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2025.09.02
ダメ男に惹かれる女性は“最初の勢い”に流されていた

恋愛の中で「また同じタイプの男性を選んでしまった」と後悔する女性は少なくありません。
優しい人や誠実な人を望んでいたはずなのに、気づけばダメ男と呼ばれるような相手と付き合ってしまい、同じような結末を繰り返す。
その背景には、出会ったばかりの頃に見せられる“勢い”に流されてしまう心理があります。
最初の数回の会話やデートで、強い好意を一方的に示されると「こんなに思ってくれるなんて」と特別感を抱きます。
冷静に判断する前に交際へ進んでしまうと、後から相手の欠点や本性が見えてきても「どうして付き合ったんだろう」と自分でも不思議に思うことになるのです。
強引なアプローチに好奇心が芽生える
知り合って間もない段階で「好きだ」「運命だと思った」と言われると、女性は驚きつつも「なぜそこまで言うのだろう」と相手への好奇心を抱いてしまいます。
まだお互いを深く知らないはずなのに、強烈な言葉を投げかけられると、「自分には見えていない魅力を相手は感じているのかもしれない」と思ってしまうのです。
例えば、初対面から数日しか経っていないのに「付き合いたい」と真顔で告げてくる、まだ二人きりで十分に過ごしていないのに「将来を考えている」と断言してくる。
普通に考えれば早すぎると分かるはずなのに、その熱量に触れると「どういう人なんだろう」と気になってしまい、相手をもっと知りたくなる。
これが好奇心の芽生えであり、冷静な見極めを妨げるきっかけになるのです。
もちろん、好意を伝えること自体は悪いことではありません。
しかし、時間をかけて関係を築く前に強烈な言葉を並べる行為は、真剣さというよりも“勢い”の表れである場合が多いのです。
好奇心だけで相手を受け入れると、後から「思っていた人物像と違った」とギャップに悩まされる可能性が高くなります。
好意を示されると断れない心理
さらに、強引に好意を伝えられると「ここまで思ってくれる人を拒否するのは悪い気がする」と感じてしまう女性は少なくありません。
出会ってすぐに「君しかいない」「ずっと一緒にいたい」と真剣に言われると、戸惑いながらも「そこまで言ってくれるなら」と交際を受け入れてしまうのです。
本当は「まだよく知らないし、判断できない」と思っていても、相手の熱量に押されて断れなくなる。
この“罪悪感”や“申し訳なさ”が判断を鈍らせます。
結果的に、気持ちが固まっていない段階で付き合うことになり、後から冷静さを取り戻した時に「やっぱり違う」と感じてしまうのです。
恋愛において「断れない」という心理は、優しさや気遣いの表れでもあります。
しかし、自分の意思を置き去りにして流されると、結局は双方にとって時間の無駄になってしまいます。
好意を受けても「まだ判断できない」と伝える勇気が、ダメ男に惹かれないための大切な一歩なのです。
“押し”に負けて隠されたダメ男の本性に気づかず付き合う
強引なアプローチに心を動かされ、好意を断れないまま交際が始まると、女性は相手の「本質」を見極める機会を失いやすくなります。
最初の勢いで付き合い始めると、相手の良い面だけを大きく受け止めてしまい、冷静に観察する目が曇ってしまうのです。
例えば、知り合って間もないのに「君のことは全部分かっている」と言われると、根拠のない自信にもかかわらず「特別な理解者かもしれない」と錯覚してしまう。
あるいは「好き」という言葉を繰り返されることで、相手が本当に誠実かどうかを確かめる前に信じ込んでしまう。
しかし、その裏には「自分中心に物事を考える」「都合が悪いことは隠す」といったダメ男の特徴が潜んでいることが多いのです。
押しの強さで交際を始めさせた後は、徐々に連絡が減ったり、約束を守らなかったり、金銭面や仕事面でだらしなさが表れてきたりする。
けれど女性は「最初あれだけ想ってくれたから」と過去の熱量を拠り所にしてしまい、違和感を見過ごしてしまうのです。
こうして“押しに負けて”付き合いを始めた関係は、気づいた頃には相手の短所や不誠実さに振り回されるものとなり、最終的に疲弊してしまうケースが少なくありません。
流される女性の共通点と改善策
では、なぜ同じように押しの強い男性に惹かれやすい女性が繰り返しダメ男に捕まってしまうのでしょうか。
その背景にはいくつかの共通点があります。
第一に、「相手に合わせることが優しさだ」と考える傾向です。
相手が強く気持ちを示してくれると、「そこまで言うなら」と受け入れてしまい、自分の本音や判断を後回しにしてしまう。
この気質は人間関係では良い方向に働くこともありますが、恋愛においては自分を守れなくなる要因になります。
第二に、「好意を寄せられる=価値がある証拠」と感じてしまう点です。
自己肯定感が低めの女性ほど、相手の熱意を「必要とされている」と勘違いしやすくなります。
その結果、相手の言葉に過度に影響され、本質を見抜く前に交際へ進んでしまうのです。
改善策としては、まず「好意を伝えられても即答しない」習慣を持つことが大切です。
どれほど強く「好き」と言われても、「まだ知り合ったばかりだから、もう少し時間をかけたい」と冷静に答える勇気を持つこと。
さらに、自分の価値観や恋愛観をあらかじめ明確にしておくと、相手の態度や行動がその基準に合っているかどうかを判断しやすくなります。
つまり、“流されやすさ”を克服するには、自分の気持ちや基準をしっかり意識し、相手の熱量ではなく「一緒にいて安心できるか」「約束を守れる人か」といった具体的な行動で見極めることが重要です。
本当に選ぶべきは“勢い”ではなく安心感
最初の勢いに流されて付き合うと、交際が進むにつれて「思っていた人と違う」という現実に直面することが多くなります。
恋愛の入り口ではドキドキや刺激を求めてしまいがちですが、長く一緒に過ごす相手に本当に必要なのは、安定と安心です。
勢いのある言葉や強引な行動は、短期的には心を動かします。
しかし、生活を共にしていく上では「約束を守れるか」「気持ちを尊重してくれるか」「落ち着いて話し合えるか」といった安心感こそが大切になります。
最初のドキドキだけで判断してしまうと、結局は不安や不満が募り、関係が破綻する可能性が高まります。
だからこそ、出会いの初期に「押しの強さ=愛情の大きさ」と錯覚しないことが重要です。
むしろ、少し距離を保ちながら「この人といると落ち着くか」「自然体でいられるか」を基準に考えるべきです。
勢いに流されず、自分の心の安定を優先できる人を選ぶこと。それがダメ男に惹かれないための確実な方法なのです。
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