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2025.06.12

「この人でいいの?」婚活で“選択肢が多い人”ほど結婚できない理由


「この人でいいのか、もっといい人がいるかもしれない」――婚活中にそんな迷いが頭をよぎったことはありませんか? 出会いが増え、選択肢が広がるはずの婚活市場。

けれど現実には、「たくさん会ってるのに決まらない」「いい人だけど決めきれない」という人が後を絶ちません。


“選べる状況”にいるはずなのに、なぜか“選ばれない”側になっていく。

婚活が長期化する人ほど、情報量と出会いの多さが仇になり、いつの間にか「比較してばかりで前に進めない人」になっているのです。


それでも本人には、「まだ本命に出会っていないだけ」「あと数人会えば運命の人に出会えるかもしれない」という根拠のない期待がある。

婚活市場が提供する“無限の選択肢”は、あなたの可能性を広げるどころか、決断を鈍らせ、婚期を遠ざける毒にもなり得ます。


本記事では、選択肢が多い人ほど結婚が遠のく理由を、心理学的観点と現場の婚活実例から紐解きます。

さらに、その罠から抜け出す具体策まで提示していきます。

選択肢が多い=幸せ、は幻想だった


婚活では、出会いが多ければ多いほど有利だと思われがちです。

実際、アプリや結婚相談所で並行交際をしている人の中には、月に10人以上と会うケースもあります。

特に女性の場合は、プロフィールを整えれば一定の数の申し込みが届くため、「選べる側」に立っていると錯覚しやすい。


しかし、選択肢が増えることは、同時に「決断する責任」と「失う恐れ」を大きくします。


これは“選択のパラドックス”と呼ばれる現象で、心理学者バリー・シュワルツの研究によれば、 人は選択肢が多すぎると、選んだ後に「もっと良い選択があったかもしれない」と後悔しやすくなり、幸福感が低下するのです。


婚活においても、「この人でいいのか」という迷いが強くなるほど、 今いる相手の良さを素直に受け取れなくなります。

魅力を感じる瞬間があっても、 「でもこのくらいの人なら、他にもいるかも」と心の中で打ち消してしまう。


さらに、誰かを選ぶということは、他の可能性を手放すことでもあります。

この“手放す恐怖”に勝てない人は、最終的に誰も選べなくなり、「どれだけ出会っても決まらない」状態に陥ります。 出会いの数が多くても、決断の習慣がなければ、ただの“迷子”を量産するだけなのです。

“もっといい人がいるかも”は永遠に終わらない


「もっと価値観が合う人がいるかも」「もっと話が合う人がいいな」 こうした思考は、実際には“相手に対する期待”よりも、“自分の理想像”に近いものです。


婚活が長引いている人の多くは、「今の人に不満があるわけではないが、決めきれない」という状態にあります。

この背景には、理想の結婚像が明確に描けていない、または現実とのギャップを受け入れられていない問題があります。


「もっといい人がいるかも」という思いは、確かに一見ポジティブなように思えますが、実は非常に危険な考えです。


その“もっと”が何なのか、自分でも明確でない限り、どんな人と出会っても心が動かなくなります。


加えて、この思考は相手を信用しない傾向を生みます。

「この人も表面的には優しいけど、きっと裏があるかもしれない」「本当はもっとスペックの高い人が現れるかも」 こうした“未来の仮想の誰か”にすがるほど、目の前の人との関係性は薄くなっていきます。


そして、時間と労力だけが過ぎていく。 気づけば年齢的なタイムリミットも近づき、「もっといい人」どころか「誰にも選ばれなくなっていた」なんてことも珍しくありません。


婚活において、無限の選択肢を信じることは、自分の価値を過信しすぎることでもあります。

現実の出会いときちんと向き合い、“今ここにある関係”に集中すること。


それこそが、未来の結婚を引き寄せる近道なのです。

自分が“選ばれる側”という意識が抜けている


婚活では「選ぶ」ばかりが強調されますが、実際は「選ばれる側」でもあるという視点を忘れてはいけません。


たとえば、仮交際中にいつも相手の欠点ばかり探していると、表情や言動に“評価している態度”が出てしまいます。

「この人ってどうなんだろう」「ちょっと物足りないかも」 そんな迷いが言葉に出なくても、会話のトーンやテンポに現れ、敏感な相手にはすぐ伝わります。


そして相手もまた、「この人は本気じゃないな」と判断して去っていきます。


自分が選ぶ権利を持っていると考えるのは自由ですが、実際の婚活市場では“見定めている最中に他の人に奪われる”ことが頻繁に起こります。

特に真剣交際を望む相手ほど、曖昧な態度には敏感です。


一方、選ばれる側の視点に立っている人は、目の前の相手に誠意をもって向き合い、少しずつ関係を育てようとします。


こうした“協力的な姿勢”が、結果として信頼を生み、相手にとっての「安心材料」になります。


婚活で一番損をするのは、「自分は選ぶ立場だ」と思っている人です。

選ばれる努力を怠り、ただ出会いを消費するだけになってしまうからです。

「いい人だけど決め手がない」が一番危ない


婚活では、「大きなマイナスポイントがない」人に対して、“判断保留”のまま交際を続けてしまうことがよくあります。


「悪くない」「普通に楽しい」――しかし、それだけでは真剣交際には進めません。

多くの人が“決め手がない”と感じている背景には、恋愛感情を求めすぎていることや、完璧主義な傾向があります。


実際、成婚するカップルの中には、「最初はピンとこなかった」「交際中に好きになった」という人が圧倒的に多いのです。

つまり、婚活においては“恋愛の火花”より、“関係性を育てられるかどうか”が何よりも重要なのです。


また、「決め手がないから交際を続けてみる」だけのスタンスは、相手に不安を与える原因にもなります。

「この人はまだ迷ってる」「本気じゃないのかも」――そう思わせた時点で、相手の気持ちは一気に冷めてしまいます。


決断を先延ばしにしても、答えが出るわけではありません。

大事なのは、「この人と一緒にいたいと思える瞬間」を丁寧に見逃さず、そこに価値を見出せる自分を育てることです。

選択肢を増やすより、“決断できる自分”を育てる


選択肢を持つこと自体は悪いことではありません。


しかし、そこに振り回される状態は危険です。 婚活では、“理想の相手”に出会うより、“自分が決断できる状態”になることのほうが圧倒的に重要です。


そのためには、まず自分の中に「結婚で大切にしたい価値観」を明確に持つことが必要です。 見た目や年収などの表面的な要素ではなく、人生を共にするパートナーに何を求めるのか――これを具体的に言語化しておく。


さらに、“100点の相手”を探すのではなく、“60点でも受け入れられる自分”を育てる。 「合わない部分を話し合えるか」「一緒に困難を乗り越えるパートナーになれるか」 こうした視点で相手を見ると、今まで気づけなかった良さが見えてきます。


選択肢を並べるだけでは、未来は動きません。 その中から“ひとりを選ぶ覚悟”こそが、あなたを結婚へと導く第一歩です。


婚活における成功とは、“選ばれること”ではなく、“決めること”。 そして、決めた相手とともに関係を育てていける自分であることです。


選択肢に埋もれるのではなく、“たった一人”を選び取る力を育てましょう。 それが、婚活を終わらせるための最も確実な方法なのです。

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