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2025.07.27
そもそも婚活疲れってなにが原因?“見えにくい5つの要因”を徹底解剖

「なんで婚活って、こんなに疲れるの?」——そう思ったあなたへ
婚活を続けていると、ふとした瞬間に「なんでこんなに疲れてるんだろう」と感じることがあります。
頑張ってお見合いを組み、LINEも丁寧に返して、デートの準備だって手を抜いていない。それでも交際が続かず、気づけば一人反省会を繰り返している——。
「私だけ、うまくいっていない気がする」
「自分ばっかり、空回りしているような気がする」
「この先、誰かと結ばれる未来が本当にあるんだろうか」
実はその“婚活疲れ”、個人のメンタルや努力不足の問題ではありません。
そもそも婚活という活動自体に、「疲れやすい構造」があるのです。
本記事では、その見えにくい構造的な要因を5つに分けて徹底的に掘り下げていきます。
“選ばれない”経験が積み重なって、心がすり減っていく
婚活がつらい最大の理由の一つは、「選ばれない経験」を何度も繰り返す構造にあります。
たとえば、マッチングアプリでは、何人に「いいね」を送っても返事が来ない。
結婚相談所でも、申し込んでも成立しなかったり、成立しても1回目のデートで終了になることは珍しくありません。
それは、誰かに“面と向かって否定される”わけではないけれど、
言葉のない形で「あなたではない」と突きつけられているのと同じです。
そして厄介なのは、この“拒否され続ける感覚”が、目に見えないところで自己肯定感を削っていくことです。
本人は「まだ大丈夫」「今回はたまたま」と思っていても、内側ではダメージが積み重なっている。
恋愛経験が少ない人ほどこのダメージに耐性がなく、たった一度の失敗で深く落ち込んでしまうこともあります。
また、「今回うまくいかなかったのは自分の何かが足りないせいだ」と、必要以上に自分を責めてしまう傾向もあるのです。
婚活疲れの根本には、この「選ばれない日常」が静かに続いていくという構造があります。
誰かから「YES」をもらうまで、ずっと「NOの積み重ね」を受け続ける仕組み——
この構造を知らずに真っすぐ受け止め続けると、心は確実にすり減っていきます。
「なにが正解か分からない」状態がずっと続く
婚活におけるもう一つのしんどさは、「正解がどこにも見当たらない」ことにあります。
服装も、会話も、LINEの頻度も、すべてが“人による”世界。
誰かのアドバイスを取り入れても、それが別の人には逆効果になる。
さらに厄介なのは、正解がないだけでなく、「自分の感覚」も信じられなくなってくる点です。
「このくらいのLINEの頻度でいいかな」「この話題なら大丈夫だろう」と思っていたことが、
「なんか距離を感じた」「ピンとこなかった」とあっさり終了される。
誰かと食事に行って「盛り上がった」と感じていたのに、お断りされたとき——
一番ダメージが大きいのは、「自分の感じ方は間違っていたのかもしれない」と思ってしまう瞬間です。
婚活には「努力すれば報われる」という構図が存在しません。
だからこそ、どこを改善すればうまくいくのかが見えず、
自己否定と自己責任感だけが強まっていく。
何を変えても、何を学んでも「次もうまくいくとは限らない」という状態が続くことで、
頑張っても、成果が出ない“無力感”に心が耐えられなくなるのです。
常に“他人と比べられている”ことに無意識に傷ついている
婚活の場は、常に“他人と比較されている空間”です。
たとえばマッチングアプリなら、何百人の中から「一番気になった人」を選び、比較し、選別していきます。
結婚相談所も同様。仮交際が複数同時進行できるというルールがあるため、
実質的には「あなた VS 他の交際相手」という構図が常に存在しているのです。
たとえ口には出さなくても、比較されている感覚は伝わってきます。
LINEの返信が遅くなると、「他の人といい感じなのかも」と不安になり、デートのときに様子がよそよそしいと、「もう気持ちは離れているのでは」と感じてしまう。
これが何度も繰り返されると、誰かと関わるたびに「比較されている」ことを前提にしてしまい、
自然体で接することができなくなってしまいます。
そしてその“無意識の防御反応”こそが、次の出会いをまた遠ざけるという悪循環に入るのです。
最初は「会えるだけでうれしい」と感じていたのに、いつしか「どうせまた比較されて終わるんだろう」と期待しなくなっている自分に気づいたとき、婚活の“疲れ”はピークに近づいています。
「この人でいいのか」と「誰もいないかも」の板挟み
婚活が長引くと、多くの人がこの「決断できなさ」に苦しみます。
ある程度条件は合っていて、性格も問題ない。けれど、「本当にこの人でいいのか分からない」。
一方で、「ここで断ったら、次があるかどうかも分からない」——。
この感情の板挟みは、じわじわと精神力を消耗させます。
なぜなら、自分自身が「何を優先して選ぶべきか」をはっきり持てていないまま、
“相手を選ぶ”という非常に高度な判断を迫られるからです。
「好きになれるか分からないけど、条件は悪くない」
「条件はイマイチだけど、気が合う気がする」
そんな中途半端なケースほど、人は悩み続け、最終的に自分を責める形で終わります。
そして怖いのは、「また迷ってしまった」という自己否定の感情が、次の出会いに臆病さを残すことです。
この「決断できなさ」→「自己否定」→「次の出会いで慎重になりすぎる」→「またチャンスを逃す」
というスパイラルは、表面上には現れない“疲れ”として蓄積されていきます。
“婚活している自分”を肯定できず、周囲とのギャップに苦しむ
婚活が長引くにつれて、多くの人が感じるようになるのが「自分は何か間違っているのではないか?」という違和感です。
それは単に交際がうまくいかないからではありません。
「婚活をしている自分」そのものに対する無意識の否定感が積もっていくからです。
友人は自然に恋愛して、何の苦労もなく結婚していったように見える。
SNSを開けば、「出会って3ヵ月で結婚」なんて投稿が目に入り、自分が条件を並べたり、写真を撮り直したりしている姿とのギャップに苦しくなる。
婚活という行動は、誰にでも知られたくない側面があります。
「誰にも言わずに活動したい」「相談所に通ってることは秘密にしたい」
そんなふうに思ってしまうのは、決して不自然なことではありません。
でも、その「婚活している自分」をどこかで恥じてしまうと、その否定感が行動全体に影を落とします。
良いご縁が来たとしても、「こんな自分が相手にされるのだろうか」という疑念が出てきてしまうのです。
婚活疲れの最後の原因は、この“自己否定”にあります。
周囲とのギャップ、思い描いていた将来とのズレ、誰にも話せない活動——
それらが重なると、「もう何のために婚活してるのか分からない」という心境になっていきます。
まとめ|では、どうしたら“婚活疲れ”と向き合えるのか?
まず大前提として、婚活で疲れるのは当たり前のことだと理解してください。
あなたの感じている「しんどさ」は、性格が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
構造的に“傷つきやすく、成果が見えづらい仕組み”の中にいるのです。
だからこそ、自分を責めるのではなく、「自分はよく頑張ってる」と認めるところからスタートすべきです。
対処としては、次の3つを意識してみてください。
・疲れを感じたら、無理に活動量を増やさない。減らす選択肢もOK
・うまくいかない原因を探すより、今の自分が何を感じているかを整理する
・信頼できる第三者(カウンセラー・友人など)に、現状を客観的に見てもらう
婚活に必要なのは、根性や忍耐よりも、立ち止まって整える力です。
「このまま続けていいのかな…」と迷ったときこそ、それは心がSOSを出しているサイン。
立ち止まっても、方向転換しても大丈夫です。
結婚にたどり着く人は、疲れと上手に向き合った人です。
無理に頑張るのではなく、自分を守りながら続けていくことが、結果として最短の道になります。
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