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2025.08.04
そもそもお見合いまで進まない…“出会いゼロ”の婚活女性がまず見直すべきこと

結婚相談所に登録したものの、お見合いが1件も成立しない。
申し込みをしても返事が来ないし、申し込みもほとんど入ってこない。
そんな「誰とも出会えない婚活」に陥っている女性は、残念ながらゼロではないかと思います。
ただこの状況は、“たまたまご縁がない”というものではありません。
実際には、写真・プロフィール・理想の書き方・申し込み方・情報開示の姿勢…婚活の初期段階のどこかで「選ばれない原因」を抱えてしまっていることがほとんどです。
婚活がスタートしたばかりの頃、誰もが「いい人と出会いたい」と願っています。
しかし、出会い以前の時点で“会いたいと思われていない”状態にあると、婚活はどれだけ時間をかけても進展しません。
本記事では、「そもそもお見合いに進まない」という根本的な壁にぶつかっている女性が、まず見直すべき本質について、実例と共に解説します。
プロフィール写真のクオリティが低い
お見合いの成立において、プロフィール写真が占める影響は極めて大きく、第一印象の7割以上を左右すると言われています。
特に結婚相談所においては、プロフィールを開くかどうかの判断を「写真で決める」男性が圧倒的に多いため、写真のクオリティは直接的に申し込み数に影響します。
それにも関わらず、写真の重要性を甘く見ている女性は少なくありません。
例えば、自撮り写真をそのまま使っていたり、スマホのインカメラで撮った明るさの足りないスナップ、友人との写真を切り抜いたものなどがそのまま掲載されているケース。
このような写真では、「真剣さが伝わらない」「結婚に対して軽く見える」といった印象を持たれてしまい、プロフィールを開いてすらもらえない状態になります。
また、写真館で撮っている場合でも注意が必要です。
婚活用写真は「就活用の証明写真」とは全く違い、ただのきれいなポートレートでは成立しません。
婚活写真に求められるのは、「この人と一度話してみたい」と思わせる柔らかさや、生活感のある自然な表情。
婚活向けの撮影に慣れた写真館でないと、硬すぎる表情・不自然なライティング・老けて見える構図になりがちで、逆にお見合い成立率を下げてしまうこともあります。
つまり、写真が「写っている」だけでは意味がなく、“選ばれるための戦略的なプロフィール写真”であるかどうかが問われているのです。
お見合い申し込む人を厳選して年収と見た目と年齢の掛け算で理想が譲れない
婚活を進める中で、誰しも「こういう人がいい」という理想像を持っています。
しかし、問題となるのは、「年収」「年齢」「見た目」などの条件をすべて満たす相手でなければ申し込まないという極端な選別を行ってしまうことです。
たとえば、「年収600万円以上・35歳以下・身長175cm以上・清潔感のある人」といったように、複数の条件を“掛け算”で見ている場合。
実際にこの条件にすべて当てはまる男性はごく少数ですし、いたとしても圧倒的な人気を集めており、ライバルが非常に多いポジションです。
当然ながら、申し込みをしても通らない可能性は高くなります。
さらに深刻なのは、希望条件に合わない人からの申し込みを「最初から見る価値なし」と判断して無視してしまうこと。
自分が申し込む数は少なく、受ける申し込みも条件でバッサリ切ってしまう。
その結果、「誰とも出会えない」という状態に、自らを追い込んでしまっているのです。
婚活で本当に成婚に至っている女性たちは、「条件通りの人」ではなく、「条件外でも実際に会ってみたら良かった人」と結ばれているケースが非常に多いのが実情です。
希望条件を持つこと自体は否定されるべきではありません。
しかしそれを「当てはまらない人は対象外」と断定してしまえば、可能性ごと切り捨てているに等しいのです。
婚活で重要なのは、「理想の相手と出会う」ことではなく、「現実に出会い、関係を育てられる相手を見つけること」。
その柔軟性がない限り、最初の1件のお見合いすら成立しない状況が続きます。
プロフィールに書いてある理想の結婚相手が細かい
プロフィール欄にある「理想の相手像」。
ここに無意識に“選別的な記載”を書いてしまっている女性は非常に多く、お見合いが組めない原因になっています。
以下のような文面に心当たりがある場合、要注意です:
・「料理はできて欲しい思っているので、家でも手際よく作れる方が理想です」
・「仕事に対して常に向上心を持ち、自分を高め続けている方」
・「ある程度、話し合いをしなくても察してくれる人が理想です」
一見すると、前向きで真面目な理想に見えるかもしれません。
しかし、これを読んだ男性は、
・「料理できないとダメ?できて当然なの…?」
・「向上心って…家でも仕事でも常にストイックな生活を求められるのか」
・「察しろって…言ってくれなきゃ分からないけど、怒られるんじゃ…」
といった拒絶反応を起こしやすく、「この人とは会わない方がいい」と判断されてしまうのです。
問題なのは、本人が「これは普通の希望だ」と思って書いている点にあります。
“当然の感覚”で相手に求めていることが、読み手には“無自覚な上下関係”や“コントロールの強さ”として伝わってしまっているのです。
しかもこうした女性ほど、「なぜ申し込みが来ないのか分からない」と悩み続け、改善のきっかけを掴めません。
プロフィールは「理想を語る場所」ではなく、「この人と会ってみたい」と思わせる場所です。
“ふるいにかける言葉”を並べてしまえば、出会いのチャンスはゼロに等しくなります。
プロフィールが具体化されてなく秘密主義
プロフィール文において、情報の抽象化・出し惜しみが原因でスルーされているケースも非常に多く見受けられます。
例えば、以下のような文章:
・「趣味は旅行と映画鑑賞です」
・「性格は穏やかで、人の話を聞くのが好きです」
・「休日はリラックスして過ごしています」
これらはいずれも無難で好印象なように見えますが、具体性がまったくないため、「人となりがわからない」と判断されてしまいがちです。
特に婚活においては、“話のきっかけが掴めるような情報”が載っていなければ、相手が申し込む理由を見つけられないのです。
また、「結婚後のイメージ」「仕事との向き合い方」「家族との関係」などについてほとんど記載がないと、読み手の男性は「真剣に考えていないのでは?」という印象を持ちやすくなります。
たとえば、「仕事は事務職です」だけではなく、「同じ部署で5年勤めており、書類管理や電話対応など、縁の下の力持ち的な役割を任されています」と書くことで、人柄や働きぶりが伝わりやすくなります。
情報を控えることが誠実だと思っていても、それが「何を考えているかわからない人」という印象になってしまっては、本末転倒です。
婚活において、“情報の具体化”は安心材料であり、信頼構築の第一歩。
その意識が欠けていると、プロフィールが読まれたとしても、お見合いには繋がりません。
そもそも複合的な要因に目をつぶっている
お見合いが成立しない原因は、決して1つではありません。
プロフィール写真が弱く、理想が厳しく、自己PRが抽象的で、申し込み基準が偏っている――
これらが少しずつ重なり合うことで、「総合的に会いたくないプロフィール」が完成してしまっているのです。
しかし、多くの人は「写真だけ変えれば」「文章を少し直せば」と、1か所だけを改善すれば結果が変わると考えがちです。
けれど現実には、婚活は全体のバランスで“選ばれる状態”が整っていなければ、一歩も進まないという性質を持っています。
お見合いが組める女性は、「飛び抜けて何かが優れている」のではなく、「どの項目にも極端な欠点がない」状態を作れている人です。
逆に、出会いゼロのまま止まっている女性は、「大きなミスはないけれど、全部が少しずつズレている」というケースが非常に多いのです。
そして、本人がそのズレに気づかないまま、「なぜかうまくいかない」と感じている。
この“複合的な盲点”に目を向けなければ、どれだけ時間をかけても婚活は動きません。
出会いがゼロなら、どこか1つではなく“全部”を見直すタイミングです。
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