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2021.06.15

結婚相談所サービス

結婚するのに本当に必要な貯金額は〇〇万円?

婚活カウンセラーをさせて頂いていると様々なお悩み相談を頂くことがあります。

ある日、35歳の男性から結婚するのに貯金はどれくらい必要ですか?こんなご相談を頂きました。

早速、事情を尋ねると。

男性から「実は付き合っている彼女から結婚するのに貯金が少なくてフラれました」

「彼女は、結婚するには結婚式費用、マンション等を将来購入する住宅資金、家財資金等など色々と考えて700万円ぐらい必要だと話しておりました。」

「実際に私は、150万円ぐらいしか貯金をしていませんでした。彼女もアルバイトでそんなに貯蓄していなかったのですが…」

「結局、貯金額の折り合いがつかずお別れました」このような悩みを抱えている男性は、意外といます。

もちろん結婚に向けての貯金は多ければ多い程、越したことはありません。

ただ現実的に30代中盤の男性がそんなに貯金をしている訳ではありません。

そこで今回は、結婚するのに本当に必要な貯金額は〇〇万円というお話をさせて頂きます。

【結婚にかかる費用について】

結婚費用は、婚約・結婚指輪、両家顔合わせ、結婚式、新婚旅行、結婚生活と色々とかかります。

ゼクシィ結婚トレンド調査2019によると。

「婚約指輪にかかった金額」は、平均35万5,000です。

2人分の結婚指輪の購入金額は、平均24万2,000です。

食事を含めた両家の顔合わせの費用は、平均6万7,000です。

ちなみに地域差もありますが、結納式を行う場合は結納金や結納品(結納道具)含むと100万円くらいかかります。

近年は、結納を省いた食事会での顔合わせカップルも多いので結婚に必要な費用からは省かせて頂きます。

結婚式における挙式・披露宴・披露パーティーの総額は、平均354万9,000です。

ただご祝儀総額が平均は224万3,000です。

差し引いて結婚式費用は、平均149万5,000です。

新婚旅行は平均61万4,000です。

親ごころゼクシィによると、新生活の初期費用(引っ越し費用、家賃、敷金・礼金、家具・家電購入費用など)は、150万円程度となります。

結納式を差し引いた必要な結婚にかかる費用は、430万円程となります。

皆さんの中には思っていた以上に費用がかかると思われた方もきっと多いかと思います。

ただこれはあくまで平均値で目安です。

正直なところ結婚式の規模や新婚生活スタイルによっても必要な結婚にかかる費用は全く異なります。

【年代別の平均貯蓄額】

では実際に、単身世帯の方はどのくらい貯蓄をしているのか?

金融広報委員会の令和2年度、家計の金融行動に関する単身世帯調査結果によると。

年代別の平均貯蓄額は、20代は113万円、30代は327万円、40代は666万円、50代は924万円。

60代は1305万円となります。

※尚、金融資産を保有していない世帯も含まれております。

20代では仕事でもキャリアを重ねていない為、そこまで貯蓄をする余裕がありません。

その為、貯蓄額は低くなっております。

若い人同士で結婚しているカップルは、お互いあまり貯金がなくても結婚生活の中で溜めていく傾向にあります。

またある程度、親も若く現役の社会人のケースも多いので資金援助などもある家庭も多いようです。

30代になると、貯蓄額は高くなります。

しっかりと貯金をしていれば、結婚生活も余裕をもった生活になります。

40代になると更に、貯蓄額は高くなります。

ただ40代になると結婚生活だけでなく老後を見据えた生活の貯蓄額が必要になります。

その為、40代男性を結婚相手に希望する女性の中にはある程度の貯蓄額を気にされる方がいます。

特に、結婚後に家を購入したいと考えている女性の場合は、ローンの残存年数を考えて結婚相手の貯蓄額の話し合いになる可能性は高いです。

年代によっても貯蓄額は全く異なります。

20代の方は、結婚資金が溜まっていないからと焦る必要はありません。

友人や親族など周りの助けなどもありますのでまずはお相手と相談してみてください。

【結婚に必要な資金は人それぞれの価値観】

私達の結婚相談所でも貯蓄額があまりなくても結婚されている会員さんは多くいます。

結婚に必要な資金は、本当に人それぞれの価値観です。

例えば、近年、婚約された会員さんの傾向で多いのが親族や親しい友人だけの結婚式を望まれる方や結婚後は賃貸物件を探すことを希望されるカップルが非常に多いです。

もちろん一生にない晴れ舞台ですので盛大な披露宴をしたい方もいます。

また結婚したらすぐに大きな家を購入したい方もいます。

ただ必要な時に必要な出資だけ行う現実思考の人が近年は増えている傾向にあります。

結婚にかかる平均費用や平均貯蓄額などはあくまで目安として、ご自身の結婚に必要な資金を考えて見てください。

引用元:家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]

https://www.shiruporuto.jp/public/data/survey/yoron/tanshin/2020/

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