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2025.09.15
お見合いで確実に合わない人と会った時の振る舞い方ガイド

結婚相談所で活動を続けていると、プロフィールでの印象や条件面では期待が持てても、実際にお見合いで対面してみると「確実に合わない」と強く感じてしまう相手に出会うことがあります。
話がまったくかみ合わなかったり、価値観のズレが明らかだったり、最初の数分で「この方との先はない」と直感する場合も珍しくありません。
こうした状況では、多くの人が「早く切り上げたい」「もうこの時間は無駄だ」と気持ちが傾いてしまいます。
しかし、その場で不機嫌な態度を取ったり、露骨に関心を失った様子を見せたりすることは、相手にとっても不快な体験となり、結果的に自分自身の印象を損なうリスクがあります。
婚活は、一回一回の出会いの積み重ねです。
たとえ交際希望を出さない相手であっても、最後まで大人の対応を取れるかどうかが、次のご縁や相談所全体での評価に直結します。
お見合いは短時間で終わる場だからこそ、「合わない人」と出会った時の振る舞いが、その人の人間性や誠実さを端的に映し出すのです。
本記事では、確実に合わない相手とお見合いで対面した際に、どのような姿勢と行動を取るべきかを整理していきます。
その場では礼儀を守り最後まで時間を全うする
「もうこの方とは先がない」と感じたとしても、途中で態度を崩すのは婚活において大きなマイナス評価となります。
結婚相談所のお見合いは基本的に1時間程度で区切られており、長時間耐え続けなければならないわけではありません。
限られた時間だからこそ、最後まで礼儀を守って対応することが大切です。
例えば、時計を何度も見る、返答を極端に短くする、ため息をつくなどは、相手に「早く帰りたいのだな」とすぐに伝わってしまいます。
どれだけ自分が興味を持てなかったとしても、相手は時間を割いてお見合いに臨んでいる立場であり、その最低限の敬意は欠かしてはいけません。
また、婚活は単なる個人同士のやり取りではなく、相談所を介して行われるものです。
自分の印象は相手だけでなく、相手方のカウンセラーを通じて第三者にも伝わります。
そこで「途中から態度が冷たくなった」「愛想がなかった」といった評価が残れば、次のご縁にも悪影響を及ぼすことは避けられません。
逆に、たとえ合わなかった相手でも、最後まで笑顔を保ち、丁寧な会話を続けていれば、「誠実に向き合ってくれた方だった」という評価に変わります。
婚活においては、出会いの数が限られている以上、ひとつひとつの場面でどのように振る舞ったかが重要視されます。
そのため、気持ちが冷めてしまっても「お見合いの時間をきちんと全うする」という姿勢を持ち続けることが、後々のご縁を呼び込む基盤になるのです。
態度に出さず「大人の振る舞い」を貫く
確実に合わないと感じた場合、内心では「交際希望は出さない」と決めていることが多いでしょう。
しかし、それを表情や態度に露骨に表してしまうのは、婚活において絶対に避けたい行動です。
相手に伝わるような無愛想さや不機嫌さは、その場の空気を悪くするだけでなく、自分の印象を大きく落とす要因となります。
お見合いはあくまで初対面の場です。
交際につなげる意思がないからといって、不誠実な対応をしてよい理由にはなりません。
社会人としての常識や大人としての振る舞いが求められるのは当然のことです。
具体的には、最低限の笑顔を保ち、相手の話にはうなずきや相槌を交えて応じることが必要です。
心の中では「合わない」と思っていても、それを外見や態度ににじませる必要はありません。
「この人と交際はしないけれども、短時間の会話を誠実に終える」という切り替えを行うだけで、印象は大きく変わります。
また、結婚相談所の活動では「どんな相手であっても一定の礼儀を持って対応できる人かどうか」が、他の場面でも必ず評価されます。
つまり、合わない相手への対応そのものが、将来のパートナー候補にとっての信頼性を測る物差しになるのです。
「確実に合わない」と直感したときこそ、自分の大人としての姿勢が試される瞬間です。
笑顔や落ち着いた態度を崩さずに対応することは、単なる礼儀ではなく、婚活を長期的に成功へ導くための大切な基盤になるのです。
会話では“安全な話題”で場を整える
お見合いの席で「確実に合わない」と感じたとき、会話をどうつなげるかが悩ましいものです。
心の中では「早く終わらないかな」と思っていても、実際に会話を止めてしまえば、その場が気まずくなるだけです。
合わないからといって沈黙を続けたり、否定的な返答を返したりするのは、お互いにとって不快な時間を長引かせることになりかねません。
このような場面では、あえて無理に盛り上げようとする必要はありません。
ただし、会話が途切れずに進むよう「安全な話題」を選ぶことが大切です。趣味や旅行の一般的な話題、休日の過ごし方、最近のニュースや季節の行事など、誰にでも話しやすいテーマを軽く広げるだけで十分です。
深い価値観に触れたり、意見がぶつかりやすいテーマ(結婚観、家庭観の細部など)には立ち入らず、中立的な返答で場を整えましょう。
例えば、相手の趣味が自分とまったく違っていても、「そうなんですね、続けておられるのはすごいですね」と簡単に受け止めるだけで会話は成立します。
興味を持てないからといって否定的に返すのではなく、相手の話を一旦受け止めたうえで軽い相槌を打つ。これだけでその場の雰囲気は和らぎます。
また、自分から話を振る際も、無理に自己開示を重ねる必要はありません。
「最近は季節の変わり目なので体調に気をつけています」や「週末は近所を散歩するくらいです」といった、ごく一般的な内容で十分です。
目的は「時間を穏やかに過ごすこと」であり、「相手に好かれること」ではありません。
合わない相手に対して、必要以上に自己投資をするのはエネルギーの無駄です。
安全な話題をベースに、否定も肯定もせず中立的な姿勢を貫くこと。
それが「合わない人と出会ったときの最適解」であり、自分の印象を守る最もシンプルな方法です。
終了後は速やかに相談所にフィードバックを伝える
お見合いを終えたあと、「確実に合わなかった」と感じた場合には、その感覚を自分の中だけで閉じ込めず、必ず相談所にフィードバックとして伝えることが大切です。
結婚相談所での婚活はカウンセラーとの二人三脚で進んでいきます。
自分がどういう相手に違和感を覚えたのか、どのような点が合わないと感じたのかを正しく共有することで、次のご縁探しの精度が高まります。
このとき重要なのは、単なる感情的な言葉ではなく「理由を具体的に言語化すること」です。
例えば「なんとなく合わない」では、カウンセラーは判断ができません。
「会話のテンポが極端に合わず話が続かなかった」「結婚観について質問したときに大きな価値観の違いがあった」「態度や表情から誠実さを感じられなかった」など、事実として捉えられる要素を伝えることが必要です。
また、こうしたフィードバックは、相手に直接届くわけではなく、相談所内での今後の参考データとなります。
そのため、余計な遠慮をせず率直に伝えて問題ありません。
むしろ、はっきりとした意見を残すことで、自分のカウンセラーも「次はどういう人を紹介すべきか」を明確にできるのです。
さらに、丁寧なフィードバックは相談所に対する信頼構築にもつながります。
「この会員さんはきちんと振り返りをしてくれる」と認識されれば、カウンセラーもより力を入れてサポートしてくれるようになります。
合わない人と会った体験を「ただの嫌な時間」で終わらせるか、それとも「次に向けての学び」として活かすかは、自分の姿勢次第です。
相談所に速やかに報告を行うことで、経験が無駄にならず、次のご縁に確実につながっていきます。
「ご縁がなかった」と切り替えて次に進む
お見合いは、ひとつひとつの出会いを通じて相性を確かめていくプロセスです。
そのため、「確実に合わない」と感じる相手と出会うこと自体は珍しくありません。
むしろ、多くの人が何度もそうした経験を積み重ねながら、本当に合う相手を見つけています。
ここで大切なのは、不一致を必要以上に引きずらないことです。
「あの人はなぜこんな態度だったのだろう」「時間を無駄にした」と後悔や不満を抱えても、前には進めません。
結婚相談所での活動は、数多くの出会いを前提として設計されています。
一人の相手との不一致を「ご縁がなかった」と受け止め、切り替えて次へ進むことが、成婚への最短ルートとなります。
また、「合わない相手と過ごした経験」も、実は婚活の大切なトレーニングになります。
どのような価値観が自分に合わないかを確認できたこと自体が、自分の結婚観を言語化する手助けになりますし、次の出会いで「この人は合っている」と実感できる比較材料にもなります。
相談所の成婚者の多くも、「最初から相性のいい人ばかりと出会えたわけではない」と口をそろえて語ります。
合わない人とのお見合いを経て、自分の希望や価値観が研ぎ澄まされ、結果として相性の良いパートナーと出会えたというケースは少なくありません。
つまり、確実に合わない人と会った経験は「婚活における失敗」ではなく、「理想の相手を見つけるための通過点」にすぎないのです。
大切なのは、ひとつの出会いに過剰に意味づけをせず、次の機会にエネルギーを注ぐこと。その積み重ねが、最終的にご縁を結ぶ力になっていきます。
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