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2025.05.09
お見合いで“変な間”…それ、マニュアルトークしか持ってないのが原因です

お見合い中、なぜか会話が途切れる。笑顔で話しているはずなのに、ふと訪れる「変な間」に、気まずさが広がる。
そんな経験、ありませんか?
プロフィールを一通り確認し、趣味や仕事の話をひと通り終えたあと、突然やってくる沈黙。
それは“会話が苦手”だからではなく、“会話の引き出し”が少ないことが原因かもしれません。
そして、その背景にあるのが「マニュアルトーク」に頼りすぎている婚活スタイルです。
婚活を真剣にしている人ほど、丁寧にプロフィールを読んで、お見合いに備えます。
しかし、用意してきた質問を読み上げるだけの会話では、心の距離は縮まりません。
お相手は「対応の良い人」だと思ってくれるかもしれませんが、それだけで終わってしまうのです。
この記事では、「お見合いで変な間ができる原因」を丁寧に解きほぐし、
どうすれば自然で温かい会話に変えられるのか、“マニュアルトーク脱却”のヒントをお伝えしていきます。
マニュアルトークとは何か?
お見合いの場で、会話が止まりがちな人の多くは「質問集」を事前に用意している傾向があります。
「趣味は何ですか?」「お休みの日は何をされていますか?」「お仕事はどんな内容ですか?」
このような形式的な質問を順に投げていくスタイルが、いわゆる“マニュアルトーク”です。
決して悪いことではありません。初対面の場で会話を広げるための努力でもあります。
しかし、それだけに頼ってしまうと、質問と答えの応酬になってしまい、会話が“ラリー”にならないのです。
たとえば、お相手が「休日はカフェ巡りが好きです」と答えたとします。
その後に続くあなたの言葉が「いいですね!僕もカフェ好きですよ」だけで終わってしまえば、そこで会話が止まります。
大切なのは「なぜカフェ巡りが好きなのか」「どんなカフェが印象に残っているか」など、
相手の答えを“深堀り”しながら自然と対話が続いていく展開を作ることです。
なぜマニュアルトークは“変な間”を生むのか
質問リストに頼った会話には「想定外の展開」がありません。
つまり、予測通りの答えしか来ないことを前提に話が組み立てられているため、
お相手が短く答えた瞬間に、次に話すことがなくなってしまうのです。
たとえば、次のようなやり取りを見てみましょう。
「お休みの日は何されてますか?」
「ジムに行ったり、家で映画を観たりですね」
「そうなんですね、映画お好きなんですか?」
「はい、けっこう好きです」
「…(沈黙)」
こうした“変な間”は、お互いの会話が薄いまま終わってしまったときに起きます。
これは話題そのものが悪いわけではありません。
掘り下げず、広げず、「聞いた→答えた→次の話題へ」と移ってしまうことが原因なのです。
雑談力とは、“話題の芯を見つけて膨らませる力”
雑談力がある人は、話のきっかけを無駄にせず、そこから感情や価値観に踏み込んでいくのが上手です。
たとえば、先ほどの「映画が好きです」の一言に対し、雑談力がある人はこう返します。
「映画いいですね!最近観て印象に残った作品はありますか?」
「おうちで映画、どんな風に観るんですか?例えばポップコーン用意するとか」
「映画って、けっこうその人の価値観が出ますよね。感動系とかホラーとか、ジャンルに偏りあります?」
このように、雑談力とは「その一言の奥にあるものを掘る力」とも言えます。
質問のバリエーションではなく、「感情」や「背景」まで届く会話を意識するだけで、
会話のキャッチボールが“楽しい時間”に変わっていきます。
雑談は「深さ」が大事、“広さ”はいらない
会話がうまくいかない人は、話題を次々と変えようとしてしまいます。
でも、実は“話を広げること”より、“一つの話題を深めること”の方が重要です。
雑談力がある人は、話題を転々とさせるのではなく、一つのテーマを軸にいくつもの角度から掘り下げていきます。
それによって、相手は「この人、ちゃんと自分に興味を持ってくれてる」と感じ、自然と心を開いていきます。
婚活では「自分をアピールしなきゃ」「相手の情報を引き出さなきゃ」という意識が先行しすぎることで、かえって表面的な会話しかできなくなってしまうのです。
雑談力は訓練で伸びる|すぐにできる3つの意識づけ
雑談は「才能」ではなく「慣れ」です。
次のような意識を持つだけで、会話の質が変わってきます。
まず一つ目は、「相手の一言に、3つ質問を考えるクセ」をつけること。
たとえば「旅行が趣味」と言われたら、「どこが印象に残ってる?」「誰と行くことが多い?」「次に行きたい場所は?」などです。
すべて聞く必要はなく、1つでも自然に会話が深まればOKです。
二つ目は、「共感ではなく、関心を持つ」こと。
よくある「僕も行ったことあります」「私もそれ好きです」だけで終わらせず、
「どうして好きになったんですか?」「それっていつ頃から?」と、背景に踏み込むことが大切です。
三つ目は、「プロフィールに書いてないことを引き出そう」という意識。
誰でもプロフィールをなぞるだけの会話に飽きています。
目の前にいる“人間そのもの”を知ろうとする姿勢が、自然と会話の空気を温かくします。
お見合いで印象に残るのは、話した内容より“話しやすさ”
お見合いで最も重要なのは、完璧な回答ではありません。
どれだけ会話が自然に続き、「一緒にいると心地いい」と思ってもらえるかです。
事実、成婚するカップルの多くは「最初のお見合いで居心地の良さを感じた」と振り返っています。
これは、外見でも条件でもなく、「雑談を通じて自然体で接することができた」からこそです。
マニュアルトークでは、どこか“面接感”が出てしまいます。
でも、雑談ができると、「初対面なのにリラックスできた」「自然体でいられた」という印象が残ります。
その第一印象の差が、仮交際につながるかどうかを左右するのです。
まとめ:変な間をなくしたいなら、“雑談を楽しむ力”を
お見合い中に訪れる「変な間」は、沈黙が悪いのではなく、“準備された会話しかないこと”が原因です。
マニュアル通りのトークから一歩踏み出し、相手の一言を“会話の種”に変える力が、雑談力です。
話す内容よりも、話しやすさ。質問よりも、関心。
お見合いという特別な時間だからこそ、“人としてのあたたかさ”が伝わる雑談を心がけてみてください。
きっと、あなたの印象は今より何倍も残るはずです。
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