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2025.08.05
「相性が合わなかった」お見合いで毎回断られる“言語化されないクセ”の正体

お見合いの返事が「相性が合わなかった」の一言で終わるとき、本当の理由は往々にして“クセ”にあります。
本人にしてみれば「誠実に受け答えした」「特に失礼なことはしていない」と思っているのに、なぜか先に進まない——。
それは、誰も指摘できない“言語化しづらいクセ”が、違和感として伝わってしまっているからです。
婚活の場でクセとは、ただの“個性”では済まされません。
それが「無理」「疲れる」「異性として見られない」といった拒否感につながるなら、たとえ好印象なスペックや性格を持っていても、交際には発展しません。
なぜなら、そのクセに触れることは、人格への否定と受け取られるリスクがあるため、誰も本音を言ってくれないのです。
今回は、“相性が合わない”という言葉に隠された本当の理由=言語化されないクセの正体を、実際の婚活現場の視点からひも解いていきます。
見た目や動作に出る“クセ”が、無意識に拒否感を生んでいる
「身だしなみは整えている」「清潔感もある」と自負している人であっても、お見合い中に断られる原因の一つが、本人がまったく気づいていない動作や表情のクセです。
例えば、瞬きの回数が極端に多い、目線が泳いでいる、貧乏ゆすりをしている、やたらと鼻を触る、机をコツコツ叩く、など。
こうした何気ない身体動作は、相手にとっては“違和感の根源”になります。無意識で繰り返されるからこそ「なぜか落ち着かない」「会話に集中できない」と感じさせてしまうのです。
また、笑い方が特徴的すぎる、ずっと笑顔でいる、あるいは逆にまったく笑顔がない、といった表情面も見過ごされがちです。
ご本人は「普通に会話していた」と思っていても、相手には「感情のズレ」や「空気の重さ」として伝わってしまい、次に進む判断を鈍らせます。
これらの動作や見た目のクセは、誰かに指摘される機会がほとんどないため、自力での気づきが難しいという厄介さを持ちます。
それでも、お見合いという短時間の場では、こうした細かい要素が大きな減点ポイントになるのが現実です。
話し方や声のクセが、“異質な印象”として伝わってしまう
話す内容は普通なのに、「なんか無理かも…」と感じさせてしまう人がいます。
その原因の多くは、“話し方そのものに出ているクセ”です。
婚活の場では、本人が意図しないクセが相手に不快感や警戒心を与えることがあり、それは言葉よりも“音・リズム・空気の歪み”として相手に伝わります。
たとえば、自分の話題になった瞬間に急にテンションが上がり、早口になってしまう人。
聞かれてもいないことまで一気に喋り出し、相手の表情や反応を確認せずに突っ走ってしまうと、「会話が通じない」「疲れる」と感じさせてしまいます。
また、「え、それってさ〜」「いや、それはさすがに…」など、否定語から話し始めるクセも危険です。
論理の問題ではなく、感情の受け取り方として「攻撃的」「マウントっぽい」と受け取られてしまうからです。お見合いのような初対面の場では、この種の“言い回しの癖”は強く印象に残ります。
さらに厄介なのは、「語尾のクセ」や「声質のクセ」が、異質な空気を生んでしまうケースです。
語尾をやたらと伸ばす、棒読みのように抑揚がない、過剰に高い声や裏声気味で話す、語尾が「〜にゃ」「〜っす」と崩れているなど、本人が普段のキャラとして定着しているものほど、初対面では「ちょっと独特すぎる」と距離を取られやすいのです。
こうしたクセの厄介な点は、「性格が悪い」わけでも、「会話の中身が悪い」わけでもないということ。
むしろ、「内容はちゃんとしてたのに、なんか違和感があった」「聞いていて落ち着かなかった」という非言語的な拒否感として伝わってしまうからこそ、反省材料が見えづらく、改善にもつながりにくいのです。
お見合いでは、「内容」ではなく「伝わり方」がすべてです。
そしてその“伝わり方”に現れるクセは、誰も指摘してくれないまま「相性が合わなかった」という言葉に置き換えられて、静かに不採用通知として返ってきます。
態度やリアクションににじみ出る“圧”が、警戒心を呼び起こす
言葉でも見た目でもなく、“態度全体からにじみ出る空気感”がクセとして表れることもあります。
たとえば、表情が硬い・真顔が基本・リアクションが少ない・相手の話に対して無表情で聞いている。
これらはすべて、本人に悪意はなくても「冷たい印象」「壁を感じる態度」と受け取られてしまう要素です。
また、過剰な相槌・明らかな笑いすぎ・無理に明るく振る舞うといった、空気を和らげようとする行動すら、「不自然」「演技っぽい」「空回りしている」という評価に繋がることがあります。
特に感情の表出にムラがある人は、「急にテンションが上がる」「話題によって表情が激変する」など、相手に緊張感や不安感を与えてしまいます。
さらに、話を食い気味に被せたり、相手の話を「それって○○ですよね」と先回りしてまとめたりする癖は、「話を奪われた」「勝手に理解された」と感じられる可能性もあります。
これは知的さやテンポの良さではなく、“無意識の支配性”として伝わってしまうのです。
こうした態度や反応のクセは、見た目や会話の中身以上に「空気として伝わる」ものであり、相手に警戒心を抱かせる原因になります。
相性うんぬんではなく、「一緒にいてしんどい」と判断されてしまえば、交際にはつながりません。
距離感のズレが「馴れ馴れしい」「気持ち悪い」と誤解される
お見合いのような初対面の場で最も敏感に見られているのが“距離感”です。これは物理的な距離だけでなく、言葉の選び方や話題の深さ、関係構築のテンポなど、あらゆる要素に関わってきます。
たとえば、開始10分でタメ口になる、いきなり下の名前で呼ぶ、「前の恋愛では…」など個人的な話を早い段階で話す。
こうした行動は、「この人、なんか馴れ馴れしい」と感じさせます。本人にとっては“親しみ”のつもりでも、相手にとっては“踏み込みすぎ”であり、警戒心を招く要因となります。
また、ボディランゲージが大きい人も注意が必要です。
身を乗り出す、笑いながら腕を叩く、ジェスチャーが多いなど、親しさを表現しているつもりの動作も、受け手によっては「距離が近すぎて落ち着かない」と感じられてしまいます。
こうした“距離感のクセ”は、異性とのコミュニケーションにおいては致命的です。
一度でも「気持ち悪いかも」と感じさせてしまえば、いくら会話が盛り上がっていたとしても、その印象は覆せません。
そして、それが“相性が合わない”という言葉にすり替えられて返ってくるのです。
“気づかれないクセ”が積み重なり、異性として見られなくなる
お見合いで「相性が合わなかった」と断られ続けている人には、共通して“クセ”が存在しています。
それは、派手な失礼やミスではなく、無意識のうちに積み重なっている“違和感のクセ”です。
見た目や話し方、態度、距離感といった細部のズレが、少しずつ相手の中に引っかかりを残し、結果として「恋愛対象にはならない」という印象に繋がっていきます。
そして、これらのクセはどれも本人には自覚がなく、相手からも直接指摘されることはありません。
なぜなら、「異性として見られなかった」と伝えることは、
人格を否定するような言い方に受け取られてしまう可能性があるからです。
そのため本当の理由は言われず、「相性が合わなかった」とだけ返され、原因のわからない断られ方が繰り返されてしまいます。
誰にも指摘されないクセを放置している限り、「いい人だと思うけれど…」のまま関係は前に進みません。
印象が悪いわけでも、言動に大きな問題があるわけでもない。
それでも、“何かが引っかかる”という感覚が、交際を妨げているのです。
婚活では、印象のクセに気づかないまま断られ続けている人が少なくありません。
そしてその多くは、「直しようのない欠点」ではなく、見直せばすぐに改善できる“習慣的なクセ”にすぎないのです。
「相性が合わなかった」という言葉の裏にある“違和感”が、本当は自分の中のクセによって生まれていたのだと気づけたとき、婚活は確実に、次のステージへ進みます。
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