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2025.07.24
誰も好きになれない…そう悩んでいた女性が、3ヵ月で成婚した理由

誰も好きになれなかった。でも結婚はしたかった——33歳、事務職女性の婚活スタート
彼女は33歳。
東京都内の老舗メーカーに勤める事務職の女性で、10年以上同じ会社で勤務を続けている堅実なタイプです。
職場では「真面目」「しっかりしている」と評価され、社内でも人間関係に悩んだことはほとんどないとのこと。
現在は実家暮らしで、両親と3人暮らし。
週末は一人で過ごすことが多く、図書館で本を借りたり、Netflixでアニメやドキュメンタリーを観たりと、完全なインドア派。
友人との交流も最小限で、人と会わない休日の方がリラックスできると話してくれました。
恋愛経験はありません。
中学・高校・大学と男子と会話をする機会はほとんどなく、社会人になってからも、異性との関係が恋愛に発展することは一度もありませんでした。
「誰かを“好き”になったことがないんです」
これが、彼女が初回カウンセリングで口にした言葉でした。
それでも、「結婚はしたい」という意志は明確に持っていました。
「結婚したいのに恋愛感情がないなんて、矛盾してると思われそうで言えませんでした」と話してくれた彼女。
実は、こうした悩みを抱えている方は決して珍しくありません。
半年ほどマッチングアプリも使ってみたそうですが、やりとりの継続が苦痛で、会っても「何を話せばいいか分からない」「早く帰りたい」と感じてしまう日々。
プロフィールの条件を見て「悪くないかも」と思っても、実際に会ってみると感情が何も動かず、自己嫌悪に陥ったこともあったといいます。
「誰も好きになれない私に、結婚なんてできるのか」
そんな不安を抱えていた彼女は、「相談所なら、自分の感情だけに頼らず、第三者に助言してもらえるかもしれない」と思い、入会を決断されました。
1ヵ月目:最初の2回のお見合いで、“違和感のない人”を見つけた
入会からわずか1週間で、彼女は初めてのお見合いを迎えました。相談所が紹介したのは、35歳・地方公務員の男性。
プロフィールの印象は「真面目そうで堅実」。まさに彼女と同じく、“落ち着いた日常を大切にしているタイプ”でした。
実際にお見合いをしてみると、彼女がまず感じたのは「緊張感が少なかったこと」でした。
相手の男性は、彼女の話をさえぎることなく、テンポを合わせて話してくれる人で、話題も無理に盛り上げるようなことはせず、自然なやりとりが続きました。
恋愛経験がない彼女にとって、「会話が続くかどうか」は非常に大きなハードルでしたが、この時は終始穏やかに時間が流れ、「この人なら、また会ってもいいかも」と思えたそうです。
そして、2回目のお見合いでは、32歳・メーカー勤務の男性と対面。こちらの男性も落ち着いた雰囲気で、共通点として「一人の時間が好き」「休日は家で映画を観ることが多い」という点がありました。
この2人との出会いを通して、彼女の中で小さな変化が起こります。
「好きかどうかは分からない。でも、一緒にいて“変に気を使わなくていい”と感じたんです」
彼女にとって、感情が動かないことは不安材料でした。ですが、ここで初めて「違和感がない」という感覚を、前向きに捉えられるようになっていきます。
特に2人目の男性に対しては、「こういう人となら、生活リズムも合いそう」と感じ、交際を希望。数日後には、彼からも交際希望の返答が届き、初めての交際がスタートしました。
この時点で彼女はまだ“恋愛感情”を抱いていたわけではありません。
しかし、それでも「嫌じゃない」「自然に話せた」「また会ってもいい」と思えた――この小さな積み重ねが、後の成婚へとつながっていきます。
1ヵ月目:最初の2回のお見合いで、“違和感のない人”を見つけた
入会からわずか1週間で、彼女は初めてのお見合いを迎えました。
相談所が紹介したのは、35歳・地方公務員の男性。
プロフィールの印象は「真面目そうで堅実」。まさに彼女と同じく、“落ち着いた日常を大切にしているタイプ”でした。
実際にお見合いをしてみると、彼女がまず感じたのは「緊張感が少なかったこと」でした。
相手の男性は、彼女の話をさえぎることなく、テンポを合わせて話してくれる人で、話題も無理に盛り上げるようなことはせず、自然なやりとりが続きました。
恋愛経験がない彼女にとって、「会話が続くかどうか」は非常に大きなハードルでしたが、この時は終始穏やかに時間が流れ、「この人なら、また会ってもいいかも」と思えたそうです。
そして、2回目のお見合いでは、32歳・メーカー勤務の男性と対面。
こちらの男性も落ち着いた雰囲気で、共通点として「一人の時間が好き」「休日は家で映画を観ることが多い」という点がありました。
この2人との出会いを通して、彼女の中で小さな変化が起こります。
「好きかどうかは分からない。でも、一緒にいて“変に気を使わなくていい”と感じたんです」
彼女にとって、感情が動かないことは不安材料でした。
ですが、ここで初めて「違和感がない」という感覚を、前向きに捉えられるようになっていきます。
特に2人目の男性に対しては、「こういう人となら、生活リズムも合いそう」と感じ、交際を希望。数日後には、彼からも交際希望の返答が届き、初めての交際がスタートしました。
この時点で彼女はまだ“恋愛感情”を抱いていたわけではありません。
しかし、それでも「嫌じゃない」「自然に話せた」「また会ってもいい」と思えた――この小さな積み重ねが、後の成婚へとつながっていきます。
2ヵ月目:「“好き”ではない。でも“嫌じゃない”から会ってみたい」と語った彼女の変化
初めての交際が始まった1ヵ月目の終わり頃、彼女はカウンセラーとの面談でこう語りました。
「正直、好きかどうかは全然わからないんです。でも、また会いたいと思えるんですよね。嫌じゃないからだと思います」
この発言には、大きな意味がありました。
もともと彼女は、誰かを「好き」と思った経験がないことを悩んでいました。
それまでは「好きになれない=会ってはいけない」「気持ちが動かない=交際する意味がない」と考え、すぐに関係を終了させてしまっていたのです。
しかし、1ヵ月目の2人とのお見合いを経て、彼女の中に少しずつ変化が生まれていました。
「この人となら、無理せずにいられる」
「居心地の良さって、こんな感じなのかもしれない」
そんな風に、“ときめき”や“恋愛感情”とは違うところでの感覚を、肯定できるようになっていたのです。
2ヵ月目に入ってからも、お相手男性とは週1回ペースでデートを重ねました。
カフェで会話を楽しんだり、書店で好きなジャンルを紹介し合ったりと、派手ではないけれど、等身大の交流が続きました。
この時期の彼女の様子を、カウンセラーとして見ていて強く感じたのは、「安心感を覚えている人の目」になっていたことです。
特別な感情が芽生えているわけではない。でも、会うことに抵抗がない。むしろ、日常の中にその人が自然に入り込んでいる。そういう距離感が、彼女にとっては非常に大きな進展でした。
実際、彼女はこんなことも話していました。
「前は、“また会う理由”が見つからなかったんです。でも今は、“会わない理由”が見つからないんですよね」
これは、婚活において非常に重要な視点です。
婚活初期は、どうしても“感情が動いたかどうか”にばかり意識が向いてしまい、少しでもピンとこないと「合わない」と判断してしまいがちです。
しかし本来、結婚相手との関係は「会いたい理由」よりも、「自然に会い続けられること」に価値があります。
そして何より、彼女自身がそれを“理屈ではなく実感として”理解し始めていたことが、成婚に向けたターニングポイントになりました。
この時点では、まだ「この人と結婚したい」とまで思っていたわけではありません。
それでも、「好きではないけれど、嫌じゃない」「また会いたいと思える」という感情を自分で受け入れられるようになっていたことが、彼女の婚活を一段階前に進める原動力となったのです。
恋愛経験がなかった彼女にとって、「恋愛感情を持てないこと」はずっと壁でした。しかし、2ヵ月目にはその壁の乗り越え方を、自分なりに見つけ始めていたのです。
続く3ヵ月目、彼女はさらに大きな一歩を踏み出していくことになります。
3ヵ月目:「この人と住めるかもしれない」と感じたとき、決断は自然に近づいた
交際2ヵ月目を過ぎた頃から、彼女の中で少しずつ“生活”という視点が芽生え始めていました。
当初は「好きになれるかどうか」にばかり目を向けていた彼女が、ある日ふと面談でこう漏らしたのです。
「この人とだったら、同じ家で暮らせるかもしれないって思いました」
この言葉は、彼女にとって“気づき”に近いものでした。
ときめきでも恋心でもなく、「一緒にいても疲れない」「一緒にいると気が楽」という感覚が、生活というキーワードと結びついた瞬間——それが、成婚を意識するきっかけになったのです。
彼女はもともと、恋愛の入り口すらわからなかった人でした。
「ときめいたこともない」「人を好きになったこともない」「誰かと長時間一緒にいたら、早く帰りたくなる」
そう言っていた彼女が、同じ人と毎週のように会い、2〜3時間の会話が当たり前になり、しかも「また会ってもいい」と思えている。これ自体が、彼女にとっては大きな進歩でした。
そして3ヵ月目のある週末、ふたりは初めて“少し遠出のデート”に出かけました。
都内の住宅街にある彼の住まいの近くでランチをし、公園を散歩し、帰りに駅前のスーパーを覗いた——それだけの一日でしたが、彼女はその時に、「こういう日常なら無理せず過ごせるかもしれない」と、ほんの少し未来のイメージが浮かんだといいます。
カウンセラーとして特に注目していたのは、彼女がこの時期から「自分の感情」を否定しなくなったことです。
「ドキドキはしていないけれど、嫌でもないし、むしろ安心できる」
「ときめきはないけれど、ずっと話していられる」
「恋人っぽくないかもしれないけれど、家族のような感覚がある」
こうした感情を、自分の中で認められるようになっていたこと。それが、彼女の婚活を“成婚”というゴールに引き寄せていった要因でした。
多くの人は、「結婚相手に恋愛感情を抱かなければいけない」と思い込んでいます。
ときめきや恋の高揚感がないまま進んでしまうと、「本当にこれでいいのか」と不安になり、ブレーキを踏んでしまうのです。
しかし、彼女はそうしませんでした。
「好きかわからないけど、自然にそばにいられる」
「何かあってもこの人なら相談できると思う」
「無理して気を使わなくていいのが嬉しい」
そうした“心の静けさ”を大切にしながら、お相手との関係を一歩一歩積み上げていったのです。
そして、3ヵ月目の終わり。彼女はカウンセラーとの面談で、自分からこう切り出しました。
「成婚の話をしてもいいですか?」
驚くほど自然なタイミングでした。彼女にとって“特別な瞬間”があったわけではありません。
ただ、何度も会って、話して、笑って、安心して——その積み重ねの中で、「この人となら暮らしていけるかもしれない」と思えた。それが、決断を支える土台になったのです。
恋愛経験がなくても、人を好きになったことがなくても、「一緒にいたいと思える人」との出会いは、ちゃんとあります。
そしてそれは、特別な感情ではなく、“違和感がない”“安心できる”という感覚の先に、静かに待っているのです。
“気持ちはまだ分からない。でも暮らせる”と確信した成婚面談
成婚面談の日、彼女は穏やかな口調でこう話してくれました。
「いまも、“恋愛感情”があるかは自分でもよく分かりません。でも、この人となら“暮らせる”と思ったんです」
それは曖昧な妥協ではなく、自分なりの確信でした。
彼との交際は、心が大きく揺れることもなければ、不安で眠れないような日々でもありませんでした。
会話のテンポが合い、物事の捉え方にも大きなズレがなく、会っている時間に気を遣いすぎることもなかった。
そうした“平穏さ”が、むしろ彼女には心地よかったのです。
彼からの好意も一貫しており、交際が進んでも言葉や態度が変わらなかったことも、彼女の安心感につながっていました。
「好きかどうかはまだ分からないけれど、少なくとも“嫌なところ”がひとつも思いつかない。それって、一緒に暮らすうえで、すごく大事なことだと思うんです」
そう語った彼女の表情には、迷いがありませんでした。
彼女が結婚を決意できたのは、「気持ちの高ぶり」ではなく、「気持ちの落ち着き」でした。
これまで“恋愛感情”がないことに悩み続けてきた彼女が、自分の感覚を肯定し、納得できる形で答えを出せた——そのこと自体が、何よりの成婚理由だったのです。
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