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2025.12.28
IBJ婚で「深い交際」に進めない女性の共通点

IBJ婚では、お見合いの一時間で「印象が良い」「会話が途切れない」「礼儀正しい」という評価を取れても、そのまま真剣交際に進めるとは限りません。
仮交際に入って複数回会えているのに、三回目、四回目あたりで急に失速して交際終了になる。
相手からの終了理由は「相性が合わなかった」「結婚観が見えなかった」「温度感が違った」と曖昧な言葉で返ってくる。
けれど実態としては、相性以前に、交際の中で関係を前に進める材料が揃っていないだけ、というケースが多いです。
深い交際というのは、重い話を早めにすることでも、感情を大きく揺らすことでもありません。
仮交際の段階で
「会うたびに、相手のことが少しずつ分かっていく」
「次も会う理由が具体化していく」
「違和感が出た時に、終わらせるのではなく整えていける」
「二人のペースが作られていく」という状態が積み上がっていることを指します。
ここが積み上がらないと、何回会っても関係は深まりません。
深い交際に進めない女性には、言い回しや性格というより、交際の中で繰り返している行動の型があります。
相手の男性が手応えを持てない状態が続く、会話が更新されない、違和感の扱いが極端、主導権を相手に渡してズレた瞬間に終了する、そして相手を知ろうとする姿勢が薄い。
この五つが揃うと、仮交際は続いても真剣交際に乗りません。
本編では、その共通点を「現場で起きる具体行動」に落として整理します。
あまり感情が表に出ないので男性がデートの手応えを感じない
仮交際の初期、男性が一番困るのは「何が正解か分からない」状態です。
店選びも、会話のテンポも、距離感も、正解は相手によって違う。
だから男性は、相手の反応から手応えを拾って次の一手を決めます。
ところが感情が表に出ない女性は、会話を成立させていても、男性側に「良かったのかどうか」が残りにくい。
これが積み重なると、男性は次の誘い方が弱くなり、結果として失速します。
ここでいう「感情が出ない」とは、笑顔が少ないという単純な話ではありません。
表情が一定で、相槌が同じトーンで、話題が変わっても反応の温度が動かない。
相手が頑張って話しても、返ってくるのは事実の返答だけで、評価語や感想が乗らない。
たとえば男性が「この店、落ち着きますね」と振った時に「そうですね」で終わる。
男性が趣味の話をしても「へえ」で終わる。
質問には答えるけれど「私はこういうところが好きで」と広がらない。
会話のボールが返ってはくるのに、跳ね返ってこない感覚が残ります。
男性が欲しいのは好意の宣言ではなく、手応えのサインです。
今日の時間がプラスだったのか、また会っていいのか、次に繋げても迷惑じゃないのか。
そのサインが薄いと、男性は「この人はまだ乗っていない」と判断し、踏み込みを止めます。
しかも仮交際の初期ほど、男性は直接確認しづらい。
「楽しかったですか?」と聞くのは重いと感じる男性も多いので、反応で判断するしかありません。
つまり、感情が表に出ない女性は、相手が配慮するほど、男性の判断材料を減らしてしまう構造にいます。
具体的に失速が起きるのは、帰り際と翌日です。
帰り際に「今日はありがとうございました」で終わると、男性は丁寧だけれど温度が分からないまま解散します。
翌日に男性が「昨日はありがとうございました。またご都合の良い日ありますか」と送った時、女性の返信が「こちらこそありがとうございました。来週なら大丈夫です」だけだと、日程は取れるけれど、会いたい理由が見えません。
男性の側に「また誘っていい」という確信が残らない。
これが二回、三回と続くと、男性は誘いを「義務」みたいに感じ始めます。義務になった交際は深まりません。
深い交際に進む女性は、感情を大きく出しているわけではなく、手応えが“見える形”で置かれています。
会話の中で「それは面白いですね」「そういう考え方、良いですね」「それは知らなかったです」と評価語が入る。
相手の話のどこが良かったかを短く言える。
帰り際に「今日のここ、落ち着きました。来て良かったです」と結論を置ける。
次の提案も「今度はもう少し短めにカフェでもいいですし、あの辺も行ってみたいです」と具体が出る。
こうした一言があるだけで、男性は次の一手を迷わず出せます。
感情が表に出ない女性が深い交際に進めないのは、気持ちがないからではなく、相手が判断できる材料が不足しているからです。
仮交際は「失礼がなければ続く」フェーズではなく、「会うたびに前に進む材料が増えているか」を見られるフェーズです。
手応えが残らない交際は、回数だけ重ねても評価が上がりません。
警戒心が強くて何度会っても浅い会話しかできない
仮交際が浅いまま終わる女性の典型は、会話が途切れないのに情報が増えない状態です。
仕事、趣味、休日、好きな食べ物、最近観たもの、行って良かった店。
こうした話題は当たり障りなく、誰とでも成立します。
けれど、何回会っても同じ層の話題を回り続けると、男性は「この人の生活が見えない」「考え方が見えない」「結婚後のイメージが湧かない」と感じ始めます。
警戒心が強い女性は、相手を見極めようとして会話を安全圏に固定します。
これは慎重さとしては自然ですが、IBJ婚では交際期間が限られるため、固定し続けると“更新がない交際”になります。
更新がない交際は、相性が悪いのではなく、判断ができない交際です。判断ができないと、真剣交際に進めません。
浅い会話しかできない女性は、答え方に共通点があります。
質問には答えるけれど、答えが短い。たとえば「休日は何をしていますか」に対して「家でゆっくりしてます」で止まる。
男性側は「何をしてるんだろう」と思うけれど、深掘りすると詮索に聞こえるのが怖くて踏み込みづらい。
すると次も同じ話題になり、「いつも同じ会話」の印象が積み上がる。
もう一つは、話題が“無難な情報交換”で終わることです。
趣味の話をしても「映画が好きです」「旅行が好きです」で止まり、「どんな基準で選ぶのか」「一人で行くのか誰と行くのか」「頻度はどれくらいか」「休みの取り方はどうか」といった生活に直結する情報に繋がらない。
仕事の話も「事務です」「営業です」で終わり、忙しい時期、帰宅時間、平日の夜の使い方、休日のリズムといった交際に必要な具体が出ない。
警戒心が強い女性ほど「深い話は、もっと仲良くなってから」と考えがちですが、IBJ婚の仮交際で必要なのは、いきなり重い話をすることではなく、生活像が立つ程度の具体を少しずつ増やすことです。
たとえば休日の話なら、「午前は家事をまとめて、午後にカフェで本を読むことが多いです。夜は翌日の準備をして早めに寝ます」くらいの具体で十分に情報は増えます。
仕事の話なら、「月末が忙しいので、その週は平日夜は難しいです。
逆に月の前半は予定を取りやすいです」と言えるだけで、男性は次の約束の立て方が分かります。
浅い会話が続くと、男性も踏み込まなくなります。
踏み込まないのは興味がないからではなく、踏み込んでも受け止めてもらえないと感じるからです。
女性が守りの会話を続けるほど、男性は“守りの会話”に合わせるようになり、関係は更新されません。
深い交際に進むためには、警戒心をゼロにするのではなく、守りながらでも出せる具体を増やして、会うたびに情報が前に進んでいる状態を作ることが必要です。
小さな違和感を“飲み込む”か“即切る”の二択
仮交際が深まらない一番の分岐点は、違和感が出た時の処理です。
仮交際で出る違和感の多くは、小さなズレです。
店の選び方が合わない、会話のテンポが噛み合わない、連絡が遅い、決め方が曖昧、会計の考え方が違う、言い方が少し雑に聞こえた。
ここで深い交際に進む人は、違和感を材料として扱い、擦り合わせの行動をします。進めない人は、飲み込むか即切るかの二択になりやすい。
飲み込む女性は、表面上は穏やかです。「大丈夫です」「気にしてないです」と言えるし、相手に合わせられる。
ところが内側では、違和感が消えていません。違和感は消えないまま積み上がり、会うたびに評価が下がります。
そして交際終了のタイミングで初めて「なんか違った」とまとめて処理してしまう。男性からすると、最後まで問題が見えなかったのに急に終わるので、次の改善もできません。
即切る女性は、違和感が出た瞬間に「合わない」と結論を出します。
もちろん、明確なルール違反や価値観の根幹が破綻している場合は早めの判断が必要ですが、仮交際で出る小さなズレの多くは、確認不足や伝え方の違いで起きています。
そこを検証せずに切ると、交際が育つ前に終わり続けます。
ここで必要なのは、飲み込むでも切るでもない“中間の行動”です。
中間の行動とは、責めることではなく、確認して次の具体を決めることです。
たとえば連絡が遅い違和感なら、「お仕事忙しい時期ってありますか。
連絡のペースはどれくらいが楽ですか」と事実を確認し、自分の希望を「私は一日一回あると安心です。難しい日は一言だけでも大丈夫です」と具体で置く。
デート時間が長い違和感なら、「次は短めにして、カフェだけにしませんか」と提案する。
店選びが合わないなら、「静かなところの方が話しやすいので、次は落ち着いたお店がいいです」と条件を出す。
会計の違和感なら、「私はこういう考え方です。最初はこうしたいです」と方針を言う。
違和感を中間処理できない交際は、仮交際の回数を増やしても深まりません。
なぜなら、結婚生活はズレの連続で、ズレを整えられるかどうかが相性そのものだからです。
IBJ婚では、真剣交際に進む時に「この人となら、調整できるか」が必ず見られます。飲み込む女性は、調整ができるかが見えません。
即切る女性は、調整をする前に終わらせる癖が見えます。
どちらも、真剣交際に進む材料が不足します。
深い交際に進むには、違和感が出た時に終わらせるのではなく、次のデートまでに“どう整えるか”を具体にできることが必要です。
相手の出方待ちで「主導権を渡している」←そこが合わないと感じたら交際終了する
仮交際が深まるかどうかは、会う頻度、会う時間、連絡のペース、次の約束の決め方、デートの組み立て方といった“進め方”が二人の中で固まっていくかで決まります。
ところが深い交際に進めない女性は、相手の出方待ちになり、主導権を相手に渡し続けます。誘われたら行く。
提案された店に合わせる。
連絡が来たら返す。
次の予定も相手が決めるなら従う。
これ自体が悪いのではなく、渡し続けることで自分の基準が相手に伝わらないことが問題です。
基準が伝わらないまま交際が進むと、ズレが出た瞬間に「合わない」と感じて終了しやすくなります。
たとえば、女性は本当は月三回くらい会いたいのに、相手が月一回ペースで提案してきた。
女性は「優先されてない」と感じるが、相手は「忙しそうだからこのくらいが良いと思った」と考えている。
女性は本当は短時間デートが良いのに、相手が半日プランを組んでくる。
女性は疲れて評価が下がるが、相手は「楽しませたい」と思っている。
女性は本当は連絡がある程度欲しいのに、相手が二日に一回しか送らない。
女性は冷めるが、相手は「負担をかけないように」と思っている。
このズレは、相性以前に、すり合わせが始まっていないだけで起きます。
主導権を渡す女性は、相手が察してくれることを期待しがちですが、仮交際の初期は察せません。だからこそ、進め方の希望を小さく出す必要があります。
次の約束を決める時に「来週だとこの日とこの日が動けます」と候補を出す。
デート時間の希望を「最初は短めの方が話しやすいです」と言う。
会う頻度の希望を「会えるなら月二回以上だと嬉しいです」と置く。
連絡のペースを「朝か夜に一言あると安心です」と伝える。こうした小さな主導があるだけで、交際は偶然任せではなく、二人で進める形になります。
逆に主導権を渡したままだと、交際は相手の普通で進みます。
相手の普通が自分の想定と違った時、女性は「合わない」と感じて終了する。
しかし相手からすると、基準が提示されていないので、修正ができません。
修正ができない交際は深まりません。
深い交際に進む女性は、強く主張するのではなく、進め方の基準を小さく出し、ズレが出たら整える前提で動きます。
相手の出方待ちで主導権を渡し続け、ズレた瞬間に交際終了する型がある限り、真剣交際に進む前に終わりやすくなります。
向き合う覚悟がないので心を開かない(他人に興味を持ててない)
最後は、警戒心や受け身とは別の問題です。
相手の男性に対して、他人としての関心が薄い状態です。
礼儀は正しいし、会話も成立する。
しかし、相手を知ろうとする動きが少ない。
質問はするけれど形式的で、相手の答えを受けて深掘りしない。
相手の価値観が出た時に「どうしてそう思うんですか」「それはどんな経験からですか」と広げない。
相手の生活の現実に触れる話題を避け、結局「よく分からないまま」回数だけが過ぎる。
他人に興味が持てていない状態は、会話の形で分かります。たとえば男性が仕事の話をした時に、「大変ですね」で終わってしまう。
そこから「忙しい時期はいつですか」「平日の夜はどれくらい余裕がありますか」「休みは取りやすいですか」と交際に必要な確認に繋がらない。
男性が家族の話をした時に、「そうなんですね」で終わり、「ご実家とはどれくらいの距離感ですか」「将来は近くに住みたいですか」と将来設計に繋げない。
男性が大事にしている価値観を話した時に、「素敵ですね」で終わり、「それって具体的にはどんな場面でそう思いますか」と深めない。
結果として、相手の情報が増えないので、女性側の判断も進みません。判断が進まないと、心も開きません。
心が開かないと、相手も踏み込みづらい。こうして関係は浅いまま止まり、「温度感が上がらない」「決め手がない」で終わります。
IBJ婚は、恋愛のように長期間をかけて自然に関心が育つのを待つ設計ではありません。
仮交際の中で、相手を知る動きを積み重ねられるかが、深い交際に進めるかを決めます。
相手に興味が持てていない女性は、相手のことを嫌っているわけではなく、知ろうとする行動が少ないだけで、結果として「向き合っている感じ」が相手に伝わりません。
男性側からすると、会っていても自分が見られていない感覚が残り、真剣交際に進む判断がしづらくなります。
深い交際に進む女性は、特別な会話術を使っているわけではありません。
相手の答えに対して一段だけ踏み込む質問を足し、相手の生活像と価値観を具体で拾い、次のデートで確認したいことを一つ増やしていきます。
相手を知る行動が積み上がると、自然に心は開いていきます。
逆に、他人に興味が持てないまま、当たり障りない会話だけで回数を重ねても、関係は深まりません。
まとめ
今まで述べた五つは、どれか一つが悪いだけで即終了になるものではありません。
ただ、これらが同時に起きていると、相手の男性には「手応えがない」「情報が増えない」「ズレを整えられない」「進め方が作れない」「関心が感じられない」という形で積み上がり、真剣交際に進む前に止まります。
IBJ婚で深い交際に進むために必要なのは、好かれるための演出ではなく、交際の中で前に進む材料を増やし続けることです。
会うたびに、手応えが残り、情報が更新され、違和感が中間処理され、二人の進め方が作られ、相手を知る動きが増える。
この積み上げができた時、仮交際は「会っているだけ」から「結婚に向けて進んでいる交際」に変わり、真剣交際へ自然に繋がります。
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