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2025.07.08
まだ何も起きてないのに…“先の不安”で交際を終わらせる女性の共通点

「ちゃんと考えて決断したはずなのに、後悔してる」──。
結婚相談所で出会い、数回のデートを重ね、「いい人だとは思う」「条件も悪くない」と言いながら、ある日ふと湧いてくる。未来のことを思い描いた瞬間、漠然とした不安が押し寄せてくる。
「本当にこの人とやっていけるのかな?」 「価値観が違ったらどうしよう」 「いつか喧嘩して、嫌なところが見えてくるんじゃないか」
そうやって、まだ何も起きていないのに先の不安だけを頼りに、交際を終了してしまう──そんな女性は、少なくない。
でもそれは、“慎重さ”ではなく、“自己防衛”。 まだ好きになる前に、自分を守るために手放してしまっているだけなのだ。
本記事では、「先の不安で交際を終わらせてしまう女性」の行動パターンと、その背景にある思考のクセ、そしてその先にある“本当の結婚への近道”を明らかにする。
「この人でいいのか?」が、いつも頭に浮かぶ人の“思考のクセ”
出会って間もない段階で、「この人と結婚してうまくいくのか?」という問いが頭から離れない。
これは“真剣に考えている証拠”のように見えるが、実は“自分の感情にブレーキをかけているサイン”でもある。
たとえば、初デートでの印象が良くても、2回目のデート中に急に「本当にこの人でいいのかな?」と不安になる。
そして次のデートまでに“気持ちを冷ます理由”を探しはじめる。
・笑いのツボがちょっとズレてる気がする
・食の好みが合わないかも
・住んでる場所が少し遠い
そんな些細な違和感を、どんどん“重大な不一致”として膨らませてしまう。
本来、こうした違いは「少しずつすり合わせていくもの」なのに、それを“解決できない問題”として脳内変換してしまう。
これは、“不安を直視するよりも、避けること”に慣れてしまっている人が陥りやすい思考パターンだ。
気づかないうちに、頭の中では「交際を続けた場合のシミュレーション」と「別れた場合の損得比較」が始まっている。
そして“損しそう”“後悔しそう”という未来予測だけで、目の前のご縁を手放してしまう。
しかも、この思考パターンが癖になっていると、新しい出会いがあっても「また不安になるかも」「今回もきっと何か引っかかるはず」と、先にフィルターをかけてしまう。
結果として、どんな相手でも“完璧ではない”部分を理由に排除し、自らご縁の芽を摘み取っている状態になる。
この状態から抜け出すには、まず「今の気持ちがどうか」に意識を戻す訓練が必要だ。
未来をシミュレーションすることよりも、目の前の人との1回1回の時間にちゃんと心を向けられているか。
それが、本当の意味での“向き合う姿勢”である。
“起きていないリスク”を先回りして終わらせる人は、結局どんな相手も続かない
「まだ何も問題が起きていないのに、終わらせたくなる」 この感情の正体は、“将来への予測による不安”だ。
・彼の実家との関係がうまくいくか不安
・子どもの教育方針が合うか不安
・老後の生活スタイルが合うか不安
でもこれらはすべて、「今すぐに答えが出ない未来の話」である。
確かに将来を見据えることは大事だが、まだ感情も信頼も育っていない段階で“未来の不一致”を理由に判断してしまうのは早すぎる。
「結婚後の生活が想像できないから終了する」──これは一見、冷静な判断に思えるかもしれない。
だが、実態は“交際を深めていくプロセス”を放棄してしまっている。
信頼関係は、時間をかけて作っていくもの。
価値観のすり合わせも、話し合いと経験の中で築かれていくもの。
それを最初から「どうせ無理」「きっと合わない」と決めつけてしまえば、どんな相手と出会っても同じ結末を繰り返す。
また、“想像の中の彼”は、実際の彼よりもずっと悪く描かれている。 未来に対する不安が強い人は、相手の良い面を評価するよりも、悪い面を想像することに時間を使ってしまいがちだ。
その結果、“交際を続けて得られる幸福”よりも、“終わらせて安心する未来”を選んでしまう。
しかし、そうやって“安全策”を選び続けた先にあるのは、「誰とも深い関係を築けなかった」という虚無感である。
慎重じゃなくて“怖がり”。自分から踏み込まないまま関係を終わらせている
多くの女性は、自分のことを「慎重派」だと思っている。
でも実際には、“踏み込んで傷つくことが怖い”だけの人が多い。
たとえば、相手のことをもっと知る機会があったのに、「これ以上会うとズルズルいきそうだから」と自分から終わらせる。
それは“自分の気持ちが追いついていないから”ではなく、“相手に深く入られるのが怖いから”だ。
本当は、「もっと好きになってみたい」「良いところを見つけたい」と思っていたはずなのに、
・傷ついたらどうしよう
・断られたらどうしよう
・違ったら時間のムダかもしれない
という“起こってもいない未来”が、感情の芽を摘んでしまう。
だから、“本当に好きになる前に終わらせてしまう”。
それを繰り返している限り、どんなご縁も本物には育たない。 踏み込まないまま終わる関係に、“深い愛着”は芽生えない。
また、“怖い”という感情を自覚していない人ほど、「この人とは合わなかった」と理屈で終わらせてしまう。
実際には、相手と関係を築いていく中で初めて見えてくる相性や信頼もあるのに、踏み込む前に自分の直感を過信して手放してしまうのだ。
“未来の不安”ばかり気にする人は、“今の感情”を無視している
交際中に何かモヤモヤしたとき、「好きかどうか分からない」と感じたとき、多くの女性は“この先の未来”ばかりを考えてしまう。
でも実際には、「今この瞬間」にどう感じているかのほうが、よほど重要だ。
たとえば、
・一緒にごはんを食べたときに落ち着くか
・LINEのやりとりが心地よいか
・ちょっとした気遣いが嬉しいと思えるか
それらはすべて、“今ここ”で感じることだ。
未来に対する不安があったとしても、今の関係性の中に「安心」や「楽しい」があるなら、それは育てていく価値がある。
なのに、今の感情を置き去りにして、「先の生活に耐えられるか」を勝手にシミュレーションし、“不安の材料”だけで評価を下してしまう。
「今の気持ち」を土台にしなければ、どんな未来像を描いたところで、現実とのズレは埋まらない。
結婚は、現実に根ざした関係の延長線上にあるもの。 “今ここ”を丁寧に感じ取れない人は、どこかで“将来のズレ”に怯え続けることになる。
不安が消えてから動く人ではなく、“不安を抱えたまま進める人”が結婚できる
完璧に不安が消える瞬間は来ない。
どんなに相手の条件が良くても、優しくされても、「でも将来○○だったら…」という想像は頭から消えない。
だから、“不安を抱えたままでも進める人”だけが、結婚にたどり着ける。
たとえば、今の相手に「少し気になるところ」があっても、それを“話し合えばいい”と思えるかどうか。
将来のことが不安でも、“2人で考えていこう”と思えるかどうか。
結婚とは、“問題のない相手を選ぶこと”ではなく、“問題を一緒に乗り越えられる相手を見極めること”である。
「不安だからやめる」は、誰に対しても適用できる。
でも「不安でも関係を築こうとした」経験だけが、次のステップへと進めてくれる。
不安とともに進む経験は、自信に変わる。
そして“共に悩んでくれる人”がいたときに、人は初めて「この人となら大丈夫かもしれない」と思えるようになる。
だからこそ、交際の途中で不安になったときこそが、“本当の結婚への一歩”を踏み出すチャンスなのである。
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