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2025.12.07

厳選しすぎてお見合いが組めない女性が、選び方を変えるための現実的な方法

「ちゃんと厳選して申し込んでいるのに、まったくお見合いが成立しない」

この悩みを抱えている女性は少なくない。数だけ見れば毎月きちんと申込みはしている。

むやみに申し込んでいるわけでもない。それなのに、会えない。成立しない。

時間だけが過ぎていく。

この状態が続くと、多くの人は「もっと条件を下げた方がいいのか」「申し込み数が足りないのか」「私の魅力が足りないのか」と、自分を責め始める。

しかし実際の婚活現場では、成立しない原因は“魅力不足”でも“努力不足”でもないケースが大半を占める。

問題は、厳選の仕方そのものが、最初から“会えない構造”になってしまっていることにある。

ここからは、なぜ厳選すればするほど会えなくなるのか、その仕組みを順序立てて説明していく。

条件リストが増えすぎることで、そもそも申込み対象が市場から消えている

厳選している女性ほど、「理想が高い」という自覚はあまりない。

本人の感覚では、「普通の条件を並べているだけ」「妥協していないだけ」と思っていることが多い。

年齢は〇歳まで、年収は〇〇万円以上、都内勤務、身長は〇〇cm以上、長男以外、共働き可、タバコを吸わない、転勤なし、親と同居予定なし。

一つ一つを見ると、どれも「よくある条件」に見える。

しかし問題は、それをすべて同時に満たす相手を探しているという点にある。

婚活市場では、「普通の条件を一つ満たす人」はいても、「複数の普通を同時に満たす人」は一気に数が減る。

条件が増えるほど、対象者は階段状ではなく、急激に減っていく。


この状態で申込みを続けると、本人は「きちんと活動しているつもり」でも、実際には最初から成立しにくい層にだけ申し込んでいる状態になる。

申し込み数が多いか少ないかの問題ではない。

申込み先そのものが、もともと成立確率の低いゾーンに偏っているため、どれだけ頑張っても結果が出にくくなる。


さらにこの層は、他の女性からの申込みも集中しやすい。

つまり、相手男性側から見ると「選べる立場」にいる。

その場に自分が申し込んでいる以上、成立しない可能性の方が高くなるのは、ごく自然な構造だ。

それでも本人の中では、「私はきちんと選んでいる」「雑に申し込んでいない」という意識だけが強く、なぜ会えないのかが分からないまま時間だけが過ぎていく

完璧な相手を狙うほど、相手側の希望条件と噛み合わず会う前に弾かれている

多くの女性は、申込みの瞬間までは「自分が相手を選んでいる」という感覚で動いている。

しかしお見合いは、常に一方通行ではなく選び合いだ。

こちらがどれだけ「この人に会いたい」と思っても、相手側にも同じように希望条件があり、その条件に合わなければ、会う前の段階で自然とお断りが入る。


完璧に見える相手、条件の整った相手ほど、申し込みの数は非常に多い。

年齢、年収、職業、住環境、見た目、結婚観。そのどれか一つでも相手の希望から外れれば、会う前に選考は終わる。

ここで多くの人が勘違いしてしまうのが、「私はこの人に申し込めているのだから、チャンスはあるはず」という考え方だ。

だが実際には、申し込めることと、選ばれることはまったく別だ。


会えない現実が続くと、「私の選び方が厳しすぎるのかもしれない」と考える人も多い。

しかし現場で多いのは、「自分が厳しく選びすぎているから会えない」のではなく、「相手側の条件に合っていないために、最初の段階で外れている」というケースだ。

この違いを理解しないまま活動を続けると、次も同じ層に申し込み、同じ理由で断られ、また「縁がない」「タイミングが悪い」という結論にすり替えてしまう。


こうして、会えない理由を正しく構造で理解できないまま、申込みだけが繰り返されていく。

その結果、「厳選しているのに会えない」という状態が固定化されていく。

「選択肢が多すぎる状態」が、かえって“決められない・動けない”状態を作っている

条件を増やしていくと、一見すると「選択肢が広がっている」ように感じる。

しかし実際には、その状態が判断を鈍らせ、行動を止めてしまう原因になることが多い。

年齢もOK、地域も広め、年収帯も幅を持たせている。

そうして候補が増えるほど、「今申し込もうとしている相手が本当に正解なのか」「もっといい人が他にいるのではないか」という迷いが、常に頭の中に残るようになる。


この状態での申込みは、「この人と会って確かめたい」という前向きな決断ではなく、「とりあえず候補の一人として見ておこう」という仮の行動になりやすい。

そのため、断られても深く振り返らず、「今回は縁がなかった」「まだ他がいる」と気持ちの整理だけで次へ進んでしまう。

結果として、どの申込みも検証にならず、条件の良し悪しが現実とすり合わないまま積み上がっていく。


さらに、迷いが常態化すると、申込みそのものが重くなる。

最初はテンポよく動けていたのに、「もう少し比較してから」「もう少し慎重に見てから」と判断を後ろにずらすようになり、気づけば申込み数自体が減っていく。

会えない原因は条件だけではなく、「決められない状態」が行動を止め始めている段階に入っている。

条件が多い人ほど「会う前に切りすぎている」ため、成立以前で経験値が止まっている

成立しない女性に共通して見られるのは、「実際に会って判断した経験」が極端に少ないことだ。

プロフィールの段階で、年齢、見た目、年収、勤務地、家族構成などを細かく見て、「ここが気になる」「ここが不安」と一つずつ理由をつけて候補から外していく。

その結果、何年も活動しているのに、実際に会った人数はごくわずか、という状態が起きる。


問題は、ここで判断基準が現実で更新されない点にある。本来、結婚において本当に大切な条件は、会って話し、価値観をすり合わせ、「これは気にならなかった」「これはやはり難しかった」という体験を通して初めて整理されていく。

しかし会う前に切りすぎている人ほど、その材料が手に入らないまま、頭の中の条件だけが固定化されていく。


条件をいじっても会えない状態が続くと、次に起きるのは「さらに条件を足す」という行動だ。

「ここも大事かもしれない」「これも外せないかもしれない」と条件が増えていく。

しかしこれは成立に近づく調整ではなく、「会わずに済ませるための調整」になっていることが多い。

実際に会って得られるはずだった判断材料が不足したまま、成立以前の段階で試行錯誤が止まり、会えない状態だけが延々と続いていく。

自分が「選ぶ側」だと思い込んだままでは、永遠に“会えない側”から抜けられない

ここまでの流れをまとめると、条件が増える、迷いが増える、会う前に切る、経験値が止まる。

この流れの根っこにあるのが、「自分は選ぶ側である」という立ち位置の固定だ。申込みをしている以上、意識はどうしても「私は相手を選んでいる」という側に傾く。

しかしお見合いは、常に一方的な選考ではなく、「選び合い」で進んでいく。


それでも立ち位置が修正されないまま活動を続けていると、断られた現実を「相手が合わなかった」「レベルが合わなかった」と解釈しやすくなる。

本来は「自分が選ばれなかった」という事実が起きているにもかかわらず、その認識が行動に反映されない。

結果として、同じ条件帯に申し込み、同じ理由で断られ、同じ悩みを繰り返すことになる。


厳選をやめるとは、条件を下げることではない。

妥協することでもない。

自分の立ち位置を「選ぶ側」から「選び合う側」に戻すことだといえる。

自分もまた相手から見られ、選ばれる存在である。

その前提に立ち戻ったとき、申込みの基準は自然に変わる。

「完璧な人を探す」から、「この人となら会って確かめられるか」という視点に切り替わる。

その切り替えが起きて初めて、申込みは“会えない方向”ではなく、“会える方向”へと現実的に動き始める。

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