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2025.05.20
婚活病み界隈 vs 無敵のメンタル界隈。なにが違うのか?

交際が終わるたびに、心が折れていませんか?
婚活をしていて一番心が削られる瞬間。
それは、相手との交際が終わったときだろう。まだ数回しか会っていないのに、なぜかその別れは大きなダメージとして残る。
自分では手応えがあったと思っていた。
でも突然、連絡が減った。
デート後の返信がそっけない。「またご縁があれば」と言われて終了。
そんな予期せぬ交際終了の場面で、まるで全人格を否定されたように感じてしまう人がいる。
誰もが経験することではあるが、このとき深く傷つき、次に進めなくなる人たちがいる。
彼らは“婚活病み界隈”と呼ばれる人たちだ。
たとえ交際の期間が短くても、自分が否定されたように感じてしまい、立ち直るのに時間がかかる。次の相手に切り替える気力が出ない。
自分には魅力がないんじゃないか。
こんなことを繰り返していても結婚なんてできないんじゃないか。
そうして婚活そのものが重く、苦しいものに変わってしまう。
選ばれたいと思うほど、選ばれなくなる婚活の落とし穴
婚活がうまくいかない人は、共通して“選ばれたい”という気持ちが強い。
自分がどれだけ誠実か、自分がいかに努力してきたかを知ってほしい。そう思えば思うほど、相手の反応が気になって仕方なくなる。
「好かれたい」「嫌われたくない」という思いが、やがて「この人に選ばれないと、自分の価値がない」とまで無意識に変わっていく。
すると、相手に合わせすぎてしまったり、言いたいことが言えなくなったり、自分らしくいられなくなる。
交際中も常に“嫌われないように”を最優先してしまうため、楽しめないし、緊張して本来の魅力も出せない。
何より、そんな自分に疲れてしまう。
そして交際が終わると、今度は「私はダメなんだ」と落ち込む。相手にすべてを委ねていた分、終わりのダメージが大きい。
こうした人たちは、相手に振り回されてばかりで、主導権を持てない婚活に陥ってしまう。
どれだけ頑張っても結果が出ないのは、“自分が主役”という感覚を手放してしまっているからだ。
無敵のメンタル界隈の人は「見極め」の視点を持っている
では逆に、婚活がうまくいっている人たちはどのように交際と向き合っているのか。
彼らがいるのは“無敵のメンタル界隈”だ。彼らは交際が終わっても必要以上に落ち込まず、むしろ「よかった、合わない人と長く続かなくて済んだ」と前向きに捉える。
期待していた相手から連絡が来なくなっても、「そっか、じゃあ次に行こう」と切り替えが早い。とても強く見えるが、実際には“冷静な見極め”をしているだけなのだ。
無敵の人たちは、最初から「すべての相手と合うわけがない」と知っている。そして「この人は本当に自分に合っているか?」という視点を持っている。
だから、交際相手に気を遣いすぎることもないし、距離感を冷静に測っていく。相手の態度が微妙になってきたら「うん、きっとそういうことだな」と、受け入れる準備ができている。
期待しすぎないから、終わったときの反動も少ない。
このように、交際=“人としての価値判断”ではなく、“合うか合わないかの確認”だと捉えているため、心の余裕が生まれている。
婚活は決して“誰かに評価されるゲーム”ではないということを、感覚として理解しているのだ。
メンタルが折れる人は「交際=未来」になってしまっている
婚活病み界隈の人が一番やってしまいがちなのが、「交際が始まった=この人と結婚するかも」という思い込みである。
数回しか会っていない段階で、「やっと出会えた」「この人とうまくいきたい」と気持ちを先走らせてしまう。
その結果、少しの温度差や違和感が不安を増幅させ、感情の振れ幅がどんどん大きくなっていく。
返信が遅い、会う頻度が少ない、話がかみ合わない。
こうした小さな違和感に必要以上に傷ついてしまうのは、すでに“未来”を見ているからだ。
「この人と結婚できたら」という想像を先に膨らませてしまうことで、期待が肥大化し、その分裏切られた時のダメージも大きくなる。
婚活が苦しいのは、“まだ何も始まっていない相手にすべてを託してしまう”からだ。出会って数回の段階では、相手の人間性すらわからないのが当然である。
にもかかわらず、相手を理想化し、交際の先にある未来を見てしまうことで、自分で勝手に傷つく構造を作ってしまっているのだ。
無敵の人たちは「うまくいったらラッキー」くらいで見ている
無敵のメンタル界隈の人たちは、交際を“テスト期間”と捉えている。
期待値を極端に上げない。
自分を偽らず、相手を観察し、無理せず続けられるかを冷静に見ている。会うペースが合わない、考え方がズレている、居心地がよくない。
そう感じたら、「この人じゃなかった」と早めに見切りをつける。
つまり彼らは、相手と“うまくいくかも”というより、“うまくいったらラッキー”というスタンスで向き合っているのだ。
最初から「この人に決めたい」と気持ちを入れすぎず、「もし違ったら、仕切り直せばいい」とフラットな視点を持っている。そのため、感情が揺れすぎることがない。
婚活においては、期待しないことが自己防衛につながる。相手に夢を見すぎると、現実とのギャップでどんどん疲れてしまう。
むしろ「ちょっと気になるから、あと2回会ってみよう」「まだ様子見段階」と冷静に構えることで、交際に“余白”が生まれる。その余白があるからこそ、相手の本質も見えてくる。
落ち込む人は「何がダメだったか」ばかり考えている
交際が終わると、婚活病み界隈の人たちは必ず“反省会”を始めてしまう。
あの時のLINEの返事が遅かったから?笑い方が変だった?話題が浅かった?もっと気を遣うべきだった?と、自分を責める材料を無限に探し始める。
まるで自己否定することが礼儀かのように、終わった交際を何度も振り返っては、自信を削ってしまう。
だが、相手の判断基準は実際のところ、こちらには分からないことがほとんどだ。単純に合わなかっただけかもしれない。
相手の中で結婚のタイミングではなかっただけかもしれない。もっと言えば、最初から乗り気じゃなかった可能性すらある。
自分が悪いとは限らないのに、婚活に疲れている人ほど、すぐに「自分のせい」と抱え込んでしまう。
婚活がうまくいく人たちは、そもそも「なんでダメだったんだろう」と考えすぎない。むしろ「合わなかったな」で終わらせる。
誰にでもフィットする人間などいないのだから、うまくいかないのは当然と捉えている。自分を責めるよりも、相手との“相性”を冷静に見て、次へと切り替えているのだ。
強くなる必要はない。「気にしない力」が鍵になる
婚活において、必要なのは“鋼のメンタル”ではない。
ほんの少しの“気にしない力”である。誰かに断られた時、完璧に割り切る必要はない。
でも「そういうこともある」と流せるようになるだけで、心の負担は劇的に減る。
無敵のメンタルとは、感情を持たないことではなく、感情に支配されすぎないことだ。
交際が終わるたびに自分を全否定していたら、心がいくつあっても足りない。大事なのは、「今回の経験をどう活かすか?」という視点に切り替えること。
相手がどうだったかよりも、自分はどう感じたか。どこで無理をしていたか。
自分の違和感を見逃さなかったか。
その見直しの中に、次の交際を前向きに進めるヒントがある。
婚活において無敵の人たちは、実はとても“感覚的”に動いている。自分の心に正直で、違和感を無視しない。
感情を抑えつけずに受け止めて、必要以上に重く受け止めない。そのバランス感覚が、婚活における“疲弊しない進み方”なのだ。
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