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2025.05.24
3回目のデートで「やっぱり違う」と感じてしまう婚活女性の本音と対処法

「気持ちが上がるかもしれない」と思って、3回目までは会ってみた。 初回の印象は悪くなかったし、2回目も特に嫌なところはなかった。
だから、もう少し会えば“何か変わる”かもしれない――そんな希望を持って3回目のデートに進んだ。
だけど、やっぱり気持ちは動かなかった。 「いい人だけど、この先はないかも」 「恋愛感情が湧いてこない」 そんな違和感を抱えたまま、そっとお断りする。
デート内容が「確認作業」になると、恋愛ホルモンは分泌されない
1. 「楽しい」より「ちゃんとしてる」ばかりのデートになっていないか?
婚活では「まずは3回会ってみるのが基本」とよく言われます。
でもその“3回”が、単なる条件のすり合わせや礼儀正しい受け答えで終わっているとしたら、恋愛感情が湧かないのも当然かもしれません。
「真面目な会話」「結婚を見据えた話題」「丁寧すぎるコミュニケーション」――
一見よさそうなこれらの要素は、実は恋愛感情とは真逆のベクトルで働いてしまいます。
特に婚活女性に多いのが、「この人に変な誤解を与えないように」「失礼がないように」と気を遣いすぎるあまり、結果的にお互いが“面接モード”のまま3回が過ぎてしまうパターンです。
2. 恋愛感情が湧くには「感情の起伏」と「記憶」が必要
脳科学の観点から言うと、恋愛感情はドーパミン(快楽ホルモン)やオキシトシン(親密ホルモン)が分泌されることで生まれます。
しかし、質問と回答を繰り返すだけのデートでは、これらのホルモンはほとんど発生しません。
楽しい・驚いた・癒された・笑った――このような感情の動きがあって、初めて恋愛感情の土壌ができあがるのです。
3. 「記憶に残る出来事」がないと、人は好きになれない
人が誰かに好意を抱くとき、その感情には“記憶”が必ず結びついています。
つまり、デートの内容そのものが「印象に残らない」まま終わってしまえば、感情も動かないのは自然な反応です。
3回目のデートで気持ちが動かないと悩んでいる人は、次の1回を“記憶を作るデート”に変えてみてください。
いつもと違う空気に身を置く、一緒に何かを作る、普段行かない場所に足を運ぶ―― 「今日はなんか特別だった」と思える要素がひとつあるだけで、感情は確実に動き始めます。
恋愛スイッチは「類似性」より「自己開示の量」で入る
1. 「価値観が合えば自然と好きになる」は幻想かもしれない
「なんとなく合わない」「価値観がズレている気がする」 3回目のデートで交際終了を決める女性の多くが、こうした理由を挙げます。
しかし、よく考えてみてください。
“価値観が合うかどうか”を、3回のデートで正確に判断できるでしょうか? 表面上の趣味や考え方が似ていても、それは“仮の印象”にすぎない可能性があります。
2. 自己開示の少ないデートは、誰と会っても感情が動かない
「好きになれない」の多くは、実は“好きになるきっかけが作られていないだけ”です。
特に仮交際初期は、無意識に「見せる自分」と「本当の自分」を切り分けている人が多く、結果として互いに深い感情にたどり着けないまま、淡々と時間だけが過ぎてしまいます。
たとえば、相手に「いい人と思われたい」という気持ちが強すぎると、自分を出せないばかりか、会話も無難で退屈なものになりがちです。
「休日は家で映画を観てます」「仕事は順調です」――こうした話は、印象は悪くないですが、心を動かすエピソードにはなりません。
3. 恋愛は“共感”から始まる。評価されるより、見せたほうが勝ち
婚活において、多くの人が“見せることより、評価されること”に意識が向いています。
プロフィールをよく見せる、デートで無難にふるまう、印象を悪くしないように話す。
けれど、それでは“条件のいい人”で終わってしまいます。
感情を動かす関係性に必要なのは、優秀さではなく、“素を見せた瞬間に笑ってくれる空気”です。 だから、「好きになれない」という違和感に直面したときは、まずこう問いかけてみてください。
私は、この人にちゃんと“自分を見せた”だろうか?
恋愛感情が育ちにくい人は、3回ではなく「5回の法則」で判断すべき
1. 恋愛感情の“立ち上がり速度”には個人差がある
婚活では「3回で判断するのがマナー」と言われることが多いですが、それがすべての人に当てはまるとは限りません。
実際、恋愛感情の立ち上がりには大きな個人差があります。 一瞬で恋に落ちる“即決型”もいれば、じわじわ時間をかけて気持ちが育つ“熟成型”の人もいます。
「3回目までに好きになれない自分はおかしいのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、 それはあなたの恋愛スタイルが“安心してから感情が芽生えるタイプ”であるだけかもしれません。
2. 心が開く前に結論を出すのは、感情の育ちを否定しているようなもの
心理学では「単純接触効果」と言われるように、会う回数が増えるほど相手に親しみを感じやすくなる性質があります。
つまり、3回ではまだ“見慣れていない相手”に過ぎないのです。
自分の恋愛感情が湧くまでに平均より時間がかかるとわかっているなら、 ルールに縛られず「5回会う」ことをひとつの基準として取り入れてみてください。
相手が嫌じゃない、居心地が悪くない、価値観が致命的にズレていない。 この3つがクリアされていれば、もう少し感情が育つのを待つ価値はあります。
3. 「時間をかけても湧かない場合」と「時間が足りなかっただけ」の違いを見極める
ただし、ここで重要なのは「時間をかければ必ず好きになるわけではない」という点です。
“何度会っても疲れる”“会話のテンポが苦痛”“嫌な気分になる”といった感覚があるなら、 それは“感情が育っていない”のではなく“相性が悪い”という別問題です。
そうではなく、「無理はしていないけど、まだ感情が動いていない」「一緒にいて嫌じゃないけど、ときめきが足りない」 という場合は、自分のタイプを見極めて“育つ恋”にチャンスをあげてみてください。
「いい人だけど違う」の“違う”は、具体化しなければ次にも活かせない
1. 「なんか違う」で終わらせると、同じ理由で何度も別れる
3回目のデートでよく使われる言葉が「いい人なんだけど違う」ですが、 その“違う”の中身を具体的に掘り下げないまま終わらせてしまうと、婚活のたびに同じ結末を繰り返すことになります。
2. 違和感は「言葉にして初めて意味を持つ」
心理学的には、感情を言語化する行為を「ラベリング」と言い、 自分の内面を客観的に整理する効果があります。
3. 「具体的な違い」が見えれば、次に会うべき人の条件も変わる
理由を明確にできれば、次は“合いそうな人”の方向性も見えてくるのです。 「価値観が合う人を探す」ではなく、「自分の違和感を説明できるようにする」 これが婚活における“判断力の成長”です。
「感情が動かない」時こそ、“この3つ”で続けるか見極める
1. 好きになれなくても、「疲れない」ならチャンスはある
恋愛感情が湧かないとき、多くの人が「じゃあ終わりでいいか」と判断してしまいがちですが、 その判断が“正しい直感”なのか、“誤解とタイミングの問題”なのかは見極める必要があります。
感情が湧かなくても、会っていて疲れなかった。 自分らしくいられた。 そんな相手なら、可能性はまだあるのです。
2. この3つがあるなら、気持ちはあとからついてくる
1.一緒にいて緊張せず、自然体でいられる
2.話をちゃんと聞いてくれたり、覚えてくれている
3.将来の方向性について極端なズレがない
この3つを満たしている相手は、“まだ恋愛感情が湧いていないだけ”という可能性が高いです。
3. 「盛り上がらない恋」には、価値がある
盛り上がらない=合わない、ではありません。 安心感や穏やかさは、派手な恋愛にはない“継続性”という強みを持っています。
「この人と将来一緒にいたら、なんとなく平和そう」 そう感じられる相手を見逃さないこと。
それが、3回目で終わりがちな婚活を変える、最大の一手になります。
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