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2025.05.03
IBJ成婚データが示す|36歳男性はお見合い12回で結婚している

(2024年IBJ16,398組の成婚カップルのデータ)
婚活は“運”ではなく“設計”で決まる
結婚相談所で活動している男性の多くが「本当に自分でも結婚できるのか?」という不安を抱えています。
特に30代後半になると、年齢的な焦りも加わり、動いていても成果が出ないと感じることがあるでしょう。
そんな中、IBJが公開している2024年の成婚者データは、婚活の「正解パターン」を示してくれています。
中央値で見て、2024年に成婚した男性は、年齢36歳、在籍期間は約10ヵ月(313日)、お見合い回数は12回、交際した人数は5人、そして真剣交際を含めた交際期間は約4ヵ月(131日)という結果でした。
これは、“特別なスペックを持った男性”だけが結婚しているわけではないという証拠です。ではなぜこの数字のような成果を出せるのか? そこには戦略があります。
お見合い12回=“申し込み50件以上”が前提
IBJのお見合い成立率は約5%
IBJでは、平均的なお見合い成立率は5%前後と言われています。つまり、20人に申し込んで1人とお見合いが組めるペースです。
この数字を前提に考えると、お見合い12回を実現するには、単純計算で240件程度の申し込みが必要ということになります。月に50件ペースで申し込みを続けていれば、半年ほどで達成できる数字です。
つまり「月5件申し込んでるのにお見合いが組めない…」という状況は、行動量が圧倒的に足りていないだけの可能性が高いのです。
成婚者の多くが“量”で打席に立っている
36歳で結婚した男性は、初めから理想の相手にだけ絞って申し込んでいたわけではありません。最初は幅広く申し込み、「どの層から反応が返ってくるか」を見ながら軌道修正しています。
「条件を下げる」のではなく、「選ばれるために、申込先を戦略的に変えている」——これが、成婚者に共通する動きです。
また、実際にはIBJ成婚者の多くがお見合い20回以内で成婚に至っているというデータもあります。
特に短期成婚(半年以内)を目指す場合は、「20件以内で決める意志」を持つことが重要です。お見合いを“無限に続けられるもの”と捉えると、判断が鈍り、交際の質も下がってしまいます。
「条件は悪くないのに選ばれない男」の正体
婚活市場には、「見た目も清潔感があり、年収も安定していて、年齢も許容範囲」という“条件が整った男性”が数多くいます。
にもかかわらず、なぜ彼らが選ばれないのか? その理由は、「印象に残らない」「記憶に残らない」からです。
婚活女性がプロフィールを見たとき、どこかで見たことがあるような内容、どこかで会ったことがあるような写真では、“会ってみよう”という気持ちは湧いてきません。
成婚者の多くは、条件ではなく“記憶に残る要素”を作る努力をしています。
たとえば、自己PR文に「休日は○○のイベントによく出かけます」といった具体的な生活スタイルを入れると、「この人の日常はイメージしやすい」と思われ、印象が残りやすくなります。
また、申込みの際に“自分の希望条件にピッタリの女性”だけを選んでいないかも見直すポイントです。
特に、年齢に関して「30代前半の女性限定」などと絞り込んでしまうと、お見合い成立のハードルが上がってしまいます。
36歳の成婚者の多くは、「年齢差±5歳以内」「少し年上もOK」など、現実的にマッチしやすい層に広げる工夫をしています。
つまり、“条件”ではなく“届き方”と“広げ方”のバランスが、選ばれる婚活の分かれ道になるのです。
お見合い後の勝負は“初動と提案力”
初回デートまでのスピードが鍵
お見合い後、最も重要なのが“1週間以内に初回デートができるかどうか”です。お見合いが終わってから日程調整に時間がかかると、温度が下がりやすく交際不成立につながりやすくなります。
一方で、日程調整に時間がかかったり、「また連絡します」と言って間延びしてしまうと、一気に温度が下がります。デートの提案はスピード命です。
デートでは“未来を想像させる会話”ができているか
成婚者の多くがやっているのは、「一緒に過ごす未来」が自然と想像できる会話です。趣味・休日の過ごし方・結婚後の生活感。こういった話題を、重くなく出せる人ほど、真剣交際に進みやすいのです。
36歳男性が結婚できたのは“考えすぎなかった”から
成婚した36歳男性の多くが、途中で立ち止まらず、行動し続けていたことがわかります。
お見合いが不成立でも、立ち止まらずに次の申し込みへ進み、仮交際が終了しても引きずらずに切り替え、理想の相手にまだ出会えていなくても、とにかく会ってみる。
この“動き続ける姿勢”が、結果として10ヵ月というスピード成婚に繋がっています。
「正解を探す婚活」ではなく、「行動して軌道修正する婚活」を選んだからこそ、10ヵ月での成婚が実現しているのです。
あなたの婚活も“数字”をベースに変えられる
婚活は感情のぶつかり合いでもありますが、数字を使えば冷静に立て直すことができます。
たとえば、月に何件申し込んでいるのか? お見合いの成立率は何%なのか?
どの属性からOKが返ってきているのか?
こうした数値をもとに振り返り、改善していくことが、婚活の流れを変える鍵になります。
この“婚活のPDCA”を回していくことこそ、成婚への近道です。
IBJのデータが示しているのは、「動けば結果は出る」というシンプルな真実。36歳で成婚した男性たちは、特別ではなく、“普通にやるべきことを、きちんとやった”人たちなのです。
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