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2025.09.27
お見合い回数を重ねても結婚できない理由|婚活成功は“数”ではなく自分の質を磨くこと

結婚相談所で活動をすると、多くの人が「とにかくお見合いを増やせば、いつか相手が見つかる」と考えます。
確かに、最初から数人しか会っていない段階では判断材料が少なく、交際や成婚に進むのは難しいものです。
実際、成婚者の多くは5〜10回程度のお見合いを経て、相手と出会っているというデータもあります。
一定の数を経験することは、婚活を前に進めるうえで必要なプロセスだと言えるでしょう。
ところが、20回以上お見合いを重ねても真剣交際に進めない人がいます。
プロフィールを見れば条件は悪くない、だからこそお見合いは成立する。
けれども実際に会ってみると「もう一度会いたい」と思われず、交際希望が入らない。
あるいは仮交際に進んでも長続きせず、数回のデートで終了してしまう。このような状況に陥る人は少なくありません。
なぜ、この差が生まれるのでしょうか。理由は単純で、「数」ではなく「自分の質」に問題があるからです。
ここで言う質とは、条件や学歴、年収のようにプロフィールに記載される要素ではありません。
実際に会った瞬間から相手が感じ取る 初期対応の質、時間を一緒に過ごして「安心できる」と思ってもらえる 心理的な要素、さらに交際を続けていく中での 行動の一貫性。
これらが整っていなければ、いくら数を重ねても結果は変わらないのです。
本記事では、「お見合い成立はするのに、20回以上繰り返しても結婚につながらない」人に共通する特徴を整理し、成婚者との違いを明らかにしていきます。
お見合い成立後に交際へ進めない人の“初期対応の質”
お見合いに進めている時点で、プロフィール条件や最低限の外見には問題がないと考えられます。
それでも交際に進めない場合、多くは 初期対応の質 に課題があります。
お見合いはたった1時間前後という限られた時間です。
その中で相手に「また会いたい」と思ってもらうには、最初の数分で安心感を与えられるかどうかが勝負になります。
例えば、挨拶が小さすぎて相手に届かない。
視線を合わせないまま会話を進めてしまう。
笑顔が少なく、緊張した表情のまま終わってしまう。
こうした振る舞いは、相手に「一緒にいて居心地が良くない」と感じさせ、交際希望につながりません。
また、会話のリズムも初期対応に含まれます。
質問しても掘り下げずにすぐ自分の話へ切り替えてしまったり、逆に自分の話ばかりで相手に話す余地を与えなかったりすると、「この人と会話を続けても楽しくない」という印象を残してしまいます。
お見合い後に「悪くはなかったけど、もう一度会う理由がない」と判断される典型です。
重要なのは「第一印象を完璧にする」ことではありません。
多少緊張しても構いませんが、挨拶や笑顔、目線といった基本動作で「誠実に向き合おうとしている」ことを伝えること。
これができなければ、20回お見合いを重ねても交際希望は積み上がらないのです。
仮交際が続かない人に欠けている“心理的な安心感”
運良く仮交際に進んだとしても、数回のデートで終了してしまう人もいます。その多くは、心理的な安心感を与えられていないことが原因です。
「また会いたい」と思われるかどうかは、必ずしも会話の内容の面白さではありません。
むしろ大事なのは「この人と一緒にいると落ち着く」「安心できる」と感じてもらえるかどうかです。
例えば、相手の話を最後まで聞かずに途中で話題を変えてしまう。
相槌が単調で、関心が伝わらない。デート中にスマートフォンを気にして集中していない。
こうした行動はすべて「自分に興味を持たれていない」と感じさせてしまいます。
相手が安心して心を開けないため、交際は長続きしません。
また、誠実さや一貫性も心理的な安心感の一部です。
約束の時間を守らない、前回と言っていることが違う、言葉と行動が伴っていない。
こうした小さな矛盾は信頼を削ぎ、「この人と将来を考えるのは難しい」と判断される理由になります。
成婚者に共通しているのは、特別に饒舌だったり、華やかだったりするわけではないという点です。
むしろ相手の話をよく聞き、頷きや質問で興味を示す。
話すスピードや声のトーンを相手に合わせ、無理に盛り上げようとせず自然体で接する。
こうした小さな積み重ねが「この人と一緒にいると安心する」という感覚を生み、結果的に交際が続きやすくなるのです。
心理的な安心感は、プロフィールや条件では測れません。
しかし、成婚できるかどうかを左右する最も重要な要素です。
ここが欠けている限り、20回以上お見合いを繰り返しても結果は変わらないのです。
H2-3|20回以上繰り返しても進まない人に共通する“行動の不一致”
仮交際に進んだものの、数回のデートで終了してしまう人の多くに見られるのが 行動の不一致 です。
相手に「この人は信用できない」と思わせる小さなズレが積み重なり、結果として交際終了につながってしまいます。
典型的なのは デートの提案力の弱さ です。
「どこでもいいです」「空いている日を教えてください」といった丸投げの誘い方は、相手に「自分に任せきり」と感じさせます。
結婚後の生活を意識する婚活においては、リード力や主体性を示せない人は信頼を得にくいのです。
また、連絡頻度の不安定さ も問題です。
最初は熱心に連絡していたのに、数日返信が途絶える。
あるいは、LINEの内容が事務的で「会いたい」という気持ちが伝わらない。
温度差が生じると、相手は「自分に興味がないのでは」と不安になります。
さらに深刻なのが、約束や時間を守らないことです。
待ち合わせに遅れる、言っていたことを忘れる、連絡のタイミングが毎回バラバラ——こうした行動は、交際初期だからこそ厳しく見られます。
成婚できる人は細部で誠実さを示していますが、決まらない人は「小さな不一致」を繰り返し、結果的に信頼を失っているのです。
20回以上お見合いを繰り返しても成果が出ない人は、この 行動の一貫性の欠如 を改善しないまま同じことを繰り返しているケースが多いのです。
成婚者が実践していた“改善サイクル”
では、成婚できた人は何が違ったのでしょうか。大きな特徴は、出会いを重ねる中で自分を修正していたことです。
成婚者の多くは、最初から完璧だったわけではありません。
お見合いで断られる経験もしています。
しかしその度に「自分のどこに課題があったのか」を振り返り、次に活かしていました。
例えば、「声が小さいと言われたので、意識的に声量を上げるようにした」「会話が弾まなかったので、相手の趣味を事前に調べて質問を工夫した」「デート提案を任せがちだったので、自分から候補日と場所を提案するようにした」などです。
こうした小さな改善を繰り返すことで、同じ失敗を減らしていきました。
成婚者が持っていたのは「改善サイクル」です。つまり、
1.出会いを通じて課題を知る
2.改善点を決めて実行する
3.次の出会いで効果を確認する
この繰り返しによって、自分自身の質を高めていったのです。
逆に、決まらない人は「断られた理由は相手にある」と考え、改善サイクルを回さないまま同じ行動を繰り返してしまいます。
その差が、5〜10回で相手と出会う人と、20回以上繰り返しても成果が出ない人を分けているのです。
結婚できる人は“総合的な質”を高めている
結婚できるかどうかは、出会いの数ではなく、自分自身の総合的な質で決まります。
・初期対応で「この人と話すのは心地よい」と思わせる安心感
・会話や態度で「また会いたい」と感じてもらえる心理的要素
・デート提案や連絡、約束の守り方といった行動の一貫性
この3つをバランスよく磨いた人が、最終的に選ばれています。
成婚者の多くが10回前後で相手と出会っているのは、単に運が良かったからではありません。
出会いを重ねながら、自分の質を改善し、別人のように成長していたからです。
20回以上お見合いをしても決まらない人が次にすべきことは、数をさらに増やすことではありません。
これまでの経験をもとに「自分の質をどう高めるか」を考え、改善サイクルを回すことです。
次の出会いを「21回目の同じお見合い」にするのか、それとも「新しい自分で臨むお見合い」にするのか。
その違いが、成婚に直結します。
結婚できる人は、プロフィールの条件ではなく、会ったときに感じる総合的な質で選ばれています。
数に頼る婚活から一歩抜け出し、自分の質を磨いて次の出会いに挑むこと。
それこそが、成婚に最短で近づく方法なのです。
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