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2025.12.14
婚活中、女性の年齢価値は1歳上がることで6歳年齢を重ねる

婚活をしていると、ある時期からお見合いの様子が変わったと感じる瞬間があります。
それまで成立していたはずのお見合いが、なぜか通らなくなる。申し込みをしても返事が来ない。
成立しても、相手の年齢が以前より明らかに上に寄っている。
条件を大きく変えた覚えはありません。
活動をサボっているわけでもない。
極端な希望を出しているつもりもない。
それでも、結果だけがズレていく。
「何が変わったのか分からない」
「どこで判断を間違えたのか見えない」
この状態に入ると、多くの婚活女性は同じところで立ち止まります。
努力の方向が合っているのかも分からないまま、時間だけが過ぎていく。
婚活がうまくいかない理由が見えなくなる、最初の分岐点です。
婚活では子どもを望む人も多く、年齢が一番の条件になっている
結婚相談所での婚活は、恋愛とは前提が大きく異なります。
多くの人が、最初から「結婚後の生活」を具体的にイメージしたうえで相手を探しています。
その中で、子どもを望んでいる人は少なくありません。
必ず欲しいと考えている人だけでなく、「可能であれば子どもを持ちたい」と考えている層も含めると、婚活市場ではかなりの割合になります。
子どもを望む場合、どうしても将来設計を逆算する思考が入ります。
いつ頃までに出産を考えるのか。
育児をする体力は確保できるのか。
子どもが成人する頃、自分たちは何歳になっているのか。
これらは、婚活者が無意識のうちに行っている現実的な計算です。
その計算の中で、最初に確認されやすいのが年齢です。
性格や価値観、会話の相性は本来とても重要です。
ただし、それらは実際に会ってみなければ分かりません。
一方で年齢は、プロフィールを開いた瞬間に誰でも確認できます。
そのため婚活では、「まず年齢を見る」という行動が自然に行われます。
これは、婚活している全員が年齢だけで判断しているという話ではありません。
ただ結婚後の生活や将来設計を考えた結果、年齢が最初に確認される条件になっているというだけのことです。
結果として、婚活では会話の内容や人柄よりも先に、年齢が入口で使われます。
ここを理解していないと、「なぜ会えなくなったのか」が見えなくなります。
年齢が上がるほど、理想とする相手の検索に引っかかりにくくなる
結婚相談所での婚活では、男性の多くがプロフィール検索を使って相手を探しています。
この検索段階で、ほとんどの人が年齢に上限を設定しています。
理由はシンプルです。
将来設計を考えたとき、自分なりの現実ラインを引いているからです。
そのため、年齢は検索条件として最初から組み込まれています。
ここで起きている変化は、目に見えにくいものです。
年齢が1歳上がったからといって、誰かに直接「年齢で断られた」と言われるわけではありません。
ただ、希望のお相手からの検索条件を超えた瞬間、プロフィールが表示されにくくなります。
つまり、性格や価値観を見てもらう前に、候補として認識されにくくなる。
この段階では、断られているわけでも、評価が下がったわけでもありません。
そもそも検索に引っかかっていないという状態です。
婚活女性が感じる「希望年齢の人からの申し込みがこない」という違和感の多くは、ここで起きています。
プロフィール写真を変えても、自己PRを丁寧に書いても、
検索結果に表示されなければ、見てもらうこと自体ができません。
そのため、理想としていた相手との接点が、ある時期から急に減ったように感じます。
ここで勘違いしやすいのが、「自分の魅力が落ちたから決まらない」という捉え方です。
実際に起きているのは、年齢という条件が検索の入口で影響しているという構造的な問題です。
年齢が変わった以上、同じ希望条件のままでは、出会いの入口に立ちにくくなる。
これが、婚活市場で静かに起きている現実です。
年齢が上がるほど、年下男性を希望するとお見合いが成立しづらくなる
婚活女性の希望条件として多いのが、「できれば同い年か年下がいい」という考え方です。
体力面や価値観、将来の生活を考えれば、この希望自体は自然です。
ただ、婚活の現場では、年齢が上がるにつれてこの条件がそのまま通らなくなる場面がはっきり出てきます。
たとえば、
30代前半の女性が「同い年〜3歳下」を希望していた場合、相手は30代前半の男性になります。
この年齢帯の男性は、同年代だけでなく、20代後半の女性とも同時にお見合いをしています。
そのため、女性が33歳から34歳、35歳と年齢を重ねるにつれて、同じ「年下希望」でも、実際にはより若い女性と比較される状況に置かれるようになります。
女性側は条件を変えていません。
年下希望のままです。
しかし男性側から見ると、「同じ30代前半の男性に対して、28歳の女性、32歳の女性、35歳の女性が並んでいる」という状態になります。
このとき、成立しやすいのはどの年齢か。
それは、婚活市場でははっきりしています。
その結果、「去年までは年下男性と普通に成立していたのに、今年は通らない」「条件は同じなのに、なぜか成立しない」という状態が起きます。
これは、会話力が落ちた、魅力がなくなった、からではありません。
年齢が1つ上がったことで、比較される相手の年齢層が変わっただけです。
これが、年下希望が年齢とともに成立しづらくなる、婚活の現実です。
お見合いで成立する男性の年齢が、年の差で上に開いていく理由
年下希望が通りづらくなり、同年代との成立も減ってくると、次に起きる変化があります。
それが、「成立する相手の年齢が、はっきりと上にズレていく」という現象です。
たとえば、30代前半までは同年代〜少し年上の男性と成立していたお見合いが、36歳前後を境に、40代前半との成立が中心になる。
さらに年齢が進むと、40代後半〜50代との成立が増えていく。
この変化は、偶然ではありません。
婚活では、男性側も年齢条件を設定して相手を探しています。
特に「子どもを望む前提」で活動している男性ほど、高齢出産リスクを意識し、年齢の上限をシビアに設定します。
その結果、女性の年齢が上がるにつれて、同年代や年下男性とは検索段階で接点が生まれにくくなり、
年齢条件を広めに取っている年上男性との成立が中心になっていきます。
このため、年齢が1歳上がっただけなのに、成立する相手の年齢差が「少しずつ」ではなく、段差のように一気に開いたように感じられます。
これが、「女性の年齢は1年で6歳分進んで見える」と言われる背景にある現実です。
年齢を踏まえて希望条件を組みかえた人が、成婚していく
ここまで見てきたように、婚活では年齢が変わることで、成立しやすい相手のゾーンが確実に変わっていきます。
この変化に対して、「年齢はどうにもならない」「理想を下げるくらいならやめたい」と感じる人も少なくありません。
一方で、成婚していく人たちは、年齢そのものではなく、希望条件の置き方を見直しています。
年齢条件を固定したまま粘るのか。
少し幅を持たせて、会える母数を確保するのか。
年下に寄せ続けるのか、同年代〜年上まで含めて、「結婚生活が現実的に成立する相手」に軸を戻すのか。
この判断を早い段階でできた人ほど、出会いが増え、交際に進み、成婚までたどり着いています。
これは妥協の話ではありません。
今の年齢で通る条件に組み替えた結果、現実が動いているという話です。
婚活では、理想を持ち続けることよりも、現実を正しく把握し、条件を再設計できるかどうかが結果を分けます。
年齢を前提として受け止めた人が、最終的に成婚していきます。
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