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2021.05.14

結婚相談所サービス

年収500万円の30代男性は売り手市場の訳

30代の独身男性で年収500万円以上の割合は数%程しかいないというお話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

もちろん数%という数字が真実かどうかは調査対象によって割合は変わっていきます。

こちらの図は令和元年度の民間給与実態統計調査となります。

30代前半男性の平均年収470万円また30代後半男性で平均年収529万円となります。

30代後半になると平均年収500万円を越えていますがあくまで平均となります。

年収に下限はあっても上限はありません。

その為、年収1000万円以上の高年収男性が2人分以上の平均年収を高めています。

実際に男性人口では、年収300万円台、年収400万円台の30代男性が年収500万円男性よりも全国的にも圧倒的に多いです。

そう言っても年収500万円以上の男性は婚活市場にそれなりにいるはずと思われている方も多いかと思います。

ではどうして年収500万円台の30代男性とマッチングせず苦戦する女性がいるのか?

そこで今回は、年収500万円の30代男性が売り手市場の訳というお話をさせて頂きます。

【真剣な婚活では、30代までの年齢構成比は女性の方が高い】

皆さんは結婚への真剣度が高まる婚活になる程、若い女性の比率が高まることはご存知でしょうか?

理由は子宝のことを考えて早く結婚したいと思う年齢の時期が、男性よりも女性の方が早く訪れるからです。

早速ですが、結婚への真剣度が高い大手結婚相談所のサービス2社の年齢構成比を用いて説明させて頂きます。

こちらは、オーネットの年齢別構成比から抜粋させて頂いた図となります。

引用元:https://onet.co.jp/service/profile/

2021年1月1日現在会員数、48,007人のデータによると20~39歳の割合は男性55%、女性74%となります。30代までの年齢別構成比は男性より女性の方が高い傾向にあります。

こちらの図は年収分布となります。

年収500万円以上の男性は61%となります。

数値的には高く見えますがもちろんこの数値には40代、50代の年齢の男性も含まれております。

年齢が上がることに平均年収も高くなりますので年収500万円以上の40代以降の男性の人数割合は高まります。

自ずと年収500万円以上の30代独身男性の希少価値は高まります。

こちらの図はエン婚活エージェントの年齢構成比となります。

2020年5月現在で30166名の会員データによると。

引用元:https://en-konkatsu.com/entry-data/

同様に30代までの年齢構成比を合算で男性53%、女性83.3%と女性の方がこちらも高い傾向にあります。

年収分布の図では、男性の一番のボリュームゾーンは400万~600万円となり42.9%、年収600万円以上の割合が45.6%となります。

年収分布図でも年収500万円のハードルは決して高い訳ではありません。

ただこちらでも40代、50代男性が多く含まれますので年収500万円以上の30代男性は、40代以降よりも

比率的には下がります。

大手結婚相談所の会員データより30代以下の年齢比率は男性より女性の方が数値は高くかつ年収500万円以上の場合は更に絞られる為、結婚相手を探す本格的な婚活では男性は売り手市場となります。

【年収500万円!30代男性は年の差婚しやすい】

先程より真剣な婚活になる程、30代までの年齢構成比は男性より女性の方が高い傾向にあります。

また結婚相談所では、女性は20代から活動を開始するのに対して男性は30代から活動をする人が多いです。

20代男性はまだ結婚願望がなく本格的な婚活は避ける傾向にあるからです。

その為、20代女性は20代男性とマッチングする難易度が高まります。

同年代とのマッチングが難しくなった20代女性は、自ずと30代の年上男性とのマッチング率が高まります。

もちろん男性の年収も合わせて高くなる程、希少価値は高くなりますので年収500万円以上であれば20代女性と成婚つまり婚約まで至っているカップルは多く存在します。

このような現象が婚活市場では、生じている為に年収500万円の年の近い男性とマッチングせず悩まれている30代女性はいます。

ただ40代になると年齢構成比は逆転して男性の方が比率は高くなります。

30代女性は現在の希望年収よりも上げて40代男性を探した方が年収500万円の30代男性を探すよりもマッチング難易度は極端に下がります。

マッチングに至らず年の近い男性がどうしても良い女性は、希望年収の調整は必要となります。

【将来設計がしやすい為に人気】

結婚相談所で年収500万円以上の30代男性は、お付き合いから比較的に早い段階で真剣交際になりやすい傾向にあります。

真剣交際とは結婚前提のお付き合いとなります。

真剣交際になりやすい理由は、30代男性は若さと安定年収で将来設計の選択肢が多くなるからです。

例えば、同じ年収500万円の30代男性と40代男性がいたとします。

家を購入する時のローンの返済年数を考えた時に同じ年収でも30代男性の方は返済期間にゆとりがあります。

また子供が欲しいと考えた時に、男性が定年退職をするまでに子供が何歳になっているか考えたりもします。

40代で子供が欲しいと思っても子供が20歳になるまでに定年ギリギリの可能性なのに対して。

30代だと50代のうちに子供を20歳まで育てることは充分に可能です。

将来設計においてのハードル障壁が、年収500万円以上の30代男性は安定年収と定年までの残存年数であまりなくなります。

その為、女性とのマッチング率が高いだけでなく、女性との将来設計もスムーズに進むことで婚活市場での在籍期間も短くなりますので希少価値が高まります。

【まとめ】

30代までの場合は、女性比率の方が男性比率より高くなります。

婚活市場にいる30代男性は人数的には決して少なくない訳ではありません。

ただ一定年収以上の30代男性は人気の為、良い男性はすぐに売れてしまう傾向にあるということです。

一定年収の30代男性は売り手市場の為、真剣度の高い婚活を選択することも一つの方法かもしれません。

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