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2025.10.11
無表情だからって切るのは早計。お見合いで良い男を見逃す

お見合いの席で、相手の男性があまり表情を変えない。
そんなとき、女性の多くは「楽しそうじゃない」「脈がなさそう」と感じてしまう。
たとえ会話が途切れずに続いていても、相手の笑顔が少ないだけで気持ちが冷めてしまうという声は少なくない。
しかし、婚活の現場で数多くのカップルを見ていると、表情だけで判断してしまうのはあまりにももったいないと感じる場面が多い。
なぜなら、初対面の場で表情が硬い男性の中には、緊張や慎重さから感情表現を控えているだけの人が一定数いるからだ。
人前で笑うのが得意な人ばかりではない。
特にお見合いのようなフォーマルな場では、「軽く見られたくない」「真面目に話を聞こう」と意識するあまり、無表情に見えてしまうケースも多い。
それを“盛り上がらなかった”と切ってしまえば、本来出会うはずだった誠実な相手を逃してしまう可能性がある。
婚活において「印象」で判断するのは簡単だ。
だが、印象はその日のコンディションや緊張度でいくらでも変わる。
本当に見るべきなのは、表情の多さよりも、会話の受け答え・質問の仕方・言葉の丁寧さといった部分に現れる“人への向き合い方”である。
無表情=脈なしと思い込むのは“婚活の落とし穴”
お見合いで笑顔が少ない男性を前にすると、多くの女性が「私に興味がないのかな」「つまらなかったのかな」と感じる。
しかし、実際にはそうとは限らない。
無表情に見える男性の多くは、単に緊張して表情を作れないだけだ。
結婚相談所で活動している男性は、社会的に真面目な人が多い。
そのため、初対面の女性に対して失礼がないようにと考えすぎて、自然な笑顔が出せなくなってしまうことがある。
「軽く見られたくない」「真面目に聞こう」と思えば思うほど表情は硬くなり、結果的に“感情がない人”という誤解を招く。
また、男性の多くは女性ほど非言語的なサインを意識していない。
「うなずく」「微笑む」といった行動が、相手への安心感につながると理解している人は少ない。
そのため、会話の中で無意識に表情が少なくなってしまうのだ。
ここで大切なのは、「反応が薄い=興味がない」ではないという前提を持つこと。
本当に興味がなければ、相手はそもそも話を続けようとしない。
質問を返したり、こちらの話題に耳を傾けている時点で、一定の関心はあると考えてよい。
表情だけを根拠に脈の有無を判断するのは、婚活の最大の落とし穴である。
リアクションが薄い男性ほど、距離を見極めて仲良くしていく
反応が控えめな男性の中には、相手をよく観察しながら関係を築こうとする人が多い。
特に慎重な性格の人ほど、初対面では自分の感情を表に出さず、相手の反応を確かめながら話す。
すぐに盛り上がるよりも、相手がどんなテンポで話したいかを見て距離を調整するタイプだ。
このタイプの男性は、最初は静かでも、回を重ねるごとに会話が深くなっていく傾向がある。
一見すると「無関心」に見えても、実は相手を傷つけないように慎重に言葉を選んでいることも多い。
初対面の段階では、表情よりも話の拾い方・質問の自然さ・相づちのタイミングに注目すると、その人の本音が見えてくる。
ただし、リアクションが薄いからといって、すべてが「落ち着いている良い人」とは限らない。
中には、単にコミュニケーションが苦手で、相手に関心を示せない人もいる。
会話の中で、こちらの話題に興味を持って掘り下げてくれるか、
自分の話ばかりになっていないかを見れば、ある程度の区別がつく。
慎重な人と、気遣いが欠けている人は見た目が似ている。
だが、会話のテンポや反応の仕方を見ると、その差はすぐに分かる。
たとえ表情が少なくても、相手を思いやる言葉や姿勢が感じられるなら、それは“静かな優しさ”を持つ人である。
一方、相手の気持ちを考えず、淡々と自分の話を続けるタイプなら、それは単なる“無関心”のサインだ。
この見極めを間違えなければ、無表情な男性の中にも、人を大切にできる人が確実に見つかる。
見た目の印象ではなく、言葉の端々や反応の質を見て判断すること。
それが、お見合いで本当に良い人を見逃さないための第一歩になる。
無表情でも“人に配慮できる人”と、“気遣いが欠けている人”は違う
同じ「無表情」でも、その意味は人によってまったく違う。
中には、相手を不快にさせないように慎重に言葉を選んでいる人もいれば、単に相手に関心を向けていない人もいる。
表情だけではその違いは見えにくいが、会話のテンポ・相づち・姿勢・声のトーンなど、細かな部分に差が出る。
本当に気遣いがある人は、相手が話している間は口を挟まず、しっかり聞こうとする。
その姿勢が真面目すぎて表情が硬く見えるだけだ。
話の内容を理解しようと、少し眉を寄せて聞く人もいる。
一方で、気遣いが欠けている人は、話を途中で遮ったり、評価するような視線を向けてきたりする。
表情は似ていても、空気の柔らかさがまるで違う。
また、上から目線のタイプも注意が必要だ。
「自分はこう思う」「普通はこうでしょ」と、自分の意見を正解のように押し付ける。
このタイプは、感情表現が少ないというよりも、相手を対等に見ていない態度が表情の硬さとして出ている。
表情がないのではなく、相手を見ていない。
それが、会話の空気を重くする最大の要因だ。
お見合いでは、相手の話をどれだけ拾えるかがその人の本質を映す。
反応が控えめでも、相手の発言に対して自然にうなずいたり、「なるほど」「それって大変でしたね」と短く共感を示せる人は、基本的に思いやりがある。
それに対して、黙ったまま腕を組み、目線をそらし続けるような態度は、「無表情」ではなく「無関心」のサインと考えたほうがいい。
つまり、無表情な男性を見極めるときは、“感情を抑えている人”と“相手に興味がない人”を分けて見ることが大切だ。
表情よりも、言葉と姿勢に“他人に向き合う力”がにじみ出ているかどうか。
そこを見誤らなければ、誠実な男性を見逃すことはない。
表情が豊かじゃないからこそ“ライバルが少ない”
婚活では「第一印象が明るい人」が有利と思われがちだが、
実際には、派手な印象の人ほど人気が集中し、競争率が高くなる。
一方、無表情で落ち着いたタイプの男性は、最初の印象で選ばれにくい。
しかし、それは「出会った瞬間のチャンスが少ない」だけであり、じっくり話せば魅力が伝わる人が多い。
こうした男性は、テンションよりも安定を重視する。
連絡がマメ、言葉が一貫している、約束をきちんと守る——
感情の波が少ないぶん、付き合い始めてから関係が落ち着きやすい。
「次にいつ会えるか」「どう思われているか」で不安になることも少ない。
これは、真面目で実直な男性に共通する大きな特徴だ。
そして、こうしたタイプの男性は、初対面で“地味”に見えるために、他の女性が見逃しやすい。
だからこそ、ライバルが少ない=チャンスが大きい。
見た目よりも中身を見る目を持つ女性ほど、婚活市場では良い人を先に見つけて成婚していく。
お見合いの段階で「表情が柔らかくない」という理由だけで断ってしまえば、他の女性にその良縁を譲ることになる。
実際、結婚相談所では「最初は印象が地味だったけど、回を重ねるうちに居心地が良くなった」というカップルが多い。
笑顔やリアクションの派手さよりも、会ったときの安定感・自然体でいられる空気を重視してみてほしい。
最初は静かでも、会うたびに温かさを感じる人こそ、長く続くパートナーになりやすい。
良い男は“静かに伝わる”。表情よりも人への姿勢を見抜ける人が成婚する
最終的に、結婚につながる男性とは「感情表現が豊かな人」ではなく、相手をどう扱うかが丁寧な人である。
無表情でも、こちらの言葉を否定せずに受け止める。
話した内容を覚えていて、次に会ったときに自然に話をつなげてくれる。
そうした姿勢の中にこそ、誠実さや愛情がある。
一方で、いくら笑顔が多くても、相手を下に見るような話し方や、自分の意見だけを押し通すような態度の人は、長続きしない。
結婚は、感情の一瞬よりも生活の積み重ねだ。
その意味で、“表情の派手さ”よりも“人への姿勢”を見抜ける女性ほど、成婚に近づく。
婚活がうまくいく人ほど、見た目やテンションに惑わされない。
「この人はどんなときも落ち着いて話してくれる」
「話を聞く姿勢に優しさを感じる」
そう感じたとき、その男性はきっと信頼に足る人だ。
表情は控えめでも、相手を大切にする気持ちは静かに伝わる。
お見合いの短い時間でそれを感じ取れるかどうかが、良いご縁をつかむ人と、チャンスを逃す人の分かれ道になる。
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