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2025.11.30
お見合いで興味を持たれていないと感じる理由|相手の態度に隠れた本音とは

お見合いの最中に、「相手が自分に興味を持っていないのでは」と感じる瞬間は少なくない。
表面的には会話は続いているものの、どこか表情が硬かったり、うなずきが浅く、こちらの話に反応しているようで実は深く踏み込んでこない。
質問も最小限で、当たり障りのない話題に終始し、互いに温度が上がっていかないまま淡々と時間だけが流れていく。
その場の空気を察して、「これは脈が薄いのでは」「興味がないから盛り上がらないのかもしれない」と不安が押し寄せてくることも多いだろう。
ただ、こうした “興味がなさそうに見える態度” に対して、すぐに「自分に魅力がなかった」と結論づける必要はない。
お見合いの場では、初対面ゆえの緊張や、価値観の探り合い、プロフィールと実物の印象差による戸惑いなど、数多くの要因が絡み合う。
興味がないように“見えているだけ”で、実際にはまだ距離感がつかめていない段階であることも珍しくない。
特にIBJのお見合いは、初対面の60分で判断が求められるため、相手が慎重になるのは当然であり、そこに “興味薄” のようなイメージが重なりやすい。
さらに、お見合いは基本的に「評価される場」ではなく「関心が交換される場」であるが、相手側のリアクションが弱い状態だと、その“交換”が成立している実感が持てない。
結果として、興味が薄いように見えてしまう原因が、あなた側ではなく、相手側の心理状況や受け取り方にある場合は非常に多い。
つまり、態度が淡泊=興味なし、という単純な構図ではないということだ。
では、なぜお見合い中に相手の興味が低く見えてしまうのか。
そこには、初対面だからこそ起こる “誤解されやすい要素” がいくつも存在する。
その具体的な理由を一つずつ紐解いていくことで、「興味がないように見える態度」の正体がより明確になる。
写真と実物のギャップで、相手のテンションが初動から下がっている
プロフィール写真と当日の印象が大きく異なると、お見合いの最初の数分で「相手の反応が硬い」と感じやすい。
これは興味がないというより、期待値と現実の間に一瞬戸惑いが生じている状態 だ。
プロフィール写真はどうしても“最も良い状態”が切り取られているため、実際の雰囲気や声のトーン、話し方、身につけている空気感と合致しないと、相手は最初に「様子見モード」に入る。
様子見モードに入っている相手は、
・質問の量が少ない
・リアクションが浅い
・話の深掘りに入らない
という特徴が出やすい。
しかしこれは、興味がないのではなく、印象を再構築している最中なのだ。
人は予定していたイメージとの差分を修正するのに時間がかかるため、序盤はどうしても反応が控えめになる。
つまり、最初に“温度が低く見える”のは、あなたを否定しているからではなく、現実と写真のギャップに適応しているだけ。
それを「興味がない」と受け取ってしまうと、本質からずれてしまう。
また、相手は相手で「失礼に見えないように慎重に接しよう」という意識が働き、逆に硬く見えてしまうことも多い。
お見合い開始直後に温度が低く見えるのは、結婚相談所の現場では極めて一般的な現象であり、あなたに興味がないサインとは限らない。
会話しても共通項が見つからず、相手が深掘りのきっかけを失っている
興味を持つためには、“深掘りしたい理由”が必要となる。
その理由の中心になるのが 共通項(=話題の接点) だが、ここが見えないと相手は “質問するきっかけ” を失いやすい。
会話が成立していても、
・話題が並列で流れていく
・共通の価値観や経験が見えない
・未来のイメージに結びつく話題がない
など、“相手が広げられるポイント” が見つからないと、自然とリアクションが弱くなる。
これは「興味がないから質問しない」のではなく、“質問する理由を見つけられない” だけだ。
初対面では相手の価値観も温度感も分からないため、お互いに “安全な話題” を選んでしまいがちだが、その安全運転が逆に「深掘りできない=興味が薄そう」 という印象を生む。
実際には興味が薄いのではなく、“どこを掘れば良いか分からない状態” に近い。
共通項が自然に見つかるまでには時間が必要であり、初回のお見合いでそれが見つからないことは決して珍しくない。
むしろ、60分の中で無理に共通項を探そうとする方が不自然だ。
相手から質問が少ないのは、あなたに興味がないからではなく、“話題の接点がまだつかめていないだけ” というケースが圧倒的に多い。
初対面なので緊張感や警戒心がぬぐえてない可能性もある
お見合いの場では、相手が“興味がなさそうに見える”最大の誤解が、この 初対面特有の緊張と警戒心 である。
婚活に慣れている男女であっても、初めて会う相手を前にすれば、少なからず緊張し、慎重になる。
これは人間として自然な反応であり、相手があなたを否定しているわけではない。
例えば、相手がこちらをじっと見て話を聞いているようでも、実際には
「どういう人だろう」
「この話の返しは失礼にならないか」
「どこまで踏み込んでいいのか」
など、頭の中で慎重に判断をしている状態である。
つまり、相手は 話す余裕がない=興味がない ではなく、余裕がないからこそ興味を表現できない だけ。
この段階の相手は、質問を投げたい気持ちがあっても、
「変に聞こえるかもしれない」
「失礼になったらどうしよう」
という心配が先に立ち、結果として“淡泊な態度”が表に出る。
さらに、お見合い特有の「失敗したくない」というプレッシャーが重なると、話題の選択が慎重になり、リアクションが控えめになりやすい。
また、相手が緊張している時の典型的なサインとして、
・表情が固い
・うなずきが浅い
・質問が表面的
・会話のテンポが一定
などが表れるが、これらはすべて 守りの姿勢 である。
つまり、あなたに興味がないからその態度なのではなく、
相手はまだ安全確認中で、心を開く準備が整っていないだけ。
あなたが嫌いだからではなく、“判断途中”のサインだと捉える必要がある。
実際、お見合いでも「最初の30分は緊張していたけど、後半は話しやすくなった」というケースは非常に多い。
興味がないように見えるのは、興味がないからではなく、興味を出すだけの心の余裕がまだない、ただそれだけである。
こちらが質問ばかりする状況ではなければお相手も仲良くなりたい意思はある
お見合いでよくある誤解の一つが、「相手の質問が少ない=自分に興味がない」という思い込みである。
しかし実際には、こちらの質問量が多すぎる場合、相手の質問量が減るのは当然だ。
会話のバランスとは“質問量の比率”ではなく、相手が話す余白があるかどうか で決まる。
こちらが質問を矢継ぎ早に投げていると、相手は「まずは聞かれたことに答えないと」という姿勢になり、質問を返すタイミングを失ってしまう。
これは “興味がない” のではなく、質問を返す隙間がない状態 と言える。
逆に、こちらが自然体で話を出し、適度に沈黙や余白を作れると、相手も
・自分の話題を出しやすくなる
・質問を返す余裕が出る
・関係を深めるモードに入る
という流れが生まれる。
つまり、質問を返してこない時の多くは、相手が仲良くなりたい意思がないのではなく、“タイミングを掴めていないだけ” である。
特に男性は、初対面だと相手の地雷を避けるために慎重になり、女性は、話を広げるテーマが見つかるまで様子を見ることが多い。
そのため、質問の量だけで“興味の有無”を判断するのは非常に危険。
会話の流れの中で、こちらが一方的に質問していない限り、相手も仲良くなりたい意思は確実にある。
質問の量ではなく、相手が安心して話せているかを基準に判断すべきである。
自分自身が表情や自己開示を意識すると相手への興味が伝わり流れが変わる
そして最後に大事なのは、こちらの興味の示し方が、相手の態度にも影響するという点である。
相手の興味が薄いように見える時、こちらが
・表情を柔らかくする
・小さくリアクションを返す
・自分のエピソードを一つ開示する
・相手が話しやすい雰囲気を作る
こうした“小さなアクション”を積み重ねることで、相手の態度は驚くほど変わる。
例えば、あなたが自己開示を一つ増やすだけで、相手は
「この人は心を開いてくれている」
「安心して話せそう」
と感じ、興味のスイッチが入りやすくなる。
お見合いは“お互いの興味が連動する場”であり、あなたが興味を伝えれば伝えるほど、相手の興味も動き出す。
興味がなさそうに見える態度の背景には、相手側の緊張や様子見、会話バランスなどさまざまな理由があるが、こちらのリアクションや表情、自己開示によってその“流れ”は大きく変わる。
つまり、興味を持ってもらうためには、まずはこちらが興味を見せること。
この姿勢の変化が、相手の反応を変え、お見合い全体の空気を変える。
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