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2025.09.14
IBJ婚活|誰と仮交際しても同じに見えるのは危険信号

IBJ婚活をしていると、仮交際の相手が「誰と会っても同じに見える」と感じてしまうことがあります。
お見合いを重ね、複数の人と仮交際に進んでみても、決定的な違いが見いだせず、気づけば「また交際終了」の繰り返し。
最初のうちは「まだ特別なご縁が来ていないのだろう」と考え、軽く受け止める方もいます。
しかし実際には、これは婚活における停滞のサインであり、成婚を遠ざける危険信号です。
なぜなら「誰も同じに見える」という感覚は、単なる偶然ではなく、婚活の進め方や相手の見方に偏りがあることを示しているからです。
自分が相手をどう捉えているか、どの段階で判断しているかによって、目の前の人が「似たような存在」としてしか映らなくなってしまうのです。
この状態を放置すれば、仮交際が次々と終了するだけでなく、最終的には「誰とも続かない」「結婚が遠のく」という悪循環に陥ります。
ここではまず、なぜ仮交際相手が同じに見えてしまうのか、その根本的な原因を探っていきます。
条件だけで相手を判断していると誰も同じに見える
仮交際の相手が「似ている」と感じてしまう最大の要因は、プロフィール条件に意識が偏りすぎていることです。
IBJシステムでは、年収・学歴・職業・身長・居住地といった分かりやすい数値や情報が並びます。
条件を基準に検索し、申し込みをすること自体は自然な流れですが、条件ばかりに注目してしまうと、会った後の印象も「似たような人」としてしか残りません。
例えば、30代前半の男性を対象にして検索条件を設定すると、ヒットするのは同年代で安定した職業についている人が多くなります。
その結果、実際に会う相手の雰囲気や話題も似通いやすく、「どの人も大差がない」と感じてしまうのです。
これはあくまで検索条件が似た層を引き寄せているだけで、相手の個性が存在しないわけではありません。
しかし、プロフィールの段階から「同じような人ばかり」という先入観を持ってしまうと、会話の中でも違いを拾おうとする姿勢が薄れます。
また、条件での比較に慣れてしまうと「この人は年収が〇〇だからOK」「この人は勤務地が遠いからナシ」というように、出会いの初期段階から人柄より数値に重きを置く判断を下してしまいます。
結果として、相手の内面を見極める前に「似た人」「同じ人」とラベルを貼ってしまい、仮交際の意味が形骸化してしまうのです。
本来、仮交際は条件での判断を超えて「相性を確かめる期間」であるはずです。
しかし条件に偏る婚活では、相性を探る前に「誰も同じ」と感じてしまうため、せっかくのご縁を見失うリスクが高まります。
短時間のデートしかせず毎回お断りしてしまう
次に大きな原因となるのが、デートの時間の短さです。
IBJ婚活における初回デートは、2時間程度のランチやカフェが一般的です。
もちろん長時間過ごすことが必ずしも良いわけではありませんが、毎回1~2回の短時間だけで結論を出してしまうと、相手の本質に触れる前に「この人も同じ」と判断してしまいがちです。
例えば、1回目のデートで「話は普通にできるけれど、特別な印象はない」と感じたとします。
この時点でお断りをすれば、相手の違いを知る機会は完全に閉ざされてしまいます。
しかし実際には、初回の短い時間だけで相手の価値観や本音が表れることはほとんどありません。
1回だけの会話で終わってしまえば、誰と会っても似たような印象になるのは当然です。
短時間デートを繰り返していると、どの人に対しても「無難だった」「特に違いを感じなかった」という感想で終わりやすくなります。
すると「誰と仮交際しても同じ」という感覚が強まり、「やはり自分に合う人はいないのかもしれない」とネガティブな思考に陥ってしまうのです。
さらに、短時間で1~2回目のデートでお断りを重ねる習慣は「自分の判断の早さ」を正当化することにもつながります。
「この人ではない」という感覚を信じすぎることで、相手の良さを知ろうとする前に答えを出してしまい、結果的に婚活全体が前に進まなくなるのです。
相手の違いに気づくには、一定の時間をかけて会話を重ねることが欠かせません。
にもかかわらず短時間デートばかりで交際終了を繰り返していれば、「同じに見える」のは必然の結果と言えるでしょう。
もっと良い人がいるはずと考え、目の前の個性を受け入れない
IBJ婚活で「誰と会っても同じに見える」と感じる背景には、「もっと良い人がいるはず」という思考のクセが隠れていることが少なくありません。
IBJシステムには全国規模で多くの会員が登録しており、常に新しいプロフィールが目に入ります。
その環境は出会いの可能性を広げてくれる一方で、「次の人の方が条件が良いかもしれない」という気持ちを生みやすいのです。
この思考に囚われてしまうと、目の前にいる相手の個性を受け入れる姿勢が弱くなります。
たとえ会話の中で相手の趣味や価値観に触れても、「他の人ならもっと自分と合うかもしれない」と考えてしまうため、相手の良さを受け止めることができません。
その結果、「誰と会っても似ている」「結局みんな同じに見える」という感覚が強まってしまうのです。
また、「もっと良い人がいるはず」という発想は、相手に対して常に減点法で接してしまう傾向を生みます。
「話は普通にできるけれど特別ではない」「条件は合っているけれど決め手に欠ける」といった評価を繰り返しているうちに、誰に対しても満足できなくなっていきます。
つまり、相手が同じに見えるのではなく、自分の思考の枠組みがすべての相手を「同じ」にしてしまっているのです。
婚活を前に進めるためには、「もっと良い人がいるかもしれない」という漠然とした期待よりも、「今目の前の人の良さに気づけるか」という視点が必要です。
この切り替えができない限り、仮交際は次々と終了し、成婚には近づけません。
自己開示がなく浅い付き合いしかできていない
「誰と仮交際しても同じに見える」と感じてしまうもう一つの要因は、自分自身が十分に自己開示できていないことです。
婚活初期の段階では、丁寧で礼儀正しい会話を心がける人が多いものです。
しかし、その状態が続くと会話は表面的な内容にとどまり、相手の個性を引き出すきっかけも生まれにくくなります。
例えば、「休日は何をして過ごしていますか?」といった定番の質問に対して、自分も無難に「映画を見たりしています」と答えるだけでは、会話はどの相手とも同じ流れになります。
そこに「実は小さい映画館で昔の作品を見るのが好きで…」というような具体的な自己開示を加えると、相手は反応を返しやすくなり、会話に違いが生まれます。
自己開示をしないままずっと仮交際を進めると、相手からも深い話題が出てこず、結局「どの人も似ている」と感じてしまいます。
つまり、自分の接し方次第で、相手の印象が大きく変わるのです。
また、自己開示を避ける理由には「嫌われたくない」「まだ本音を言う段階ではない」といった不安があるかもしれません。
しかし、仮交際はあくまで「お互いを知るための期間」です。
無難に終始してしまうと、相手も本心を出せず、浅い付き合いのまま終了してしまいます。
その繰り返しが「誰と会っても同じに見える」感覚につながってしまうのです。
違いに気づき合える人が成婚へ進んでいく
最後に強調したいのは、「誰も同じに見える」状況から抜け出せる人は、相手との小さな違いに気づける人だということです。
例えば、同じ趣味を持っていても、その取り組み方や考え方には必ず違いがあります。
そうした細やかな違いを拾い、会話を深められる人は「この人となら」という実感を持ちやすくなります。
逆に、違いを感じ取ろうとしないまま活動を続けてしまうと、仮交際が「比較と終了」の繰り返しになります。
IBJ婚活で限られた交際期間のルールの中で結論を出す必要がありますが、違いを見出せない人は期限ばかりが過ぎ、交際終了を選ばざるを得なくなるのです。
成婚していく人たちは、「同じに見える」と感じたとしても、そこから「相手の中のどこが自分と違うのか」「その違いをどう受け入れられるか」と掘り下げる姿勢を持っています。
その積み重ねが「特別な一人」との関係を育てるのです。
つまり、「誰と仮交際しても同じに見える」のは危険信号であり、放置すれば成婚は遠ざかります。しかしそのサインに気づき、違いを探そうとする意識を持てば、婚活は確実に前進していきます。
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