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2025.06.23
プロポーズがイメージできない…この違和感、結婚しても消えないよ?

周りには「順調そう」と言われる。でも、心の中はずっと引っかかってる
誰が見ても「いい感じ」に見える関係だった。デートも週に1〜2回、連絡もまめで、返信も早い。遅刻もドタキャンも一切ない。
レストランでは自然にエスコートしてくれるし、優しい。
話も一応、合ってる気がする。結婚を前提に交際してるといえば、「それは進みそうだね」と言われる。相手に不満があるわけじゃない。
むしろ、“不満がないこと”が不安になっていた。
でも、ふとした瞬間に気づいてしまった。
プロポーズのシーンがまったく思い浮かばない。
どんな言葉で伝えられるか、どんな気持ちになるか、どんな場所にいるのか。まるで想像できない。ただ、何も感じない“白い空間”が浮かぶだけだった。
嬉しくて泣く自分も、両親に報告して喜んでもらう場面も、結婚式を迎える日も、すべてが“無”のまま。
それなのに、「悪くない関係だし」「周りも応援してくれてるし」そうやって進めようとする自分がいる。
でも心の奥で、「このまま決めて大丈夫?」「本当に幸せになれる?」と、別の自分が静かに問いかけている。
この感覚に明確な名前はない。でも、それは確かに“違和感”だった。誰にも見えない、でも自分だけはずっと知っていた心のひっかかり。
緊張感が抜けない。居心地が良くない。それでも決断していいの?
何度も会っているはずなのに、どこか緊張している。服装も、話題も、メイクも、どこか“正解っぽさ”を探しながら動いている自分がいる。
「いい雰囲気だった」と言われるデートの帰り道。でも自分は、どっと疲れている。カフェでの会話も、食事中の空気も、ぎこちないわけじゃない。でも、なぜか“心がほぐれる瞬間”がない。
「嫌われたくない」「話を合わせたほうが無難」「場が白けたら困る」そんなことばかり気にして、本当の自分の感情を一度も置いてこなかった気がする。
もし結婚生活が始まったら——一緒にいても、ずっと「こう振る舞うべき」を続けるのだろうか?この先もずっと“正解のふり”をして生きていくのだろうか?
優しいし、誠実な人だとは思う。でも、その人と一緒にいて、こんなに気を張っているのなら。それはもう「安心できる関係」ではないのかもしれない。
安心とは、「何を言っても受け止めてもらえる」という信頼の感覚。居心地の良さとは、「何も考えずに一緒にいられる」という心の緩み。
それがないまま、結婚という一大決断に踏み出すのは、あまりにも危うい。
この人を選んだのは、好きだから?焦ってただけじゃない?
「そろそろ決めたほうがいいかなと思って」 「親から“次はいつ結婚するの”って言われて」 「友達はみんな結婚してるし、なんか置いていかれた感じがして」
——こうした“理由”で選び始めているとき、そこには感情がほとんど存在していない。
いつの間にか、「この人が好きだから付き合っている」ではなく、「この人なら進めるかもしれない」と思い込もうとしている。
そして気づく。
「悪くないし」「優しいし」「話も普通にできるし」「LINEもまめだし」そうやって、“マイナスポイントがない”ことだけを並べて肯定しようとしている自分がいる。
でも、感情はついてきていない。「好きかどうか分からない」という気持ちは、“好きじゃない”とほぼ同義だ。
なのに、「ここまで来たし」「これ以上断ってたら結婚できないかも」と、焦りが心のブレーキを鈍らせている。
焦って選んだ人に、心から感動するプロポーズが想像できるだろうか?その後の生活で、ちょっとしたすれ違いを「仕方ない」と飲み込んでいけるだろうか?
“焦りからの選択”は、最初は不安を和らげるけれど、あとから“後悔”という形で大きな代償になって返ってくる。
本当はずっと違和感があった。でも、世間体を気にして目をそらした。
親に紹介しても安心されそう。職場での印象も悪くない。友達に話しても「ちゃんとした人だね」と言ってもらえる。年収も生活も安定していて、条件としては文句なし。
「周りからどう見えるか」という視点で考えると、この人は“完璧”に近いのかもしれない。
でも、自分の心は?
本当に嬉しそうにその人の話をしているか? 一緒にいて、ふとした瞬間に「この人で良かった」と感じたことがあったか? 心から「この人と生きていきたい」と思えたことは?
それがすぐに浮かばないなら、あなたは“外向きの評価”でしか相手を見ていない可能性がある。
世間体で結婚を決めた人の多くが、後になって「どこで間違ったんだろう」と振り返る。 親や友達は、あなたの人生を代わりに生きてくれるわけではない。
「安心される相手」と「自分が心から安心できる相手」は別だということを、今ここでしっかり分けて考えるべきだ。
プロポーズされたら、喜べる?笑える?人に話せる?
“その日”を想像してみてほしい。
プロポーズの言葉。相手の表情。場所や雰囲気。 そして——自分のリアクション。
心から「ありがとう」と言えるか? その場で、自然と涙が出そうなほど嬉しいと思えるか? その後、親や友達に喜んで報告したいと思えるか?
もし一つでも「うーん」と迷うなら、それは“あなたの気持ちがまだ整っていない証拠”だ。
プロポーズの言葉がどんなに素敵でも、自分の気持ちが追いついていなければ、その瞬間は空っぽに感じてしまう。
無理して笑う未来。説明しながら気持ちが冷めていく未来。そんなものを迎えるくらいなら、一度立ち止まって考え直す勇気を持っていい。
“違和感”は見直すチャンス|決められない時こそ、確認すべき3つのこと
違和感を感じた時、それは「やめたほうがいい」というサインではなく、「立ち止まって確認してほしい」というサインかもしれない。
結論を急ぐのではなく、まずは自分の心の中を整理してみよう。
1. 素の自分でいられているか?
→ デート中、相手の反応を気にしすぎていないか?黙っている時間が苦痛で、何か話さなきゃと焦っていないか?自分の言葉で話せているか?
2. 周りの評価を気にしすぎていないか?
→ 「この人なら親も安心するだろうな」と思っている一方で、「でも私はどう感じてる?」という視点を無視していないか?
3. この人と“困難”を乗り越えるイメージが持てるか?
→ 病気、仕事の失敗、育児や家族問題など、現実的な壁にぶつかった時、この人と協力していける自信があるか?
これらを冷静に考えた上で、 「それでも一緒にいたい」と思えるなら、あなたはもう進んでいい。
逆に「やっぱり違うかも」と思ったなら、それはあなたが自分に正直になれたということ。選び直すことは逃げではなく、誠実さだ。
違和感を無視して進んだ人ほど、あとで自分を責める。 違和感に向き合えた人ほど、自分の選択を信じられる。
進むことも、やめることも、正解は自分の中にある。 その声に、耳を傾けてほしい。
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