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2025.05.05
しゃべらない男、なんで婚活来た?|沈黙の裏に隠れた“地雷”と“逸材”の見分け方

無言の男に戸惑う女性たち
結婚相談所でのお見合いや仮交際の場面で、女性が最も困惑する瞬間のひとつに、「男性が全然しゃべらない」という状況があります。
せっかく時間を合わせて会っているのに、こちらが話題を振っても反応が薄い、質問しても一問一答で終わってしまう。
気まずい沈黙が続き、「この人、なんで婚活してるの?」と疑問に感じたことがある女性も少なくありません。
ただ、「沈黙=悪」と断定するのは早計です。無口な男性の中には、実は“結婚に向いている逸材”が紛れていることも。逆に、外面だけは愛想が良くても、中身が“地雷”だったというケースもあります。
では、しゃべらない男性の本音とは?そして、見極めるための視点とは?今回は沈黙の理由をタイプ別に解き明かしながら、結婚相談所の現場で見えてくるリアルをお届けします。
沈黙する男性にありがちな3つの心理状態
まず理解しておきたいのは、「しゃべらない=性格が悪い」ではないということ。沈黙にはいくつかの心理的背景があります。
一つ目は、緊張による沈黙です。
特に結婚相談所で活動している男性は、恋愛経験が少なかったり、女性との接点が少なかったりすることが多く、お見合いという“正解のない会話”に対して極端に緊張してしまいます。
これは悪気があるわけでも、やる気がないわけでもなく、「失敗したくない」という不安から来るものです。
二つ目は、受け身な性格による沈黙です。
普段から自己主張が苦手で、「自分の話をしても面白くないだろう」と思い込んでいる男性も少なくありません。
こういったタイプは、打ち解けるまでは話が弾みにくいですが、関係が深まるにつれ誠実さや思いやりが表に出てきます。
三つ目は、本気度が低い・そもそも乗り気でない沈黙です。
このパターンが“地雷”に該当します。「とりあえず親に言われて婚活してる」「断るのが面倒だから来た」など、相手に興味を持つ気がない状態で臨んでいるため、何を話しても反応が鈍いのです。
お見合いで会話が続かない男性の特徴
実際のお見合い現場で「話が弾まなかった」と報告される男性には、ある共通点があります。それは「コミュニケーションのキャッチボールが成立しない」ことです。
たとえば、こちらが「休日はどんなふうに過ごされてますか?」と質問しても、「特に何もしてません」で終わってしまう。
話を膨らませる余地がなく、次の話題を必死に探すことに。これが数回続くと、「私と話すのがつまらないのかな?」と女性側が自信を失ってしまうのです。
ただ、ここで一つ見逃せないポイントがあります。こういった男性が全員“地雷”というわけではありません。
中には、会話が苦手でも、返信は丁寧、約束は必ず守る、デート後にはお礼のLINEをきちんと送ってくる…というように、行動面では非常に誠実な方も多いのです。
つまり、“話さない=やる気がない”とは限らないのです。
仮交際中の“沈黙続行”は黄色信号
一方で、お見合い後に仮交際へ進んでも、LINEのやり取りが淡白すぎる、デート中も変わらず話題が広がらないという状態が続いた場合は、注意が必要です。
交際初期において、ある程度の努力が見られないというのは、「あなたに興味を持とうとしていない」サインとも取れます。
誠実な男性は、不器用ながらも「何とかしよう」と試行錯誤を重ねるものです。
たとえば、デート後に「今日はありがとうございました」と一言でもLINEを送る、次の予定を聞いてくるなど、何かしら“前に進もうとする姿勢”があります。
逆に、交際中も終始受け身、連絡は女性からばかり、会話もこちらがリードしないと無言になる…という状態が続くなら、見切りをつけるべきタイミングかもしれません。
しゃべらない=内向的=結婚向き?という視点
一見、コミュニケーションが苦手な男性は“恋愛不適合”に思われがちですが、実は「結婚」という視点では悪いことばかりではありません。
たとえば、口数は少ないけれど仕事は堅実、約束を守る、金銭感覚がしっかりしている、感情の起伏が少ない――。こういった特性は、日常生活を共にする結婚相手としては高評価の要素です。
問題は、“無口=誠実”なのか、“無口=興味なし”なのかを見極めること。ここで有効なのが「相手の目線」です。
話している最中、目を合わせようとしてくれるか、質問には丁寧に答えようとしてくれるか。その“姿勢”が見える男性は、沈黙の裏に誠実さが潜んでいる可能性が高いです。
無口な男性に当たったときの対応術
では、実際にしゃべらない男性に出会ってしまったとき、どう対応すべきなのでしょうか。まず大事なのは、1回目で結論を出さないことです。
お見合いではどうしても緊張が勝ってしまい、実力を出し切れない男性が一定数います。
1時間の中で“人柄”を読み切るのは困難であり、会話の量よりも「返し方」や「誠意の見える対応」に注目する方が賢明です。
また、仮交際に入った後は、“こちらから少し深い話題を振ってみる”のも有効です。
仕事でのやりがい、家族との関係、理想の生活など、単なる雑談ではなく価値観に触れる話題に切り替えると、不思議と話しやすくなる男性もいます。
内向的なタイプほど、意味のある話を求めているからです。
それでも相手がほとんど話そうとしない、質問にも曖昧な返事しかしない、こちらの気遣いに感謝もない――。そうであれば、「この人は単に婚活に向いていない」と割り切って次へ進むべきです。
沈黙に隠された“逸材”の見極め方
最終的に、「しゃべらないけどいい人かもしれない」と感じた場合は、以下のような視点で見極めてみてください。
・無口でもLINEは誠実か(返信が丁寧・早い)
・デート調整の際、主体的に提案してくるか
・気遣いの言葉があるか(寒くないですか?疲れてませんか?など)
・次に繋げようとする意志があるか(「また会えたら嬉しいです」など)
これらが見られるなら、その男性は**“口数は少ないけれど真面目で誠実な結婚向きの男性”**かもしれません。
逆に、LINEは既読スルー、スケジュール調整も他人任せ、当日の表情も終始つまらなそう…という場合は、“乗り気でない婚活地雷男”の可能性が高いでしょう。
最後に:話さない男を一括りにしない勇気
婚活の現場では、どうしても“話が盛り上がる男性”が好印象を持たれやすく、口数が少ない男性は最初から不利な立場に置かれがちです。
ですが、最終的に“家庭を築ける相手”を探すという目的を忘れてはいけません。一見盛り上がったデートでも、継続的な誠実さがなければ長続きしないのが現実です。
「しゃべらない男、なんで婚活来たの?」と思ったその時こそ、相手の本質を見極めるチャンスです。
その沈黙の奥に、真面目で責任感の強い逸材が潜んでいるかもしれないからこそ、表面的な判断ではなく、“姿勢”と“行動”を見る目を持って接していくことが、婚活を成功へ導く鍵となります。
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