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2025.06.27

条件だけで結婚した人が、結婚後に直面する“想定外の現実”とは?


条件は理想通りだったのに、なぜ心がついてこない?


年収、学歴、見た目、家柄、勤務先──
婚活で「この人だ」と思える相手に出会ったとき、真っ先に見るのは“条件”。

周囲に誇れる経歴、安定した収入、安心できる職業、そして失敗しなさそうな人柄。
それらが揃っていれば、「あとは気持ちがついてくればいい」と思ってしまうのも無理はありません。


でも──結婚生活は、思っていたほど単純じゃなかった。

条件は理想通りのはずなのに、なぜか心が満たされない。
隣にパートナーがいるのに、なぜか孤独を感じてしまう。


それは、“条件で選んだ結婚”には、感情や価値観のズレに気づかないまま進んでしまうリスクがあるからです。

婚活の場では、相手を評価する視点がどうしても“スペック重視”になりやすく、本質的な人間性や感情の相性を見落としがち。

条件さえ整えば幸せになれるという幻想が、現実の生活の中で崩れ始めたとき、人は初めてその代償の重さに気づくのです。


「結婚はゴールじゃない」──この言葉を何度も聞いてきた人は多いはず。
それでも、現実に結婚したあとに“違和感”が消えない人は後を絶ちません。

スペックも悪くない、人柄も問題ない、それでも毎日が息苦しく感じる──
そうした声は、結婚相談所でも数多く寄せられています。


この記事では、「条件で選んだ相手」と結婚した人たちが、実際にどんな“想定外の現実”に直面しているのかを解説します。


今は気づいていない違和感が、結婚後どのような形で表れてくるのか。
事前に知っておくことで、“後悔する結婚”を回避するための視点が見えてきます。

会話が弾まない日常に、心がすり減っていく


婚活中は、「話が合うかどうか」よりも「条件が合うかどうか」を優先してしまいがちです。

年収や学歴、職業や家柄などのスペックは、数字で比較できるからこそ“安心材料”になりやすく、目に見える条件に惹かれるのは自然な流れです。


実際、条件が揃っていればデートは成立しやすく、会話も最低限の礼儀と敬意で乗り切れます。

たとえ会話が多少ぎこちなくても、「真面目そうで誠実だから」「あまり話さないけど丁寧な人だから」といった印象で、その場を悪く思うことは少ないでしょう。


しかし──結婚生活は“毎日が会話”です。

朝起きた瞬間から、食事中、仕事終わり、寝る前まで、何気ないやりとりがずっと続いていきます。

その会話が毎回どこか噛み合わず、あるいは会話そのものがほとんど生まれない状況が続くと、日常に対する精神的な疲れが蓄積していきます。


特に多いのが、「真面目そうで聞き上手だと思っていたのに、実は“話さない人”だった」というケース。

お見合いや数回のデートでは控えめで優しそうに見えても、実際にはコミュニケーションを積極的に取らない性格であることも多く、結婚後に「会話がない」「話しかけても返事が短い」と感じることが増えていきます。


さらに問題なのは、「話す必要がない」と考えている相手の場合。

何を考えているのかわからない、相談しても反応が薄い、感情を共有してくれない──

このような状況が続くと、次第に「この人とは分かり合えないのかもしれない」という孤独感が生まれます。


沈黙が多くなると、自然と一緒にいる時間も減っていきます。

同じ部屋にいても別々のスマホを見て、会話は業務連絡のような内容だけ。

「ありがとう」や「お疲れさま」といった言葉も少なくなり、次第にお互いに興味を持たなくなる。

そんな空気の中で生活するのは、想像以上に苦しいものです。


結婚生活は、「会話が楽しい」という感覚があるかないかで、幸福度が大きく変わります。
条件は完璧でも、“言葉が通じない結婚”は、想像以上に心をすり減らすのです。

価値観のズレが“生活の細部”で爆発する


結婚後のリアルなトラブルの多くは、「大きな価値観の違い」よりも、“小さな違和感の積み重ね”から始まります。

婚活中には「誠実そう」「常識的」と思っていた相手でも、実際に一緒に暮らし始めると、「あれ?なんでこうするの?」という細かな違和感が無数に出てきます。


たとえば、

・ペットボトルのフタを締めない
・トイレットペーパーの補充をしない
・洗い物をすぐやるか、まとめてやるか
・休日の過ごし方は外出派かインドア派か
・お金の使い道に“優先順位”がまったく違う


どれも些細なようでいて、毎日繰り返されることで強烈なストレスに変わります。

特に「家事」に対するスタンスは、条件からは見えにくい落とし穴のひとつ。

婚活プロフィールには「協力的です」と書いてあっても、実際は“自分でやるつもりがない”というケースも珍しくありません。


そして、親との距離感や干渉の度合いも要注意です。

結婚前は「家族仲が良くて素敵ですね」と思っていたのに、いざ結婚してみると、義両親が頻繁に訪ねてきたり、勝手に子育ての話をされたりすることで、大きなストレスになることもあります。


また、金銭感覚のズレも深刻です。

たとえば、共働きなのに夫婦別財布で生活費の分担が不公平だったり、毎月の貯金額に対する意識が大きく違っていたりすると、不満は爆発しやすい。

お金に関する価値観のズレは、「信頼できない」「将来が不安」といった感情につながりやすく、離婚理由としても常に上位にあります。


これらの“違い”は、相手が悪いわけではありません。
問題なのは、「結婚前に共有されていなかったこと」「妥協点が見つからないこと」です。


条件だけで判断した場合、**表面上の情報では見抜けない“生活スタイルの衝突”**が、結婚後に一気に表面化します。

そしてそれが、感情的な摩擦や“もう一緒にいたくない”という拒否反応へとつながっていく。


結婚とは、“暮らしの共同作業”そのものです。
そこに違和感が生じれば、いくら条件が整っていても、幸せな生活にはなりません。

「とりあえず条件」で選んだ人には、どんどん冷めていく


婚活に疲れていた。
周囲が次々と結婚していく中で、焦っていた。

そんな中で現れた、条件にぴったり合う相手。

「もうこの人でいいかもしれない」と、納得というより“自分に言い聞かせて”結婚を決めた──
そういった背景を持つ結婚は、後から冷めていくリスクが非常に高いです。


「年収も安定しているし、職業も悪くない。両親との関係も問題なさそうだし」
「見た目もそこまで気にしないし、性格も穏やかそう」

──一見すると“欠点がない”ように見える相手に対して、好意やときめきが芽生える前に「条件OKだから進もう」と判断してしまう。

これは、結婚の“安心材料”を先に見て、感情が追いつくのを期待してしまうパターンです。


しかし、結婚後は日々の生活の中で、どうしても相手の“素の部分”や“思っていたのと違う姿”を目にするようになります。

そのとき、「でもこの人が好きだから」「一緒にいて心地いいから」と感じられなければ、小さな不満もどんどん積み重なっていきます。


・なぜこんなに無関心なんだろう
・もっと寄り添ってくれる人だと思ってた
・結局、私のことあまり理解してくれてないかも


最初から「好き」という感情が薄いと、こうした疑問や違和感が**“許せないポイント”に変わりやすい**のです。

そして、「条件に惹かれて選んだだけだった」という自覚が後になって心を苦しめます。


感情が置き去りのまま進んだ結婚では、相手への不満を“我慢”という形で抱え続けることになります。

やがて「もっと自分を大切にしてくれる人がいたのかも」という思いがよぎり、「この人と一生過ごすのか?」という疑念へと変わっていく。


一度冷め始めた気持ちは、そう簡単には戻りません。

とくに、「恋愛感情を後から育てればいい」と思っていた人ほど、現実のギャップに絶望しやすいのです。


“条件が整っているから好きになれる”という考えは、現実の生活ではあまり機能しません。
好きになれなかった人と暮らすことの苦しさは、スペックでは埋められないものなのです。

条件で選んだ相手には、“弱さ”を見せられない


条件で選んだ結婚は、「自分をよく見せなければいけない」という意識が結婚後も残りやすい。

「年収が高くて頼れる相手だから、自分も完璧でいなきゃ」
「条件に見合った“理想のパートナー”であり続けなきゃ」

──そんなプレッシャーが、ふたりの関係を次第に“緊張感のあるもの”に変えてしまうのです。


本来、結婚は“素の自分”でいられる関係が理想です。

疲れたときは弱音を吐けて、悩みは正直に打ち明けられて、喜びも悲しみも共有できる。

けれど、条件を基準に結婚した人の中には、「こんなこと言ったら嫌われるかもしれない」「レベルが低いと思われたくない」といった感情が根強く残り、本音を出せないまま結婚生活を続ける人が多くいます。


この「本音を言えない空気感」は、思っている以上にストレスです。

たとえば、体調が悪くても気を使って無理して動いてしまったり、仕事で失敗しても相手に相談できなかったり。

「相手が期待している自分を演じ続ける」ことに疲弊し、やがて心がすり減っていきます。


また、相手の方も「条件で選ばれたこと」をどこかで察している場合があります。

そうすると、「本当に好きなのかな」「条件が変わったら捨てられるかも」といった不安から、お互いに本音を見せなくなる。

こうして、“心の距離が縮まらないままの夫婦関係”が出来上がってしまうのです。


本音が言えない関係は、ふたりの間に壁をつくります。
それが1年、3年、5年と続くと、ただ“生活を共にしているだけの存在”になってしまう。


とくに女性の場合、精神的なつながりを求める傾向が強いため、「話しても通じない」「私の気持ちを受け止めてくれない」と感じると、結婚生活そのものに価値を見出せなくなります。

「この人とは一緒にいる意味がない」と感じてしまうと、そこから夫婦の関係は一気に冷え込んでいきます。


条件で選んだ結婚は、表面上はうまくいっているように見えても、“心のつながり”が築けなければ破綻は時間の問題

どんなに相手が立派な人でも、「本当の自分」を受け入れてもらえない関係は、幸せとは言えません。

“このままで一生続くのか”と不安になる夜がくる


一見、問題のない結婚生活。

喧嘩も少なく、生活も安定している。
家事も育児も最低限の役割分担はできていて、周囲からは「理想の夫婦」と言われることもある。


──それなのに、ふと夜ひとりになったときに感じる、言葉にできない不安。


「これって、幸せなんだろうか?」
「この人とずっと一緒にいて、本当に私は満たされるんだろうか?」

──こうした気持ちが、徐々に心をむしばみ始める人は少なくありません。


それは、“条件で選んだ結婚”に特有の現象です。

「結婚できた」という表面的なゴールを達成しても、そのあとに続くのは“生活”です。
しかもそれは、何十年と続く長い共同生活。

気持ちがついてきていなければ、“共に生きている感覚”がどんどん薄れていく。


相手との会話がルーティンになり、日々のやりとりは「おつかれさま」「何食べる?」だけ。
一緒にいるのに、心が満たされる瞬間がない。

その虚しさに気づくのは、意外にも数年後ではなく、たった数ヶ月後だったりします。


条件で選んだ相手に対して、「もっと自分の気持ちを分かってくれる人がよかったかもしれない」と思ってしまう。

でも、すぐに離婚という選択ができるわけではない。

世間体、経済的な不安、子ども、親──さまざまな要因が、自分を“この結婚にとどまらせる”理由になります。


そして、日常の中で笑顔が減り、休日は別々に過ごし、夜は無言で眠る。

ふと気づけば、ただ「結婚している」という事実だけが残っていて、「誰かと共に生きている」という実感がない。


この“静かな違和感”こそが、条件で選んだ結婚に訪れる最もリアルな現実です。

問題が起きていないからこそ周囲に相談もしづらく、「これが普通なのかな」「私がわがままなだけかな」と自分を責める人も少なくありません。


でも本当は、その違和感こそが、あなたの心が「このままでは幸せになれない」と叫んでいるサインです。


結婚はゴールではなく、“誰と生きるか”がすべて。

条件で安心を得たとしても、感情が置き去りになった結婚には、未来が感じられなくなる日が必ずくるのです。

結婚後に後悔しないために“今”見るべき視点とは?


結婚相手の条件をチェックするのは、決して悪いことではありません。

むしろ、安定した生活を望むなら「年収」や「仕事」「住環境」などの現実的な条件を確認するのは当然のことです。

しかし、その条件だけで決断してしまうと、結婚後に心の部分でズレが生じやすくなる──
それが、この記事で繰り返し伝えてきた“想定外の現実”です。


では、結婚後に後悔しないためには、婚活中にどんな視点を持っておくべきなのでしょうか。


まず必要なのは、「一緒に生活すること」が現実になったときの“温度感”や“空気感”を想像する視点”です。

たとえば──


・疲れて帰ってきたとき、この人といるとホッとできそうか
・喧嘩したとき、ちゃんと話し合える相手か
・思い通りにならない場面で、感情的に責めてこないか
・会話がない時間が続いたとき、居心地の悪さを感じないか


こうした「感覚的な相性」こそが、長く一緒に過ごしていくうえで条件よりもはるかに重要になってきます。


また、「この人の弱い部分も受け入れられそうか」「自分の欠点も出せるかどうか」という視点も見逃せません。

条件で選んだ相手には、自分を良く見せようとして本音を隠してしまいやすい。

でも、それでは結婚後に“疲れる関係”になります。
お互いの不完全さを許容できる相手かどうかは、理想の結婚生活に欠かせない要素です。


もうひとつ大切なのは、「人生を共に進める感覚があるかどうか」です。

楽しいことも、大変なことも、どちらか一方だけが背負うのではなく、ふたりで一緒に歩いていける空気感があるか。

そうした“並走できる関係”でなければ、結婚生活は必ずどこかで苦しくなります。


条件が揃っているだけの結婚は、一見すると成功に見えるかもしれません。
でも、感情や価値観の深い部分に目を向けずに結婚すると、後悔は時間差で確実に訪れます。


結婚は「条件がいい人とするもの」ではなく、「一緒にいることで幸せを感じられる人とするもの」。
その視点を見失わずに婚活を続けることが、将来の後悔を防ぐ最大の防御策になります。

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