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2025.05.06
なぜ彼女は“気持ちがないのに”仮交際を続けるのか?|男性が知らない“断れない”女性心理

男性が気づきにくい“断れない女性心理”とは
結婚相談所での活動をしていると、「何回か会っているのに全く進展しない」という経験をした男性は少なくありません。
LINEの返信はある、デートにも応じてくれる。にもかかわらず、女性から明確な好意も見えず、どこか温度差を感じる。
この違和感に向き合わずに交際を続けていると、時間だけが過ぎていき、最終的に“気づいたら終了されていた”という結果になることもあります。
ではなぜ、女性は自分の気持ちが乗っていないにもかかわらず、仮交際を続けるのでしょうか。その理由を正しく理解することは、婚活を無駄にしないための重要な気づきにつながります。
女性が“断れない理由”は「罪悪感」から始まる
仮交際中の女性が交際終了を決断できない一番の理由は、“断ることに対する罪悪感”です。
特に、男性が誠実で優しい対応をしてくれている場合、その男性を傷つけることへの抵抗感から、気持ちが動いていないと感じていても交際終了を言い出せなくなるのです。
これは、恋愛経験が少ない女性や、対人関係において「波風を立てたくない」「相手に嫌われたくない」と考えるタイプの女性に多く見られます。
男性が毎回丁寧にレストランを予約し、話を合わせてくれ、きちんとLINEの連絡をくれる…。
そんな相手に「ごめんなさい」と切り出すことは、自分が“冷たい人間”になったように感じてしまい、後ろめたさが先立ってしまうのです。
「まだ完全にナシではない」という曖昧な感情が交際を長引かせる
女性の中には、仮交際中に「今すぐこの人と結婚したいとは思わないけど、まだ完全にナシと決めつけるには早いかも…」という感情で交際を続けてしまう人もいます。
これは決して計算しているわけではなく、女性特有の“気持ちの上がり方がゆっくり”という傾向からくるものです。
男性は、外見や会話のフィーリング、共通点などから比較的早く「この人となら結婚を考えられるかもしれない」と判断することが多いですが、女性は“気持ちが自然と盛り上がってくる”ことに重きを置いているため、初期の段階ではっきりした結論を出すのが難しいことが多いのです。
だからこそ、「悪い人じゃないし、もう少し会ってみるか」と自分を納得させて交際を継続する。
ただしこれは、“期待が持てるから続ける”のではなく、“決められないから続ける”という曖昧な選択であり、時間が経っても関係は深まらないまま、男性だけが真剣モードになっていくという構図になりやすいのです。
条件が良い男性ほど「切りづらい」心理が働いている
実は“スペックが高い男性”ほど、女性は仮交際を切りづらくなる傾向があります。年収が高い、安定した職業に就いている、学歴がある、清潔感もあり性格も穏やか――
そういった「条件が整った男性」に対して、「今はピンと来ていないけれど、ここで手放して後悔しないだろうか?」という迷いが生じるからです。
仮にその時点で気持ちが盛り上がっていなかったとしても、婚活を“現実的な結婚”という視点で見ている女性ほど、「もっと気持ちが動く日が来るかもしれない」と可能性に賭けてしまいます。
結果として、判断を先延ばしにする方向に動き、交際終了を申し出ないまま関係を続けるのです。
男性からすれば、「こんなに頑張っているのに、なぜ距離が縮まらないのか」と疑問に思うでしょうが、実は“条件が良すぎるからこそ”女性は決断を保留しているという矛盾があるのです。
比較検討の対象になっている場合もある
結婚相談所では、仮交際中の複数交際が認められているため、女性が他の男性との仮交際を並行して進めているケースも少なくありません。
その中で、比較対象として「とりあえず継続」されているケースも存在します。
これは非常に厳しい現実ですが、女性が他の交際相手と比較して“本命かどうかを見極めている”可能性は、結婚相談所では珍しくありません。
女性自身も迷っている状態の中で、「こっちは気が合う」「でもあっちは安定感がある」といった天秤の中で悩んでいるため、判断を下すにはもう少し時間が必要だと感じているのです。
男性にとっては納得しがたい状況ですが、仮交際が“真剣な恋愛”というよりも、“結婚相手としての選考段階”である以上、このような比較検討が行われるのは仕組み上避けがたい側面もあると言えます。
女性自身が“断る理由”を明確に持てないこともある
意外と見落とされがちなのが、女性自身が「なぜ交際をやめたいのか分からない」状態にいるということです。
つまり、“はっきりとしたマイナス点がない”という理由で継続してしまっているのです。
清潔感がある、会話も問題ない、デートの対応も誠実。でもなぜか“好き”という気持ちが湧いてこない。
そういった場合、「もう少し会えば気持ちが変わるかもしれない」と自分を納得させながら続けている女性は意外と多くいます。
この心理状態は、本人にとってもモヤモヤしているため、なかなか交際終了の決断を下せません。
そして、「自分の気持ちがまだ固まっていないのに、相手に交際終了を告げてしまうのは申し訳ない」という思考が働き、結果的に宙ぶらりんな状態が続いてしまうのです。
「好かれているから続いている」は誤解である
ここで男性側が最も誤解しやすいのが、「デートに応じてくれている=自分に気がある」という認識です。
実際には、仮交際の継続は必ずしも“好意”の証明ではありません。
むしろ、「まだ判断できない」「切るほど悪くない」という中間的な評価であることの方が多く、明確な好意を示しているわけではないという点に注意が必要です。
女性の“乗り気でない継続”は、男性にとっては無駄な投資になりかねません。
だからこそ、仮交際が3回を超えても明確な手応えがない場合は、“続いていること”を前向きに捉えるのではなく、“なぜ続いているのか”を冷静に見極める必要があります。
本気で結婚を目指すなら「気持ちが動かない女性」からは撤退すべき
結婚相談所での活動は、限られた時間の中で成婚という結果を目指すものです。だからこそ、“脈のない仮交際”に時間を費やすことは、他のチャンスを潰すことにもなりかねません。
女性側が判断を保留している状況を「いつか気持ちが上がるかもしれない」と期待して追い続けることは、精神的にも消耗します。
婚活においては、「自分を選んでくれる人」「自分との未来を一緒に想像してくれる人」を見極める必要があるのです。
仮交際が続いているから脈がある――その誤解を手放し、行動の中にある“温度感”や“違和感”を正確に捉える目を持つこと。
それが、次の一歩を踏み出す勇気になり、結果としてあなたにふさわしい相手に出会う近道となるでしょう。
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