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2025.12.23

「お母さんみたい」と言われる女性が、恋愛対象から外れてしまう理由


「お母さんみたいだよね」と言われた瞬間、それが褒め言葉なのか、距離を置かれたサインなのか分からず戸惑った経験を持つ女性は少なくありません。

実際、この言葉をかけられたあとに関係が進展せず、自然とフェードアウトしてしまったという相談は非常に多いです。

大前提として整理しておくべきなのは、「お母さんみたい」という言葉は、嫌いになったから出るものではないという点です。

むしろ逆で、「一緒にいて不快ではない」「否定されない」「居心地がいい」と感じているときに使われやすい表現です。

にもかかわらず、その後に恋愛として前に進まない。

ここに多くの女性が違和感を抱きます。

問題は好意の有無ではありません。

関係の中で、男女としての役割ではなく、別の立ち位置に固定されてしまうことにあります。

このズレがどこで起き、なぜ修正されないまま終わってしまうのか。

まずは「お母さんみたい」という言葉が出る瞬間に、何が起きているのかを整理する必要があります。

「お母さんみたい」は、好意が冷めた後に出る言葉ではない

多くの人が誤解していますが、「お母さんみたい」という言葉は、振られる直前や関係が完全に終わったあとに出る言葉ではありません。

実際には、

・定期的に会っている

・連絡も続いている

・喧嘩もしていない

こうした一見うまくいっている途中段階で出てくることがほとんどです。

つまりこれは、「もう好きじゃない」という拒絶の言葉ではなく、

今の関係性をそのまま表現した結果として出ている言葉です。

男性側の感覚としては、

・否定されない

・受け止めてもらえる

・気を遣わなくていい

・甘えても許される

こうした安心感が積み重なった先で、「お母さんみたい」という表現が選ばれます。

ここで重要なのは、この安心感自体が悪いわけではない、ということです。

問題は、その安心感が恋愛関係の途中で、完成形として固定されてしまうことにあります。

本来、恋愛関係では、

・どう思われているか分からない緊張

・嫌われたくない意識

・相手に合わせようとする努力

こうした要素が一定期間、自然に存在します。

ところが、「お母さんみたい」と言われる関係では、これらがすでに不要なものとして消えているケースが多い。

男性は安心しきり、女性は支える側・受け止める側に回っている。

この時点で、関係は男女として深まっていく途中ではなく、完成した居場所として扱われてしまっているのです。

安心感が強すぎると、恋愛感情は育ちにくくなる

恋愛において「安心できる人」は確かに大切です。

ただし、安心感は最初から最大値で出すものではありません

「お母さんみたい」と言われる女性の多くは、出会って間もない段階から、

・相手を否定しない

・弱音を全部受け止める

・感情の起伏を出さない

・相手に合わせて距離を詰める

こうした振る舞いを無意識に続けています。

その結果、男性側はどうなるか。

・頑張らなくても受け入れてもらえる

・嫌われる心配がない

・評価を気にしなくていい

つまり、恋愛に必要な負荷が消えていくのです。

恋愛感情は、「安心」だけでは育ちません。

多少の緊張や、どう思われているか分からない距離、自分をよく見せようとする意識。

これらがあって初めて、相手を異性として意識し続ける状態が保たれます。

安心感が先に完成してしまうと、男性は関係を深めようとする理由を失います。

「このままでいい」

「今の距離が楽」

そう判断した時点で、恋愛としての変化は止まります。

女性側は

「優しくしているのに」

「理解しているのに」

と感じますが、実際に起きているのは、優しさによる減点ではなく、変化の停止です。

「お母さんみたい」と言われる関係は、心地よいけれど、前に進まない。

安心はあるけれど、揺さぶりがない。

その状態が続いた結果、恋愛対象として見直されるきっかけを失い、

いつの間にか「大切だけど恋愛ではない人」という位置に落ち着いてしまいます。

世話焼き・理解者ポジションが、女性としての距離を奪う

「お母さんみたい」と言われる女性に共通しているのは、相手の感情や状況を先に察し、先に処理してしまう癖です。

相手が疲れていそうなら無理をさせない。

迷っていそうなら答えを出してあげる。

不安そうなら「大丈夫だよ」と先に安心させる。

一つ一つは思いやりであり、決して悪意はありません。

ただ、これが重なると関係性は少しずつ変質していきます。

恋愛関係では本来、相手がどう思うかを考え、どう振る舞えばいいかを探り、失敗しながら距離を詰めていきます。

ところが世話焼きが先に回ると、男性は「考える役割」を手放していきます。

・どう言えばいいか考えなくていい

・多少雑でも許される

・努力しなくても関係が保たれる

その結果、男性は“向き合う側”ではなく“受け取る側”に固定されていきます。

この時点で、女性は無意識に「理解者」「保護者」の位置に移動しています。

対等な男女関係ではなく、片方が受け止め、片方が甘える関係。

この構図が出来上がると、恋愛としての距離は縮まるどころか、固定されて動かなくなるのです。

尽くすほど、恋愛は“男女”ではなく“家族”になる

関係がうまくいかなくなると、多くの女性は「もっと尽くそう」と考えます。

相手の予定に合わせる。

自分の不満は飲み込む。

相手の機嫌を優先する。

一見すると、関係を大切にしているように見えます。

しかし、この積み重ねが続くと、恋愛は少しずつ“家族的な関係”に変わっていきます。

家族的な関係の特徴は、

・頑張らなくても受け入れられる

・多少雑でも許される

・関係が変わらない前提で接してしまう

安心はありますが、期待や緊張、相手を失うかもしれない感覚がありません。

「お母さんみたい」と言われる関係は、まさにこの状態です。

女性は支え続け、男性は甘え続ける。

上下関係や役割が固定され、男女としての揺らぎが消えていきます。

その結果、「大切だけど、恋愛ではない」

という位置に自然と落ち着いてしまうのです。

ここで重要なのは、尽くしたこと自体が問題なのではありません。

尽くし続けることで、関係を変える余地がなくなったことが問題なのです。

「お母さん枠」を抜けたとき、恋愛は再び動き出す

「お母さんみたい」と言われる女性が、恋愛をうまくいかせるために必要なのは、性格を変えることでも、優しさを捨てることでもありません。

必要なのは、役割と距離感の修正です。

具体的には、

・相手の感情を先回りして処理しない

・答えを出す前に、相手に考えさせる

・不安や不満を“なかったこと”にしない

これだけで、関係性は変わり始めます。

相手が考え、相手が選び、相手が向き合う余地を残す。

それによって、男性は再び「関係に参加する側」に戻ります。

恋愛が動き出すのは、相手が努力し始めたときです。

「失いたくない」

「もっと向き合いたい」

そう感じられる余白が生まれたとき、初めて恋愛は前に進みます。

「お母さんみたい」と言われた過去があっても、そこから抜け出すことはできます。

大切なのは、支えることをやめるのではなく、支えすぎない位置に戻ること

それだけで、関係は再び“男女としての距離”を取り戻していきます。

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平成27年版厚生労働白書(引用元)

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