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2025.12.04

なぜお見合いが消化試合になるのか|日程調整の時点で気持ちが落ちている


お見合いの結果は、実は会う前の段階で左右されていることがある


お見合いが思ったほど盛り上がらない、相手の印象が入ってこない、当日に気持ちが乗り切らない──

こうした経験は婚活者の多くが抱えている。しかし、その理由を当日の1時間だけで説明してしまう人は少なくない。

「会話が続かなかった」「テンポが合わなかった」といった要因に意識が向きがちだが、本当にそうなのかを考えると、お見合いの結果は当日の出来事だけで完結するものではなく、そこに至る過程での関わり方による影響を受けているケースが少なくない。

特に、当日を迎えるまでの準備や調整の中に小さな負担が積み重なっていると、その時点で心のエネルギーが削られ、当日を前向きに迎えづらくなることがある。

それにも関わらず、多くの婚活者は“当日が勝負”と捉え、そこまでのプロセスに無意識のうちに負担が生じていることに気づかないままお見合いに臨んでしまう。

お見合いがうまくいかない背景を見直す際には、当日の出来事だけではなく、そこに至るまでの流れにも目を向ける必要がある。

平日の19:00開始など“相手の予定を無視した”ピンポイント過ぎる時間指定で萎え

お見合いの調整は、お互いの最初のコミュニケーションであり、ここで相手がどれだけ配慮できるかが明確に表れる。

しかし実際の現場では、この段階で相手の温度が下がってしまう要因が数多く存在する。

その代表的なものが、相手の働き方や生活リズムを考慮せずに行われる“ピンポイントの時間指定”である。


特に多いのは、平日の19:00開始といった指定である。会社員であれば、仕事を定時に終えてから移動し、余裕を持って到着することは難しく、現実的には時間に追われる調整となる。

それにもかかわらず、「19:00でお願いします」といった一方的な提示をされると、自分の状況に対する理解がないまま調整を進めようとしている印象が残り、会う前から温度が下がりやすい。


また、勤務形態や休み方への理解がないまま絞り込んだ時間だけを提示されるケースも負担感が大きい。

「この日しか無理です」「その時間帯以外は厳しいです」というように、一方的な理由だけで提案されると、柔軟性がなく歩み寄りの意識を感じられない。

結婚相談所の日程調整は、お互いの無理のない範囲で候補日を出し合いながら進めるのが本来の形であるため、一方的な時間指定が続くと、“配慮よりも自己都合が優先されている”という印象につながりやすい。


日程調整は単なるスケジュール合わせではなく、相手に対する理解や姿勢がそのまま見える場面である。

ここで小さなズレが生じると、お見合い当日を“前向きに会いに行く場”ではなく、“予定としてこなすだけの時間”として受け止めてしまうきっかけになり、結果的に消化試合の流れが始まってしまう。

日程を提示したのに返事が遅く、予定を入れられない“待ち時間ストレス”で気持ちが冷める

日程調整で最もストレスが溜まりやすいのが、こちらが候補日を提示したにもかかわらず返事が遅いという状況である。

提示した側は返答が来るまで予定を空けておく必要があり、その間は友人との予定も仕事の調整も入れづらくなる。

結婚相談所ではお見合いやデートなど土日の枠が限られているため、この“予定を拘束されている時間”が長くなるほどストレスが積み重なり、当日に向けての温度が確実に下がっていく。


例えば、土曜日と日曜日の候補日を提示しているのに丸3日返事がない場合、その週末の予定は確定できず、どの活動にも身動きが取りにくくなる。

特に婚活では複数のお見合いやデート調整が並行するため、一つの返事待ちが連鎖的に他の予定へ影響を及ぼすケースもある。

これが続くと、「自分の優先順位は低いのでは」「本当に会う気があるのか」という不信感につながり、当日へのモチベーションが落ちやすくなる。

返事のスピードは、相手がどれだけ前向きに関わっているかのサインとして受け取られやすい。

早ければ安心し、遅れれば温度差を感じやすい。もちろん、忙しくて返せない事情がある場合もあるが、提示した側からすれば“予定を空けて待つ負担”に変わりはない。

この負担が積み重なるほど、当日を迎える頃には気持ちが冷え込み、お見合い自体が“積極的に会いたい場”ではなく、“決まった予定をこなす時間”に変わってしまう。

お見合いは“申し受け側が最初に日時を提示する”のに、申し込み側が初手で日時を指定してくるルール違反

IBJの調整ルールでは、お見合いの日程は 申し受け側が最初に候補日と時間帯を提示する と決まっている。

受けた側が無理のない範囲で調整しやすいように設計された仕組みであり、最初の提示権は受けた側にある。

受けた側が提示した候補日にどうしても合わない場合のみ、申し込み側が別候補を出す。

これが IBJ の標準フローであり、トラブルを避けるための基本である。

しかし現場では、この順番を理解しない申し込み側が、最初の連絡でいきなり 「この日でお願いします」「この時間で確定したいです」 と、自分の都合を優先させた提案をしてくることがある。

本来は受けた側が提示するべき段階で、申し込み側が確定形で日時を出してくるため、調整の流れが崩れ、受けた側だけが合わせる構造が発生する。

ここで大きいのは「負担」ではなく、“ルールを守れない人”という印象がその場で確定してしまう点である。

IBJはルールを把握している前提で活動する場であり、その基本を理解していない、もしくは理解していても守ろうとしない相手に対しては違和感が強く残りやすい。


提示順が崩れると、


・こちらが候補を出す前に相手の都合を押し付けられる

・正しい流れに沿った調整が成立しない

・初対面以前に「手順を守れない人」という実務的な不信感が生まれる


このように調整の最初の段階で流れが乱れると、スムーズに進むはずだった予定が急に複雑になり、会う前から“組みにくい相手”という印象が残る。

わずか数行のやり取りだが、IBJの仕組み上、この段階での違和感は非常に重く、当日に向けての温度を確実に下げてしまう。

同じエリアに住んでいるのに、アクセスの悪い駅や行きづらい場所を指定される不公平な移動負担

お見合いの場所選定は、双方が移動しやすいターミナル駅で行うのが最も負担が少なく、現場の標準である。

しかし実際には、同じ生活圏に住んでいるにもかかわらず、アクセスの悪い場所が指定されるケースがある。

たとえば、乗り換えが複数必要な駅周辺のラウンジや、各駅停車しか止まらないエリアのホテルロビーなどである。


生活圏が似ている場合、候補に挙がる主要駅は自然と絞られる。

にもかかわらず、わざわざ行きづらい場所を提示されると、単純な「遠い」という話ではなく、配慮の欠如という実務的な違和感が浮かび上がる。

同じ方向に住んでいるのに、片方だけが大きく迂回する場所を指定されると、それだけで負担が偏り、会う前に疲れが出やすい。


婚活では週末に複数のお見合いをこなすことも多い。アクセスの悪い場所の予定が入ると、


・その日全体のスケジュールが組みづらくなる

・移動で消耗し、他の予定にも影響する

・その相手に対する“調整しにくさ”の印象だけが残る


このように、移動負担が偏った場所の指定は、単なる“遠い”ではなく、“段取りの悪い相手”という印象につながり、その違和感が当日の温度に直結する。


お見合いは1時間程度の短い時間であるからこそ、その前後の移動負担が大きいほど疲れが蓄積し、相手に向き合う余力が失われる。

結果として、当日は“新しい出会いに集中する場”ではなく、“行くことが目的の予定”のように感じやすくなる。

調整段階で負担が積み重なるほど、当日を迎える時点で“消化試合”の状態になる

お見合いが消化試合になる背景には、当日以前にすでに気持ちが削られているという構造がある。

時間指定の偏り、返答までの拘束、提示順を無視した手順の乱れ、行きづらい場所の指定など、調整段階で負担が続くと、当日を迎える頃には前向きな気持ちを保てなくなる。


当日の1時間は短いが、短いからこそ、そこまでの準備段階が整っているかどうかで集中度が大きく変わる。

調整で余力を失った状態では、相手の印象を冷静に受け取る余裕がなく、ただ形式的に会話を重ねるだけになりやすい。


また、結婚相談所では複数のお見合いが連続するため、一つの調整のズレがその週全体の予定に影響する。

返事待ちで他の予定が入れられなかったり、移動負担が続いたりすると、気持ちが “予定をこなすモード” に入り、結果として前向きな判断ができにくくなる。


調整がスムーズに進んだ相手とは、当日の印象も自然に良くなりやすい。

一方、調整で負担が続いた相手は、会う前から心の状態が整わず、その差は非常に大きい。

つまり、消化試合になるお見合いは当日の会話力ではなく、当日以前に起きている負担によって形作られている。

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