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2025.08.19
最初は好きじゃなかった相手と成婚できた理由5選|尊敬が“好き”に変わった瞬間

結婚相談所での活動では、初回のお見合いで強いときめきを感じないまま仮交際に進むことが珍しくない。
写真やプロフィールに不足はなくても、実際に会ってみると「地味」「盛り上がらない」といった印象が先行し、恋愛感情が芽生えないまま様子見になることがある。
それでも、成婚に至った女性の体験を丁寧に辿ると、共通する転機が見えてくる。
最初は好きではなかった相手に対して、ある瞬間に尊敬できる部分を見つけ、その尊敬が安心を生み、やがて好きに変わっていく——この連鎖だ。
結婚相談所の交際ステップ(お見合い→仮交際→真剣交際→成婚)は、条件の良し悪しを確認するだけではなく、尊敬できる人柄を見極める時間として機能する。
以下のケースは、まさにその見極めが成婚の決め手になった実例である。
寄り添って説明してくれる頭の良さに尊敬し、好きに変わった
30歳・事務職の女性の場合
彼女は、お見合いで出会った男性を「真面目で礼儀正しいが、会話が淡々として少し退屈」と受け止めた。
恋愛感情は動かず、仮交際は短期で終わるだろうと考えていた。
二度目のデートの帰り道、社会情勢の話題になったとき、彼女は「ニュースを追えていない」と正直に打ち明けた。
彼はすぐに専門用語を避け、「要するに——」と前提をそろえ、図に描くように因果をほどきながら説明した。
途中で「ここまで大丈夫?」と視線で確認し、彼女が頷くと次の段階へ進む。
彼女はその運びに驚いた。
彼が見せたのは知識の量ではなく、相手の理解度に合わせて構造化して伝える力だった。
上から目線にならず、例え話を混ぜて腑に落ちるところまで伴走する。その姿勢に彼女は知性と思いやりの両立を見た。
以後、彼女は彼と話す時間を「学びを共有する場」として楽しむようになった。
初対面時に“淡白”と感じた静けさは、実は焦らず相手を尊重する落ち着きだったと気づく。
尊敬は安心を呼び、安心は好奇心を育て、好奇心は「もっと一緒に過ごしたい」という気持ちに変わった。
交際は自然に深まり、真剣交際へ。
寄り添って説明できる頭の良さこそが、彼女の「好き」を生み、成婚の根拠になった。
人を大切にする誠実さに尊敬し、好きに変わった
28歳・保育士の女性の場合
彼女は、静かで控えめな男性に「悪くないけれど決め手に欠ける」という印象を持った。
仮交際を続ける理由は“不可ではないから”であって、“ぜひまた会いたい”ではなかった。
転機は、帰り道にふと出た家族の話だった。
彼は「母の体調が不安定な時期は、休みは必ず病院に一緒に行っていた」と淡々と話し、続けて「妹が仕事で詰まっていたから、資料の作り方を一緒に練習した」と何気なく付け加えた。
どちらも自慢ではなく、当たり前の延長として語られた。
彼女はその“当たり前”の裏にある価値観の一貫性を見抜いた。
身内だから手を抜かない、弱っている人に寄り添う、言葉より行動で支える。
デート中の会話でも、彼は彼女の言葉を遮らず、以前の話題を覚えていて「前にこう言ってたよね」と文脈をつないでくれる。
彼女の中で評価軸が入れ替わった。
外側の派手さより、関係に責任を持つ誠実さの方が結婚生活では重要だと腹落ちしたのだ。
尊敬が生まれ、安心が広がり、静かな熱が好意へと変わる。
彼女は「この人となら、日常を丁寧に積み重ねられる」と確信し、真剣交際を選択。ここでの決め手は、人を大切にする姿勢が“継続的な行動”として現れていることだった。
仕事に真剣に向き合う責任感に尊敬し、好きに変わった
33歳・営業職の女性の場合
彼女が最初に会った男性の印象は「普通」。職業も年齢も、特に惹かれるところはないけれど、悪くもない。
そんな気持ちで仮交際を続けていました。
ところが、2回目の食事で「仕事の進め方」を聞いたときに彼の姿勢が見えてきました。
彼は自分の成果を自慢するのではなく、「チーム全体で成果を出すことが大事。部下のミスは自分が整理して上に説明する。その代わり、本人には解決策を伝えるだけにして責めない」
と落ち着いた口調で話したのです。
さらに、仕事で決めたことは翌朝までに必ずメモにまとめて、誰が見ても迷わないようにする、という習慣も持っていました。
彼女はそこで気づきました。
「この人は責任を押し付けず、自分で背負える人なんだ」
「成果も偶然じゃなく、ちゃんと仕組みで作っている」
「こういう考え方ができる人なら、家庭でも安心できる」
最初は「無難」だと思っていた相手が、じつは責任感と誠実さを持つ人だった。
その気づきがきっかけで、尊敬が芽生え、尊敬は安心につながり、安心がやがて恋心に変わっていきました。
「この人となら、困難も一緒に乗り越えられる」
そう思えた瞬間から、彼は「結婚を考えられる相手」へと変わり、二人は真剣交際を経て成婚しました。
感情をコントロールできる余裕に尊敬し、好きに変わった
27歳・看護師の女性の場合
彼女は、お見合いで出会った男性に「落ち着きはあるけれど少し物足りない」と感じていた。
会話も無難で、特別なときめきはなく、仮交際も「とりあえず続けてみよう」という程度の期待値だった。
転機は、彼女が勤務で大幅に遅刻してしまったときに訪れた。
夜勤明けで連絡も十分にできず、待ち合わせ場所に30分以上遅れて到着した。
彼女は「責められるだろう」と覚悟していたが、彼は穏やかな笑顔で「コーヒーを飲みながら本を読んでたよ。大変だったね」と言った。
その瞬間、彼女は胸を突かれる思いがした。
自分なら待たされれば苛立ってしまうのに、彼は感情を乱さず、むしろ相手を思いやる余裕を見せていた。
以後もデートの中で、急な予定変更やちょっとしたトラブルにも彼は柔らかく対応した。
彼女はそこで「この人なら、結婚生活で起こる予期せぬ出来事も冷静に受け止めてくれる」と確信した。
最初は「物足りない」と感じた相手が、実は大人の余裕を備えた人物だと知った瞬間、尊敬が恋愛感情へと変わっていった。
安心感と信頼が積み重なり、成婚の決断に至ったのである。
小さな約束を守る誠実さに尊敬し、好きに変わった
31歳・受付の女性の場合
彼女は、お見合いで出会った男性を「条件は悪くないけれど印象に残らない」と感じていた。外見も話し方も平均的で、交際を続ける強い理由はなかった。
だが、二度目のデートで「最近あのカフェのプリンが好き」と何気なく話したことを、彼はきちんと覚えていた。
次に会ったとき「予約しておいたから行こう」と提案してきたのだ。
小さな会話を大事に扱い、具体的な行動に移す姿に、彼女は強い印象を受けた。
さらに彼は、待ち合わせの時間を必ず守り、5分前には到着していた。
彼女が「好き」と言ったお菓子を次のデートでさりげなく差し出してくれることもあった。
その積み重ねに彼女は「この人は信頼できる」と思うようになった。
最初は平凡にしか見えなかった男性が、「小さな約束を大切にできる誠実な人」として映り、尊敬はやがて恋愛感情に変わった。
結婚生活は日常の積み重ねであることを実感し、彼女は成婚を決意した。
尊敬できる部分を見つけた先に、成婚がある
成婚した女性たちに共通していたのは「最初から好きだったわけではない」という点だった。
むしろ第一印象は「普通」「地味」「物足りない」など、決して高い評価ではなかった。
それでも、交際を重ねる中で尊敬できる部分を見つけた瞬間、気持ちは大きく動いた。
・寄り添って説明できる頭の良さ
・人を大切にする誠実さ
・仕事に真剣に向き合う責任感
・感情をコントロールできる余裕
・小さな約束を守る誠実さ
これらに触れたとき、女性たちは「この人となら安心して結婚できる」と確信した。
尊敬は安心を生み、安心は恋愛感情に変わる。好きは尊敬から始まるのだ。
結婚相談所の仮交際は、条件を比較するためではなく、相手の人柄を知り、尊敬できる部分を探すための時間である。
最初の印象にとらわれず、相手を深く知ろうとしたとき、思いがけず「結婚を選べる相手」に出会うことができる。
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