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2025.08.18
素直かどうかは「ありがとう」「ごめんなさい」で見極める|結婚相手選びの核心

マッチングアプリや結婚相談所で婚活を進めると、多くの人が相手を選ぶときに条件を並べて比較します。
年収や学歴、職業、住まいといった情報は分かりやすく、プロフィール上では一目で差がつく部分です。
けれど、実際に結婚生活を送るうえで本当に大切なのは、数字や肩書ではなく、相手の「人柄」や「素直さ」です。
その素直さをもっとも分かりやすく表すのが、「ありがとう」と「ごめんなさい」 という二つの言葉です。
どちらも日常的な言葉でありながら、これが自然に出る人とそうでない人とでは、婚活の進展や結婚後の関係性に大きな違いが生まれます。
「ありがとう」が言える人は相手を思いやり、関係を温かく保つことができます。
「ごめんなさい」が言える人は衝突があっても修復する力を持っています。
逆に、この二つを言えない人は、条件がどれだけ良くても関係が続かない可能性が高いのです。
以下では、それぞれの言葉がなぜ重要なのか、どんな場面で見極められるのか、そして婚活で相手を選ぶ際に何を重視すべきかを具体的に解説します。
「ありがとう」が言える人は感謝を忘れない
婚活の現場で印象を大きく左右するのが 「ありがとう」 です。
相手が会うために時間をつくり、移動してくれ、店を探して予約してくれる。
これらは決して当たり前ではありません。
その一つひとつの行動に対して「ありがとう」と言えるかどうかで、その人がどんな人柄を持っているかが伝わります。
ただし、別れ際の「今日はありがとうございました」だけでは差はつきません。
誰もが言うからこそ、形式的なお礼に見えてしまうのです。
本当に印象を変えるのは、「相手の立場を踏まえた具体的なお礼」 です。
たとえば初対面の後なら「お時間をつくってくださって、ありがとうございました」。
予約をしてもらったなら「お店を探してくださって助かりました」。遠方から来てくれたなら「遠くから来てくださってありがとうございます」。
このように、相手がしてくれたことに触れて感謝を伝えると、「自分の努力を分かってもらえた」と相手に安心感を与えることができます。
結婚生活でも同じです。料理をしてくれた時、家事を分担してくれた時、体調が悪い時にサポートしてくれた時。
そうした小さな行動に対して感謝を忘れない人は、相手から信頼され続けます。
婚活の段階で自然に「ありがとう」が出てくる人は、将来も同じ姿勢でいられると期待できるのです。
感謝を具体的に言葉にできる人こそ、結婚に向いている相手 と言えるでしょう。
「ごめんなさい」が言える人は関係修復ができる
もう一つ重要なのが、素直に 「ごめんなさい」と言える力 です。
婚活では交際が順調に見えても、小さなトラブルは必ず起こります。
待ち合わせに遅れる、メッセージの返信を忘れる、言葉の選び方を誤って相手を不快にさせてしまう。
そんな時に素直に謝れる人は、相手から「誠実な人」と受け止められます。
反対に、言い訳ばかりで謝らない人は「責任を取らない」「自分本位」という印象を与えます。
例えば遅刻の場面で「電車が遅れたから」と理由だけを述べる人と、「待たせてしまってごめんなさい。電車が遅れてしまいました」と謝罪を先にする人。
二人の印象はまったく違います。
謝罪できる人は、プライドよりも関係を優先します。
結婚生活では意見が食い違うことが何度もありますが、その都度「ごめんなさい」で軌道修正ができれば、不満は積み重なりません。
逆に謝れない人と暮らすと、小さな摩擦が蓄積し、やがて大きな不信感へと変わります。
婚活中に「ごめんなさい」が言えるかどうかは、将来の姿を映す鏡です。
素直に謝れる人は、長い結婚生活で関係を維持できる人 と考えて良いでしょう。
言えない人に共通する“素直さの欠如”
「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない人には、共通した特徴があります。
一つは、相手の立場を想像する力が弱いこと。感謝の気持ちが心の中にあっても言葉にしなければ相手には伝わりません。
結果として「冷たい人」「気持ちが伝わらない人」と受け取られてしまいます。
もう一つは、プライドの高さです。
非を認めると自分が負けたように感じてしまい、謝れない人は少なくありません。しかし謝れない姿勢は、相手から見ればただの 「責任転嫁」や「言い訳」 に映ります。
また、感情を言葉にするタイミングが遅い人も要注意です。
「後で言えばいい」と考えても、婚活は限られた時間の中で相手に判断される場です。
場面を逃してしまえば「何も言ってくれなかった」という事実だけが残り、マイナスの印象が強くなります。
これらの要素が重なると、交際は短期間で終わりやすくなります。婚活では、素直さの欠如が早い段階で「合わない」と判断される原因になりやすいのです。
素直さを見極める具体的な婚活シーン
では、婚活の中で「ありがとう」「ごめんなさい」をどう見極めれば良いのでしょうか。ポイントは具体的な場面を観察することです。
まず、初対面の別れ際 が分かりやすい例です。
形式的に「今日はありがとうございました」で終わるのか、それとも「お時間をつくってくださって、ありがとうございました」と一歩踏み込んで伝えられるのか。
ここでその人の感謝の深さが見えます。
次に、デート中の小さなトラブル。遅刻した時に「電車が遅れたから」と言い訳を先にする人と、まず「待たせてしまってごめんなさい」と伝える人。
予定変更をお願いする時に「無理を言ってすみません」と一言添えられるかどうか。こうした瞬間はごまかせないため、相手の本質が出ます。
さらに、メッセージのやり取り にも注目できます。
返信が遅れた時に「遅くなってごめんなさい」と書けるか、予定が合わなかった時に「調整してくださってありがとうございます」と返せるか。
文字のやり取りだからこそ、普段からの習慣や思考が表れやすいのです。
婚活では、このような小さな場面の積み重ねが信頼を生みます。
感謝と謝罪の反射速度、そして相手目線での具体性に注目すれば、その人が素直さを持っているかどうかは自然に分かります。
結婚相手に必要なのは条件より素直さ
婚活をしていると、どうしても条件にばかり目が行きがちです。
もちろん条件は大切ですが、実際に生活を共にしていくうえで必要なのは、「ありがとう」と「ごめんなさい」を自然に言える素直さ です。
「ありがとう」を言える人は、相手を大切にする気持ちを伝えることができます。
「ごめんなさい」を言える人は、衝突があっても関係を修復することができます。
結婚生活は、良いことばかりではありません。小さなすれ違いや衝突が必ず起こります。
その時にこの二つの言葉を口にできるかどうかで、関係の未来は大きく変わるのです。
条件が整っていても感謝や謝罪ができない人は、関係を壊してしまう可能性が高い。
逆に条件が普通でも、素直に「ありがとう」「ごめんなさい」と言える人こそ、信頼できる結婚相手 です。
婚活で相手を見極めるうえで、最も確かな方法はこの二つの言葉を観察することに尽きます。
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