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2025.12.17
何度、お見合いしても交際希望がもらえない理由

お見合いは定期的に組めている。
プロフィールが極端に悪いわけでもない。
それでも、何度お見合いをしても交際希望がもらえない。
本人としては、会話が成立しなかったわけでもなく、失礼な態度を取った覚えもない。
大きなミスをした実感もない。
それなのに、結果だけが変わらない。
毎回、お見合いで止まる。
「なぜ断られたのか分からない」
「原因が思い当たらない」
そう感じたまま、次のお見合いに進んでいる人は少なくない。
偶然や相性の問題で片づけるには、同じ結果が続きすぎている。
では、何度お見合いをしても交際希望が出ない人は、どこで判断され、どこで止められているのか。
お見合いは「相性」ではなく「一度は食事しても良いかどうか」で決まる
お見合いで交際希望が出ない人ほど、判断基準を高く見積もりすぎています。
・相性が合ったか
・話が盛り上がったか
・結婚相手としてどうか
こうした視点でお見合いを振り返っている人は多いですが、相手はそこまで見ていません。
現実のお見合い判断は、もっと低いラインで行われています。
・1時間、一緒にいて大きなストレスはなかった
・強い違和感や不快感は残らなかった
・食事1回くらいなら行ってもいいと思えた
この条件を満たすかどうか。
それだけです。
逆に言えば、「楽しかった」「会話が弾んだ」と自分では感じていても、相手の中で“食事に行くほどではない”と判断された時点で、交際希望は出ません。
ここで重要なのは、好かれる必要はないということです。
お見合いは、好意を獲得する場ではありません。
「減点がなかったか」
「一度は会ってもいいと思わせる最低ラインを超えたか」
この視点を持たずに活動していると、毎回同じところで止まります。
写真とのギャップがある時点で、挽回は難しくなる
交際希望が出ない原因として、最初に見直すべきなのが見た目です。
特に写真と実物のギャップは致命的になりやすいポイントです。
お見合い相手は、プロフィール写真の印象を持って席に来ます。
その時点で期待値が設定されている以上、実物がそれを下回ると、会話以前に評価が下がります。
改善余地が大きいのは、体型と服装です。
結婚相談所の活動では、体型は恋愛以上にシビアに見られます。
理由は単純で、結婚後の生活や健康面まで無意識に連想されるからです。
「ぽっちゃりが好き」という言葉は存在しますが、結婚相手探しの場では、リスクとして捉えられやすいのが現実です。
30代以降は代謝が落ち、体型が変わりやすくなります。
写真ではうまく見えていても、実際に会うと印象が違う。
このズレがあるだけで、「会いたくない理由」が一つ生まれます。
男性の場合、「スーツだから問題ない」と考えるのは危険です。
サイズが合っていないスーツ。
黒すぎる冠婚葬祭用のスーツ。
体型のシルエットが出ない着こなし。
これらは清潔感があっても、異性としての印象が残りません。
スーツは着ているかどうかではなく、着こなせているかどうかが見られています。
女性の場合は、写真とまったく違うテイストの服装が問題になります。
相手は写真の延長線上のイメージで来ています。
服装の方向性が違うだけで、「思っていた人と違う」という違和感が生まれます。
お見合いでは、見た目のギャップがある時点で、挽回は非常に難しくなります。
ここでマイナスを作ってしまうと、どれだけ丁寧に話しても、「一度は食事してもいいかどうか」の判断ラインを超えられません。
清潔感があっても“異性として見られない人”の共通点
お見合いで交際希望が出ない人の多くは、清潔感以前のところで止まっています。
服装も整っている。
身だしなみも問題ない。
失礼な態度も取っていない。
それでも「異性として見られない」人がいます。
理由はシンプルで、人として近づきづらい空気を出しているからです。
たとえば、
・表情がほとんど変わらない
・リアクションが薄く、感情が読み取れない
・笑顔はあるが、どこか事務的
・話しかける側に緊張感を与えてしまう
こうした雰囲気があると、相手は無意識に距離を取ります。
お見合いで見られているのは、「清潔かどうか」ではありません。
一緒にいて力が抜けるか。
緊張せずに向き合えるか。
ここです。
特に多いのが、真面目で誠実な人ほど、無意識に“硬さ”が出てしまうケースです。
・相手を評価しないように気を遣いすぎる
・失礼がないよう言葉を選びすぎる
・正解を言おうとして感情が出ない
結果として、「悪い人ではないけれど、近づきにくい」という印象が残ります。
女性の場合も同様で、丁寧で上品でも、感情の動きや柔らかさが伝わらないと、恋愛的な温度は上がりません。
お見合いは、「誠実そうか」を確認する場ではありません。
一度、男女として向き合える空気があるか。
この人となら、食事の場でも緊張しないか。
そこが見られています。
清潔感があっても、表情・リアクション・空気感が硬いままだと、異性としての入口に立てません。
沈黙より危険なのは、無意識に出るマイナス感情
会話が続かないことを気にする人は多いですが、実はそれ以上に問題になりやすいのが、無意識に出てしまうマイナス感情です。
・仕事の愚痴
・婚活がうまくいかない話
・過去の交際で傷ついた話
本人は軽く話しているつもりでも、初対面の相手にとっては重く感じられます。
また、よくあるのが相手の話に自分の経験を被せてしまう会話です。
相手が趣味の話をした時に、「自分もやっている」「自分の方が詳しい」と話を広げているつもりが、結果的に相手の話を潰してしまう。
これは否定している意識がなくても、相手には「話しづらい人」という印象が残ります。
お見合いでは、会話の内容そのものよりも、一緒にいて楽か、気を遣わないかが見られています。
正解を言う必要はありません。
深い話をする必要もありません。
・相手の話を受け止める
・少し広げて、相手に戻す
・前向きな温度を保つ
これだけで十分です。
交際希望が出ない人は「会いたくない理由」を残している
交際希望が出ない人に共通しているのは、「良い点が足りない」ことではありません。
会いたくない理由を、どこかで残してしまっている。
それだけです。
・写真と印象が違った
・異性としての温度を感じなかった
・会話で気を遣った
・一緒にいて少し疲れた
理由は小さなものでも構いません。
しかし、お見合いではその1つで十分です。
「悪い人ではないけれど」
「特に嫌なところはないけれど」
この評価は、そのまま交際希望を出さない理由になります。
お見合いで必要なのは、強く印象に残ることではありません。
“会いたくない理由を残さないこと”。
この視点を持てるかどうかで同じ人でも結果は大きく変わります。
何度お見合いしても交際希望がもらえない場合、相性や運の問題ではありません。
毎回、同じところで「次はやめておこう」と判断されているだけです。
そこを一つずつ改善していけば、お見合いの結果は、確実に変わっていきます。
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