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2025.06.30
決断できない…優柔不断な自分を婚活で変える方法

「また決められなかった…」「悪い人じゃないのに、交際に進むか迷ってしまう」
婚活をしていると、そんなふうに“決断できない自分”に疲れてしまう瞬間が必ず訪れます。
相手は優しいし、条件も悪くない。だけど、なぜか「この人に決めよう」と思えない。
さらに、交際が長引くと「真剣な話をするタイミングも分からない」「結婚の話が現実味を帯びてくるほど、怖くなってくる」といった感情が押し寄せてきます。
このような「優柔不断な性格」をどうにかしたい──そう思っても、性格は急に変えられません。
けれど実際は、婚活における“決断できなさ”は性格そのものよりも、思考のクセや判断基準の曖昧さが原因となっていることが非常に多いのです。
今回は、「決めたいのに決められない」「誰かを選ぶのが怖い」と感じている人が、どのようにその迷いを断ち切り、前に進めるようになったのか──
“婚活を通じて優柔不断を克服する方法”を、具体的な視点で解説していきます。
「慎重なだけ」と思ってない?優柔不断な人の言い訳パターン
婚活において、「慎重であること」と「優柔不断であること」はまったくの別物です。
しかし、自分の中では「私は考えすぎる性格だから」「時間をかけて決めたいだけ」と、優柔不断な行動を“慎重さ”として正当化してしまうケースがよくあります。
たとえば──
お見合い後に「いい人だったけど、もう少し考えたい」と返事を保留にする。
何度も会っているのに「まだよく分からない」と交際を進めず、結局フェードアウト。
このようなパターンが続く場合、周囲からは「決められない人」と見なされ、次第に相手にも見透かされてしまうのです。
また、もう一つ多いのが「もっと良い人がいるかもしれない」という心理です。
この気持ちに支配されると、今目の前にいる人の良さを見ようとせず、“理想像”との比較に走ってしまいます。
結果、「今決めてしまっていいのか?」と躊躇し、誰とも前に進めなくなるのです。
こういった迷いの裏側には、「失敗したくない」「後悔したくない」という強い不安があります。
しかし、婚活では“完璧な正解”は存在しないのです。
一歩を踏み出すことなしに、理想の相手と出会える保証などどこにもありません。むしろ、自分の行動によって“納得できる相手”に育っていく関係性のほうが、結婚後も安定しやすいのです。
「慎重なだけです」と思っているあなた。
それは慎重なのではなく、自分で選ぶことを避けているだけかもしれません。
まずはその“自己正当化”に気づくことが、優柔不断を乗り越える第一歩です。
婚活がうまくいく人は、完璧じゃなく「納得」で決めている
婚活において決断が早い人たちは、「完璧だから選ぶ」のではなく、**“納得できるから選ぶ”**という思考を持っています。
たとえば、ある女性は「理想とは少し違ったけど、一緒にいて落ち着くし、価値観がすごく近い」と感じて、交際3ヵ月で結婚を決意しました。
一方で、別の女性は「この人は趣味も合うし、条件も悪くないけど、100点じゃない」と考え続け、1年経っても誰とも真剣な交際に進めませんでした。
この違いは、判断の基準が“条件”なのか、“感情と納得感”なのか**にあります。
優柔不断な人ほど、「あとで後悔したらどうしよう」「もっと良い人がいたら…」という恐れから、自分の選択に確信を持てません。
だからこそ、“選ばない”ことで自分を守ろうとするのです。
しかし、それは本当に自分を守っているのでしょうか?
むしろ、「決めなかったこと」を後悔する人のほうが圧倒的に多いのが、婚活の現場です。
迷っている間に相手が別の人と進んでしまう、
決められない姿勢に不信感を持たれて関係が終わる。
こういったケースは非常に多く見られます。
決断が早い人は、“不安があっても一歩進む”というスタンスを持っています。
「正解だったかは、進んでみないと分からない」と割り切り、まず行動を起こしているのです。
その行動の中で見えてくること、感情が動くタイミングを重視しています。
婚活は、「条件が揃ったら選ぶもの」ではありません。
自分の心が納得した瞬間に、“選んでいい”のです。
そして、その選択を信じて進む人こそが、最終的に結婚へとたどり着いていきます。
決断できない人は“軸”がない|選ぶ前に「自分の答え」を持つ
婚活で優柔不断になってしまう人には、ある大きな共通点があります。
それは、「何を基準に選べばいいのか分かっていない」ということです。
つまり、“判断軸”が曖昧なまま婚活しているのです。
たとえば──
・年収が高い人の方が良い気がするけど、本当は一緒に過ごす時間を大事にしたい
・親に紹介することを考えると無難な人のほうがいいのかも…
・見た目の好みも捨てきれないし、フィーリングも大切にしたい
このように、いくつもの価値観や期待が混在している状態では、どれだけ条件の良い人と出会っても決断できません。
なぜなら、“自分にとって何が一番大事か”が決まっていないからです。
婚活をうまく進めていくには、まず「自分の人生にとって何を重視したいのか」を明確にすることが必要不可欠です。
結婚相手とは、恋愛相手とは違い、生活を共にする存在です。
どんな暮らしをしたいのか、どんな価値観を共有したいのか──
そこを自分自身が分かっていないと、誰を前にしても「何か違う気がする」と感じてしまうのです。
また、他人の基準で判断していると、ますます決断力は鈍ります。
「親が安心する人のほうがいいかも」
「友達に紹介しても恥ずかしくない人を選びたい」
このように“他人にどう見られるか”を軸にしてしまうと、自分の感情がついてこないため、気持ちが固まりません。
婚活では、まず「自分がどんな結婚をしたいのか」というビジョンを、最低限持っておく必要があります。
・専業主婦希望なのか共働き希望なのか
・地元を離れたくないのか、どこでも住めるのか
・家族との距離感をどう保ちたいのか
こうした“人生設計に関わる軸”を持っている人ほど、ブレずに相手を見極められる**のです。
逆に、「会ってみないと分からない」と言って、ただ何となく会い続けてしまう人ほど、迷い続けて決断できず、婚活が長期化する傾向があります。
もちろん会ってみることは大切ですが、「その出会いをどう判断するか」の基準を持っていなければ、結局また迷うだけなのです。
自分の中に判断軸を持つことは、優柔不断から脱却するための“最強の土台”です。
そしてその軸は、誰かが教えてくれるものではなく、自分で言語化していくものです。
婚活の前に一度、紙に書き出してみてください。
・「どんな人といたら、自分は安心できるか?」
・「どんな暮らしがしたいのか?」
その答えが見つかったとき、選ぶべき相手は自然と見えてきます。
デートのたびに悩んでいない?答えは「行動の先」にある
「楽しく過ごせたけど…この人でいいのかな?」
「悪い人じゃない。でも決め手がない…」
こんなふうに、毎回のデート後に悩み続けているとしたら──
それは“行動する前に答えを出そうとしている”からです。
婚活で優柔不断になる人の多くは、「正解を選びたい」という気持ちが強すぎる」傾向にあります。
だからこそ、相手との関係がまだ浅い段階から、「この人と結婚して大丈夫か?」という問いに対する“確信”を求めすぎてしまうのです。
しかし、婚活における多くの“答え”は、頭の中でいくら考えても出てきません。
なぜなら、相手との相性や感情の動きは、実際に一緒に過ごすことでしか見えてこないからです。
たとえば、
・「もう少し会ってみよう」と行動したからこそ、相手の意外な優しさに気づけた
・何気ない日常会話から、「この人とは自然体でいられる」と感じられた
・3回目のデートで、自分がリラックスして話せるようになっていたことに気づいた
こうした“確信”に近い感覚は、実際に経験して初めて得られるものです。
それなのに、「まだ分からない」「もっと知ってから」と思い続けてしまうと、
行動が止まり、感情も動かず、結局また次の相手へ…という繰り返しになってしまいます。
つまり、婚活が進まないのは「相手に問題があるから」ではなく、
「行動しないまま答えを出そうとする姿勢」が原因になっている場合が非常に多いのです。
婚活では、“仮に間違っていたとしても、一歩進んでみる”という選択が大切です。
行動してみて違ったなら、やめればいい。
でも、行動しなければ、可能性はゼロのままです。
そして、不思議なことに、一歩踏み出すと「思っていたより悪くない」「自分の心が少しずつ動いてきた」と感じる人がほとんどです。
その経験の積み重ねが、自分なりの“判断基準”となり、優柔不断な迷いを少しずつ減らしていってくれます。
婚活で迷いがちな人ほど、「考えすぎずにまず会う」「会ってから考える」「会った後は、自分の気持ちに正直に行動してみる」──
この順番を守ることが、優柔不断を克服する大きな一歩になるのです。
優柔不断な人が変われた“たった一つの意識改革”とは?
婚活中、なかなか決められなかった人が、ある時ふと「この人にしよう」と自然に決断できるようになった──
そんな変化を遂げた人たちには、**共通する“たった一つの意識改革”がありました。
それは、
「選んだ相手を正解にしていく」という考え方を持つこと。
これまでの考え方では、「正解の相手を探さなきゃ」「間違えたくない」と、“選ぶ前に完璧を求めていた”人たちが、ある日を境に、「自分が選んだ人との関係を、自分の努力で心地よく育てていけばいい」と、“選んだ後に正解にしていく”姿勢に切り替えたのです。
たとえば──
ある女性は、いつも「もっと理想に近い人がいるかもしれない」と感じて前に進めず、5人連続で交際終了になっていました。
しかし、「完璧な人なんていない。私自身が、この人との関係を良くしていけばいいんだ」と意識を変えたことで、
6人目の相手と3ヵ月後に成婚しています。
ここで重要なのは、
決断とは、“自信”ではなく“覚悟”で下せるということ。
「本当にこの人でいいのか?」という問いに100%の答えを出してから動くのではなく、
「選んだ自分の選択を信じる」という覚悟で一歩を踏み出すのです。
優柔不断な人は、「選ぶ=リスク」と感じがちです。
でも実際は、選んだ後にもいくらでも軌道修正はできます。
交際を続けるかどうか、結婚後の生活スタイル、役割分担、価値観のすり合わせ──
すべては“選んだ後の対話と行動”で変えていけるのです。
だからこそ、「決断=最終決定」ではなく、「決断=スタートライン」**と考えることで、
「決める怖さ」より「決めた先にある未来」の方がはるかに大きく感じられるようになります。
優柔不断から抜け出す最大のコツは、完璧な選択肢を探すのではなく、自分で選んだ選択肢を信じること。
たったそれだけで、迷いに支配されていた婚活が一気に動き出します。
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