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2025.12.14
交際になったご縁が一回も会わずに消滅する理由

結婚相談所では、お見合い後に双方が交際希望を出すと交際成立となり、連絡先を交換する。
交際に発展した場合は、「一度は会う」ことを前提として次のステップに進む、というルールがある。
一方で現場では、交際が成立した直後にもかかわらず、デートの話がうまく進まないケースが一定数発生している。
本記事では、この「交際成立というルール」と「実際の進み方」のズレが、どこで生じているのかを整理する。
「一度は会う」が前提の結婚相談所ルールが、それでも会いたくなくなる理由
結婚相談所では、お見合い後に双方が交際希望を出すと「交際成立」となります。
交際成立後は、連絡先を交換し、必ず一度はデートをするというルールがあります。
そのため、交際成立後に一度も会わずに交際終了を申し出た場合、状況によってはキャンセル料が発生します。
ここまでは、結婚相談所で活動していれば誰もが知っているルールです。
しかし現実には、「正直、もう会いたくない」「このまま終わらせたい」と感じてしまう人が一定数います。
これはルールを軽視しているわけではありません。
交際成立後のやり取りの中で、会う理由がなくなってしまっただけです。
交際成立は、「この人とデートしてもよい」という判断が出ただけで、「会いたい気持ちが続く」ことを保証するものではありません。
たとえば、交際成立後すぐに次のような状態になるケースです。
・連絡は来るが、内容がそっけない
・返信が遅く、会話が続かない
・会う話がなかなか出てこない
・日程の話をすると曖昧に濁される
こうしたやり取りが続くと、「この人は本当に交際に前向きなのか」という疑問が生まれます。
この疑問が解消されないまま時間が経つと、「一度は会う」というルールが頭にあっても、気持ちはどんどん下がっていきます。
そして最終的には、「会っても意味がない」「時間を作るほどではない」という判断に変わります。
この状態で無理に会った場合、そのデートは前向きな確認の場にはなりません。
多くは、
・ルールだから仕方なく会う
・キャンセル料を避けるために会う(交際成立後に一度も会いたくない側にかかる費用)
といった、中身のない消化試合のデートになります。
消化試合のデートでは、相手の良いところを探そうとも思えませんし、多少印象が良くても評価は覆りません。
つまり問題は、「会うかどうか」ではなく、交際成立直後の時点で気持ちを下げてしまっていることにあります。
交際成立後の連絡段階で、すでに「会わなくていい理由」が積み上がっている
結婚相談所では、交際が成立した時点で「次は会う」前提に入る。
それでも現場では、連絡先を交換した直後のやり取りの中で、会いたい気持ちが下がっていくことがある。
理由はシンプルで、やり取りが一向に前に進まないからだ。
まず多いのが、会う方向の話がまったく進まないケース。
相手から日程の話が出てこない。
こちらが振っても、「また連絡します」「調整します」で止まる。
具体的な日付や時間の話に入らない。
この状態が続くと、「この人、会うつもりがないんだな」という感覚が自然に積み上がる。
次に、やり取りが毎回リセットされるケース。
返信までに時間が空き、前回の流れを引き継がない。
話が少し進みかけても、間が空いて振り出しに戻る。
積み上がりがないやり取りでは、会う気持ちも積み上がらない。
さらに、会うための準備に一切入れない状態。
日程が決まらないため、場所の話にも入れない。
「決まっていく感覚」がなく、ただ連絡だけが続く。
この段階になると、会うイメージ自体が持てなくなる。
ここで起きているのは、嫌いになったわけでも、判断を終えたわけでもない。
ただ、やり取りが前に進まない状態が続いた結果、会いたい気持ちが下がっただけだ。
結婚相談所の交際では、やり取りが進まない=関係が進まない。
関係が進まない相手に、わざわざ時間を空けて会おうとは思えなくなる。
その結果、日程が決まらないまま連絡が減り、一度も会わずに交際終了となる。
本人は「忙しかった」「タイミングが悪かった」と感じるが、現場から見ると、連絡段階で止まり続けたことがすべてだ。
ファーストコール(電話)の時点で気持ちが萎える
結婚相談所では、お見合い後に交際が成立すると電話番号を交換し、最初は男性から女性へ電話をするというルールがあります。
このファーストコールは、単なる形式的な連絡ではありません。
交際を前に進める意思があるかどうかを、最初に示す重要な場面です。
しかし現場では、このルールが守られないケースが少なくありません。
・男性からなかなか電話がかかってこない
・「電話ではなくLINEでいいですか」と聞いてくる
・何日も経ってから、ようやく連絡が来る
この時点で、女性側の気持ちは確実に下がります。
なぜなら、結婚相談所の交際は「気軽さ」よりも「丁寧さ」が重視される場だからです。
ルールとして決まっている行動を守らない時点で、「この人は交際を軽く考えている」「真剣度が低い」
と受け取られます。
また、電話をしたとしても内容に問題があるケースも多いです。
・いきなり恋人のような距離感で話す
・初回から馴れ馴れしい口調になる
・自分の話ばかりで、相手の都合や気持ちを確認しない
こうした対応は、親しみではなく違和感として伝わります。
交際成立直後は、まだお互いの距離が近いわけではありません。
だからこそ、
「今日はお時間ありがとうございます」
「無理のない範囲で、まずは一度お会いできたら嬉しいです」
といった、落ち着いた丁寧な対応が必要です。
ファーストコールで萎えてしまうと、その後にどれだけ挽回しようとしても難しくなります。
なぜならこの段階で、「会うほどではない」という判断がほぼ固まってしまうからです。
2週間以上も先の日程を出されると「会う気がない」と判断される
交際成立後、次に重要なのが初回デートの日程です。
ここで多くの人が勘違いしているのが、「忙しいから仕方ない」という考え方です。
結婚相談所の交際では、日程の近さ=気持ちの優先順位として判断されます。
たとえば、
「今月は予定がいっぱいなので、来月なら…」
「2〜3週間後なら空いています」
といった日程を出された場合、相手はこう感じます。
「自分は後回しにされている」
「そこまで会う気はないのだろう」
これは男女どちらにも共通する感覚です。
実際、仕事やお見合い、他の交際で忙しい人は多くいます。
しかしその中でも、本当に会いたい相手には時間を作るものです。
だからこそ、日程が遠いだけで、「会う気がない」と判断されてしまいます。
この判断が一度入ると、連絡の優先順位が下がり、返信が遅くなり、やり取りが減っていきます。
そして気づいた時には、「一度も会わないまま交際終了」という結果になります。
この時、日程をなかなか出さなかった側が、キャンセル料の対象になるケースもあります。
本人は
「そこまで深く考えていなかった」
「忙しかっただけ」
と思っていても、相手から見れば、行動がすべてです。
交際成立直後ほど丁寧な対応で、間を空けずに会う約束をする
ここまで見てきた通り、交際になったご縁が一度も会わずに消滅する原因は、性格や相性ではありません。
交際成立直後の対応がマナーに欠けていた
これに尽きます。
では、どうすればこの消滅を防げるのか。
答えはシンプルです。
・交際成立後、早めに男性から電話をする
・丁寧な言葉遣いで、距離を詰めすぎない
・電話の中で、まずは日程だけを決める
この3点を守るだけで、一度も会わずに終わる可能性は大きく下がります。
場所は、その場で決める必要はありません。
「日程だけ先に決めて、場所は後でLINEで相談しましょう」
それで十分です。
重要なのは、間を空けずに会う約束ができているかどうかです。
日程が決まっていれば、「会う前提」で連絡が続きます。
気持ちも下がりにくくなります。
逆に、日程を決めずにやり取りだけ続けると、どこかで必ず気持ちは下がります。
結婚相談所の交際は、勢いやノリで進めるものではありません。
だからこそ、ルールを理解し、初動を丁寧に行う人だけが、次のステップへ進んでいきます。
交際成立直後こそ、最も慎重に、最も丁寧に。
ここを間違えなければ、「一度も会わずに消滅する」という終わり方は、確実に避けられます。
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