離婚理由――。
どれも結婚を見据えるうえで重要な情報である一方、初対面で話すには勇気がいります。
とはいえ、こうしたセンシティブな内容は個人情報保護法の観点からプロフィールに書く義務はなく、あえて記載せず“お見合いの場で口頭で伝える”という選択をする方も増えています。
このページでは、すでに「お見合いで自分の言葉で伝える」と決めた方に向けて、相手に誠実さが伝わる話し方・切り出し方・注意点を具体的に解説します。
お見合いで話すときの“切り出し方”で印象は決まる
センシティブな話題は、話す内容より“どう切り出すか”のほうが印象を大きく左右します。
いきなり本題に入るのではなく、落ち着いた空気ができてから、以下のようにクッションを入れて切り出すと柔らかくなります。
【例文】
「少しお話ししたいことがあるのですが、誤解がないようにきちんと伝えさせてください」
「今後のことを考えて、初めにお伝えしておこうと思っていました」
丁寧な前置きと、相手への配慮をにじませる言葉選びが大切です。
会話の流れが自然になるように、話すタイミングも意識しましょう。
無理に話題を変えるのではなく、落ち着いた雰囲気ができたときに切り出すことがベストです。
また、緊張しやすい方は事前に話す内容を整理しておくと安心です。
カウンセラーと相談して、自分らしく伝えられる言葉を準備しておくのも有効です。
話し始めがスムーズだと、その後の空気も良くなりやすく、誠実な印象を持ってもらえるでしょう。
持病があることを伝えるときの話し方と注意点
持病について伝える際に大切なのは、「事実を冷静に、簡潔に伝える」ことです。
お見合いの場で話す場合は、以下のような構成が伝わりやすく、相手に安心感を与えます。
・現在の状態(例:服薬で安定している)
・日常生活への影響の有無(例:仕事や生活に支障なし)
・今後の見通し(例:医師の管理のもと継続通院中)
「大丈夫です」「普通に生活しています」などの肯定ワードで締めると前向きな印象になります。
重要なのは、“隠していた印象”を与えないこと。
持病の話を重く語りすぎると、相手にとって必要以上に深刻に受け止められることがあります。
逆に、「気になるようでしたら何でも聞いてください」と添えることで、相手に判断材料を渡しつつ、安心感を与えることができます。
また、医学的な専門用語よりも、日常の影響の有無をわかりやすく説明することを意識しましょう。
相手が「この人との生活を想像できる」と思えるような説明が、信頼構築につながります。
宗教の話は“強制しない姿勢”を明確に伝える
宗教についての話題は非常にセンシティブですが、結婚を考える相手には誠実に伝える姿勢が大切です。
まず、お見合いの中で宗教の話題を出す際には、相手に「押し付ける意図がない」ということを最初に明確にしておくことで、相手の警戒心を和らげることができます。
【例文】
「信仰している宗教がありますが、相手に強制したり、生活に大きく影響させることは考えていません」
その上で、以下のような具体的な生活上の影響がある場合は簡潔に共有しましょう。
・週末の礼拝参加があるか
・特定の行事への参加頻度
・食生活への制限があるかどうか
宗教そのものの信条を深く説明する必要はありません。
相手が知りたいのは、「この先の生活にどう関わるのか」という点です。
また、宗教について話す際に避けたいのは、相手を説得しようとする姿勢です。
信仰は個人の価値観であり、相手に強いるものではありません。
そのため、「共有」や「説明」のトーンを意識することで、相手に安心感を与えられます。
最後に、「何か気になることがあれば、遠慮なく聞いてくださいね」と一言添えることで、対話の姿勢を示し、信頼を築くきっかけにもなります。
離婚理由を伝えるときは、“相手の不安を払拭する情報”を意識する
離婚歴がある場合、お見合いの場でその理由を伝える際には、「何をどこまで話すか」だけでなく、「相手が不安に感じそうな点をどう払拭するか」が重要です。
以下のような内容は、多くの相手が気にするポイントです。
・DVやモラハラなどの深刻な問題ではないか
・浮気・不倫など、倫理的なトラブルがあったのではないか
・ご本人に根本的な問題があるのではないか
こうした不安を和らげるためには、あらかじめ相手が誤解しやすい部分を明確に否定した上で、経緯を端的に説明するのが有効です。
【例文】
「前回の結婚は、家族との関係や生活スタイルの違いから、お互いに歩み寄りが難しくなってしまい、話し合いの末に離婚しました。暴力や浮気といった理由では一切ありません」
さらに信頼感を高めるためには、以下の要素を補足することも効果的です。
・自分なりに振り返って学んだことや反省点
・次の結婚ではどんな関係を築きたいと思っているか
・過去は過去として、前向きな姿勢で婚活していること
このように伝えることで、離婚歴という事実に対して「真摯に向き合っている人」という印象を与えることができます。
相手の疑念を防ぐことが、安心感につながり、次のステップに進みやすくなるのです。
お見合いで伝えるとき“やってはいけない話し方”とは?
センシティブな話題を正直に伝えることは素晴らしいことですが、伝え方を間違えると、誤解や不信感を招いてしまうリスクもあります。
お見合いという初対面の場で、相手に安心して受け止めてもらうには「避けるべき話し方」を知っておくことが重要です。 以下は特に注意したいNGパターンです。
・伏し目がち、小声、曖昧な表情で話す
→ 話す内容が悪いことだと思わせ、相手が構えてしまいます。
・感情的になり、話が長くなってしまう
→ 落ち着いていない印象を与え、冷静な判断力に欠けると見られてしまうことも。
・「これで無理なら仕方ないです」と投げやりな態度になる
→ 相手に決断を丸投げし、重たい空気を生んでしまいます。
・曖昧にぼかして伝える
→ 「いろいろあって…」と濁すと、かえって不安材料になります。
正直に話すことは大前提ですが、「相手が安心できる形で伝える」ことが成婚への近道です。
話の最後には、「もし不安に感じることがあれば、なんでも聞いてくださいね」と付け加えるだけで、相手に配慮ある印象を与えることができます。
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