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2025.06.10

なぜ親は“あの人じゃダメ”と言うのか?結婚相手に反対する本当の理由


「その人、本当に大丈夫なの?」 結婚相談所や婚活アプリで順調に交際を進めていたのに、いざ親に報告すると、その反応が急に冷たくなった。

これは決して珍しい話ではありません。

むしろ、結婚が現実的になってから初めて親の“本音”が見えるというのは、多くの人が通る道です。

問題なのは、相手に明確な欠点があるわけではなく、むしろ誠実で優しい、条件も整っている。

それでもなぜか、親は「やめたほうがいい」と言う。その理由が曖昧だったり、説明になっていなかったりするから、子ども側としては混乱します。


本記事では、なぜ親が“あの人じゃダメ”と反対するのか、その背景にある心理や価値観のズレ、時代の違い、さらには親自身の無意識の欲求までを掘り下げます。


そして、親の反対にどう向き合えばいいのか、自分自身が納得して結婚を決めるための視点を提案します。

親の理想と自分の「選び方」は根本的に違う

親が反対する理由としてまず挙げられるのが、「自分の理想と違うから」という根源的なズレです。

親が思い描く結婚相手の理想像は、ほとんどの場合、“人に紹介しても恥ずかしくない”という視点で構築されています。

つまり、職業が安定していて、学歴も申し分なく、年齢差が少なく、家柄的にも問題がない、そして何より「常識的で礼儀正しい」こと。

親は、自分が安心できる材料が揃っていないと、不安になってしまうのです。


一方で、実際に結婚を決めようとしている当事者が見ているのは、もっと感覚的で情緒的な部分です。

たとえば、「一緒にいて落ち着くか」「沈黙が気まずくないか」「自分らしくいられるか」「価値観が近いか」といった、“生活の中でどう感じられるか”を大切にしています。


この“親の理想”と“子どもの選択”が根本的に違うことを、双方ともに意識せず、ただ「紹介する」「判断される」という流れになると、当然ながら「なんか違う」という感想が親から出てくるわけです。

そしてその違和感が“反対”という形になって表出するのです。

親の“なんとなく嫌”は説明できない違和感から来ている


親が結婚相手に反対する理由を問うと、「なんか好きになれない」「話し方が馴れ馴れしい」「あまり印象が良くなかった」と、抽象的な表現が返ってくることがあります。

明確な欠点や具体的な問題ではないけれど、“なんとなく信用できない気がする”“どこか引っかかる”という感覚。

それは、初対面で受け取った相手の空気感や態度に、親が言語化できない不安を覚えているからです。


特に親世代は、マナーや礼儀、控えめな態度を重んじる傾向が強く、少しでもそこに違和感を持つと、「常識がない」「軽率な人」と判断しがちです。

たとえば、相手が緊張していて笑顔が硬かっただけでも、「愛想がない」と思われることもありますし、逆に明るく振る舞おうと頑張っていたのに「馴れ馴れしい」と取られてしまうこともあります。


問題なのは、その違和感を親自身が明確に説明できないことです。「よく分からないけど、やめたほうがいい気がする」と言われた子どもは、納得も理解もできず、ただもやもやするばかり。

この“言語化できない違和感”こそが、親子間の対話を困難にさせる最大の要因です。

親の価値観は「過去の常識」にとらわれている


親の反対が強くなる背景には、親世代が持つ“結婚観の固定概念”が根深く関係しています。

たとえば、親が結婚した時代は、「男性が家計を支えるのが当たり前」「女性は出産後に仕事を辞めるべき」「バツイチや年の差婚はマイナス」という価値観が主流でした。

だからこそ、今の時代の柔軟な考え方――共働き前提のパートナーシップや、価値観重視の再婚、年の差を乗り越えるような関係――に違和感を抱いてしまうのです。


親にとって、結婚とは“人生の安定を得るための手段”でした。だからこそ、相手の経済状況や社会的立場に非常に敏感になります。

ところが現代の婚活市場では、「安定」よりも「対等な関係」「一緒に成長できるか」が重要視されます。

その結果、子どもが選んだ相手がいくら魅力的であっても、親には「安定性が足りない」「ちゃんとしていないように見える」と映るわけです。


つまり、親が反対しているのは“相手の中身”ではなく、“自分の持っている古い結婚観”に照らし合わせて判断したときに感じる不安です。

そのズレを理解せずに対話を進めると、どれだけ理論的に説明しても、親が納得することは難しくなります。

“心配”ではなく“コントロール”したいという心理が潜む

すべての親がそうとは限りませんが、結婚相手への反対には“子どもの幸せを願っている”という建前の裏に、“自分の期待通りに進めたい”というコントロール欲が隠れていることもあります。

特に、家庭内で親の発言力が強かった場合や、子どもをずっと“管理の対象”として見てきた親ほど、その傾向は強く出やすいです。


親にとって「自分が良いと思う人を子どもが選んだ」という状況は、安心感と満足感をもたらします。

逆に、自分の想定外の人を選ばれると、「なぜ相談しなかったのか」「なんで私に意見を聞かないのか」と不満を抱くようになります。

これが高じると、「私が納得できないからその人はダメ」という理屈にすり替えられてしまうのです。


これは無意識的な支配欲からくるもので、親自身も自覚していないケースがほとんどです。

しかしこの状態に陥ってしまうと、相手のどんな良い部分を伝えても、「でも私は嫌」と感情論にすり替えられてしまい、話し合いになりません。

親の“心配”が“支配”に変わっていないかどうか、それを冷静に見極めることも、子ども側には求められる判断力です。

親の反対にどう向き合うかは、自分の覚悟次第


では、親に反対されたとき、私たちはどうすればよいのでしょうか。一つだけ言えるのは、「親を説得するために結婚するわけではない」ということです。

結婚生活を送るのは、親ではなく自分自身。

親の理解が得られないからといって、今の相手を手放すべきかどうかの答えは、他の誰でもなく、自分自身が出すべきなのです。


まずは冷静に、親の意見の中に“事実としての懸念”があるかを確認してみましょう。

もし、「相手が定職についていない」「経済的な見通しが甘い」など、明らかな懸念点があるなら、それは真摯に向き合うべきです。

しかし、「なんとなく好きになれない」「ピンとこない」というレベルの違和感であれば、それは単なる感情のぶつかり合いであり、結婚を左右する根拠にはなりません。


本当に大切なのは、自分自身が「この人となら安心して暮らしていける」「人生をともにしたい」と心から思えるかどうかです。

親のための結婚ではなく、自分の人生として選ぶ結婚。その覚悟があるなら、たとえ最初は理解されなくても、時間と誠意を重ねることで、親の心もやがて変わっていく可能性があります。

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