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2025.11.27
お見合いの「価値観が合わない」にはマナーでNGも含まれる|知らずに損する落とし穴とは

結婚相談所のお見合いでは、お断りはカウンセラーを通じて行われます。
その際、「価値観が合わなかった」という表現でまとめて伝えられることがありますが、実際には“マナーが理由”でも、この言葉に置き換えられているケースが多い。
気づけないまま同じ行動を繰り返すと、毎回同じ理由でお断りが続いてしまいます。
「価値観が合わない」にマナーが含まれる理由だけを明確化する
お見合いの60分では、相手の考え方や生き方を深く知るには時間が足りません。
だからこそ、その人の向き合い方・態度・言葉の選び方といった“目に見えるマナー”が判断の中心になります。
初対面で見えるのは、
・相手をどう扱うか
・人との距離感
・場への向き合い方
・会話の節度
・礼節に対する意識
といった“日常のふるまいそのもの”。
これらはすべてマナーですが、短い時間では「人柄」「価値観」として処理されやすい。
結婚相談所は、相手が感じた違和感をそのまま「◯◯が無礼だった」と伝えるのではなく、柔らかい表現として「価値観が合わない」とまとめるため、本人は“マナーの問題だった”と気づけないことが多いのです。
つまり、
“価値観が合わない”=マナーのズレを含めた総称
これが現場の実態です。
お見合い序盤に出る“初動のマナーNG”が最もお断りに直結する理由
お見合いで最も重く見られるのは、最初の5〜10分です。
ここは“隠しようがない素のマナー”が露出する時間であり、ここでの違和感は最後まで上書きされにくい。
序盤で見られているのは、以下の“初動のマナー”だけです。
● 遅刻・ギリギリ到着
これは単なる時間管理ではなく、“相手との約束をどう扱うか”という姿勢として受け取られる。
数分のズレでも「雑に扱われている」と感じられやすい。
● 清潔感(服・髪・靴・香りなど)
清潔感は外見の良し悪しではなく、“相手に会うために整える姿勢”として見られる。
シワのある服、汚れた靴、乱れた髪は、「今日のために準備していない」というメッセージになる。
● 名乗り・挨拶の質
最初の挨拶の声量・視線・表情で、「この人と1時間話せそうか」が決まる。
・声が小さい
・挨拶が曖昧
・表情が暗い
・目を合わせない
こうした行動は、“感じが悪い”ではなく“初対面の礼を尽くせない”というマナーNGとして判断される。
● 不機嫌に見える/硬すぎる表情
緊張でも、不機嫌に見えると“拒絶”として届く。
・無表情
・眉間にしわ
・ため息気味の呼吸
などは、相手を萎縮させるマナーNGに分類される。
● 席に着くまでの所作・距離感
歩くペース、配慮、自然な誘導。
数秒の行動でも、“普段の接し方”がそのまま出る。
・先にずんずん歩く
・極端に後ろを歩く
・無言で席に向かう
これらは「人との距離感が不自然」と判断される。
■なぜ初動が最もお断りにつながるのか
理由は単純で、“違和感は最初に発生したものが一番強く残る”から。
序盤でマナーのズレが発生すると、その後の会話がどれだけ盛り上がっても、「不安」「警戒」「気疲れ」の印象が消えず、交際希望に進みにくくなる。
だからこそ、初動だけでお断りが決まるケースは本当に多い。
会話中に出る“言葉遣い・態度”で価値観のズレが一気に見える
会話が始まると、相手はあなたの「話し方」に強く注目します。
ここで見られているのは話の内容ではなく、言葉の選び方、声のトーン、相槌の質、間の取り方といった“日常のクセが凝縮されたマナー”です。
これらは一つ一つが小さいようでいて、相手からすると「この人と長時間一緒にいるとどう感じるか」の判断材料になります。
特に大きなNGとなるのが、敬語が乱れる場面です。
丁寧に話しているつもりでも、「〜っすね」「〜じゃないですか?」が頻発したり、突然タメ口が混じると、相手は距離の詰め方が雑だと感じます。
緊張で崩れるケースは多いものの、お見合いの場では言葉遣い=相手への敬意として判断されるため、わずかな崩れでも“不快”より“無礼”として印象に残ってしまうのです。
次に大きいのは相手の話を遮るクセ。
本人に悪気がなくても、「あ、それ分かります」「僕も〜」と途中で被せると、相手は「話を聞いてもらえない」「落ち着かない」と感じやすい。
お見合いは対等なやり取りが基本であり、最後まで聞く姿勢がないと、会話のテンポ以前に「人への向き合い方の問題」として捉えられます。
質問攻めも同様です。
テンポよく質問しているつもりでも、相手からすると“面接のような圧”に感じることがあります。
特に「なんで?」「どうして?」の連発は詰問調に聞こえやすく、無意識のうちに相手を追い込んでしまう。
お見合いは情報収集の場ではなく、互いの雰囲気を確かめる場なので、質問を重ねるほど逆効果になりやすいのです。
逆に、興味の薄い反応もマナーNGです。「へぇ〜」「そうなんですね」だけが続くと、会話が途切れる以前に「この人、私に興味ない?」と捉えられます。
リアクションの薄さは“テンションが低い”ではなく、“距離を置かれている”というメッセージに変換されて届くため、交際希望につながりにくい。
さらに、多くの人が無自覚なのが“自分の話に流しがちになるクセ”です。
相手の話題から自然と自分の体験談に切り替えてしまうと、話題を奪っている印象が強く残ります。
お見合いでは自分語りの量より、「相手を主役にできているか」が重視されるため、この一点だけで「居心地の悪さ」が決まり、お断りに直結することも珍しくありません。
これらの行動はすべて言葉や態度のマナーであり、“印象”ではなく“人への向き合い方”として判断されます。
会話がスムーズかどうかではなく、話す姿勢・聞く姿勢が見られている。この視点が抜けていると、本人は自然に接しているつもりでも、相手には“違和感の積み重ね”として伝わってしまうのです。
お見合い60分ルールと“終わり方のマナー”が相手の信頼を決める
お見合いで最後に強く残るのが“終わり方”のマナーです。中盤まで良い印象でも、終盤の振る舞いひとつで評価が大きく変わります。
特に結婚相談所ルールでは60分前後で切り上げるのが基本であり、ここを外すと相手のストレスや不信感につながりやすい。
まず多いのが「長居しすぎ」。話が盛り上がったからといって90分〜2時間続けてしまうと、相手からすると「ルールを知らない」「相手の予定に配慮がない」という印象になる。
実は男女問わず、長引いたお見合いの多くは“交際希望が出ない”。理由は単純で、相手の負担が大きいからです。
逆に短すぎる終了もNGです。30〜40分で切り上げてしまうと、相手は「興味を持たれていない」と受け取ります。
60分ルールは“ちょうどよい温度感で終われる”バランスであり、ここを外すとそのまま交際不成立につながる。
また、締めの挨拶の質も非常に重要です。「今日はありがとうございました」の一言が雑だったり、表情が硬いままだったりすると、相手は最後の最後で“距離を感じる”状態になります。
逆に、丁寧な姿勢と自然な笑顔があるだけで、交際希望に傾きやすい。
帰り際の態度も決定的です。
・無言で先に歩く
・振り返らない
・急に素の疲れた表情になる
こうした行動もマナーの一部として判断されます。
お見合い後は「ここで印象が決まる」と言ってもいいくらい、終盤の所作は強い影響を持っています。
終わり方は“気を使えるかどうか”の判断材料であり、ここが雑だと、それまでの印象が一気に崩れてしまう。
逆に、締め方が丁寧であれば、多少のぎこちなさがあっても“また会いたい”につながりやすいのが現場のリアルです。
マナーが整うと交際成立率が上がる理由
マナーを整えるだけで結果が変わるのは、相手の評価がお見合いと言う最序盤では「条件すり合わせ」ではなく「接し方」で決まっているからです。
お見合いの60分は、生活習慣や性格を深く知る場ではなく、“この人と一緒にいて疲れないか”を感じる場。
その基準のほとんどはマナーで判断されます。
初動の姿勢が丁寧で、会話で相手を主役にできて、終わり方が自然であれば、それだけで「この人となら次も大丈夫そう」と思われやすい。
逆に、マナーが乱れていると、どれだけ条件が整っていても一瞬で不安に変わります。
マナーは生まれつきの性格ではなく、改善すればすぐ結果に出る部分です。
だからこそ、お見合いでの違和感を減らし、交際に進む人数を増やすためには、マナーを整えることが
最も効率的で現実的なアプローチになります。
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